声迷線の彷彿線 どこ行き? -183ページ目

熱のち浅眠時々曇り

躰に纏りつく微熱が
闇雲に不透明さを
後押しして

やけに奇麗な発色の
亡霊を
朦朧とした意識の中
見せつける

浮き足立って
腕を伸ばし
乾いた手のひらで
さらえば

まるで
蛍の群れの様に
散らばって消える

宛ての無い手紙を
書いた時と同じで

少しだけ重い
虚しさを抱えて過ごす
ありふれた午後に

55T

greyの雲の行き交いも道行く人の賑わいも

今日の僕には
行方知れずで

うねる波状の音階も
鼓動揺らす振動も

今の僕には
耳障りがする

軽くtripしてる
アタマ…
鎮痛剤を飲んだら

ぼんやりした隙間から君が見えた気が
したんだ

Leefを砕いてく様に
集中線を描いて

蒸気の中へ
思考を括らせる

そこで
出来上がった物は

猫舌専用
紅いtrinity

隠し味は
妄想仕立てで

Ilumimathionは
輝きを増して

光の輪の中で
waltzを躍る

踏みっ放しのままで

静かに横たわる
月を眺め
淡い漣に
耳を澄せば


白い砂を裸足に
抱かせて
星を仰ぎ
想いを馳せる

延々と…
永遠に続く様な
足跡を残しながら

紺碧と群青の
堺目を探す様に

上から下へ
下から上へと

流れる雲が
隠して終わないうちに
冷たい銀の風
身に巻きつけて

生命の輝きを
宿す海に
生命の終わりを
告げる宙に
重なった蒼さに
火を灯して
密かに燃えよう