声迷線の彷彿線 どこ行き? -182ページ目

静寂の丘

夜は今…眠りの
丘に横たわって

静かに星を眺めてる

僕はそれを
意識しながら
只、腕を伸ばす
あの月に向けて

無限に広げる
そらの向こうに沈む
群青の帯は

何処までも
果て無い
想いと同じで

緩やかな目覚めの
時を待つ
風に逆らう事せず

在るがまま
離さない心地を

在るがまま

砂の星屑

頼り無げに光る
星灯 見つめて
小さく願いを
かけた

ゆらゆらと躍る
影引き連れて

指先を天へかざして
辿っていけば
ガラス玉
砕けて散った…

降り注ぐ星の雨
滴を掻き集めて
届けたい

嘆きの雨が
訪れる前に

やがて いつかは
砂へと消える
物だとしても
構わない

今は
この煌めきに
身を寄せてくれたら

ただ それだけで
報われると思うんだ

99の島と影の無い足跡

白く渦巻く
モヤをぬけて
清々しい雲に
流されよう

小高い丘の上に
腰を降ろして
銀色のうねりへ
目を奪われたいから

ここでは少し
時間を止めたままで

穏やかな
ただ穏やかな
風に吹かれて

咲き誇る色も
愛でる花も
ここには無いけれど

もう少しだけ
ここにいるよ
雨が降り出しそうに
なるまではね

ねぇ 良いでしょう?