謝辞
薄弱になって行くばかりの
意思で
君の優しさに
寄りかかったままに
傷つけるのが
怖くなって
逃げたくなって
海沿いのドライブで
別れ話を持ち出した
そんな事して
どうするの?
逆に問い掛けられて
答えは出せなかった
何故なら
結局のところ
それは逃避だったから
当然のごとく
君は泣いた
今まで見せたこと無いくらいに
肩を震わせて泣いた
そうやって
どんなに自分の存在が
比重を占めているのかが
理解出来た
消えてしまいたいと
思う事も
傷を付けて仕舞いたくなるのも
君の思いの前では駄目だと知った
何時でもくれる
労りや安らぎは
当たり前の物ではなくて
それは君が
僕の事を本当に
必要としてくれているから
ならば
僕はどうだろう?
この君が居なくなる事を
考えると
どうしようとなく
不安に駆られ
涙ぐむのは
頭の中がぐらぐらして
何も手につかなくなるのは
偽りの表皮の皮を
破り投げ付けてみれば
一番最初に思い浮かぶのは
君の笑顔で
次に浮かぶのは泣き顔で
その次もその次も君で
君が溢れて止まらない
あぁ
僕は君が愛しくて
堪らないんだ
ならば
生きると言う事は無意味じゃない
何をしても上手くやれない
けれども
君の好きな僕にはなれる
そしたら
君に言葉をかけられる
笑顔を贈れる
手を握って居られる
最大級の想いでもって
君に接してやれる
そしたら
君は隣に佇んでくれる
不協和音の鳴る
嵐の中でも
晴れ渡る青空の時でも
思慮深く
いつも通りの優しい笑みで
「信じてる」って
口にしながら
だから今日も
きついけど生きて行ける
君が壊れない為に
僕が壊れないために
君に感謝をしながら
絵空事
深海に浮かぶ
プランクトンみたく
自由になれたら
良いのにな
晴れ渡って
青すぎる空に
嘆きながら
僕は願う
公園を独り散歩
何も手に出来ないまま
多分
今日も終わるんだろう
日ごとに増してく
暑さのせい?
少しずつ
思考が溶け出して
雲の切れ間を見て
何故か泣きたくなる
瞳を閉じ
波間に揺れ
深く沈んで行けたら
光にあえぐ
僕は息苦しく無くなるのかな?
君の好きな歌
戦慄きを抑え
独り君を思う
太陽は心地良さげに
辺りを
照らしている
底知れぬ
不安は居ないからじゃ無くて
始まりの次に待ち受けるのは
終わりだから
それでも
すがってしまうのは
其処にいち るの
望みがあるから
夜が来れば
また訪れる
嫌悪感も
温もりがかき消してくれる
だから
また次の朝を待つ
君の好きな歌を歌いながら