声迷線の彷彿線 どこ行き? -38ページ目

夏休み


入道雲を見てたら
綿菓子を食べてる
君を想像して
そして浴衣を
嫌がった君を
思い出した

来年も夏が来る
君は笑っているだろうか

一緒に笑えると良いな

エゴイスト


そういえばさ
最近バカンスに
行って来た
友達が言ってた

「自転車は良いよ
最高のエコの
乗り物だよ」

そのくせにさ
帰って来たら
マイカーで
通勤してるの
見たんだよ

全然
エコなんてしてないじゃん

そりゃ
ペンギンだって
空を飛ぶよ

僕だってさ
大層な事
言えないけどさ

出来ないんなら
やらないんなら
最初から話するなんて
ナンセンスだってんだよ

神様だって
びっくりだよね
お月も丸いし

僕はただ
君がいれば充分なんだよ

そう
エゴイストさ

クレヨン


手に触れた物は
鼠色のクレヨン
これから何を
書こうかな

下書きも
そこそこに
描いてゆくから
たまになだれて
しまうのかな

塗りつぶして
しまえば
楽になれるのに
それをしないのは

そこに
まだ希望的な
観測があるから

最後の一点は
大事に取っておく