声迷線の彷彿線 どこ行き? -152ページ目

DiVER´s HIGH

逆立ちをして
星を足元に置く
ざらつく偽物の
大理石の地面は

滑る様な汗をかいて
頭をぐらつかせる

引いて行く血の気が
遠く思い馳せるのは
和音を掻き散す
三日月の声

孤独が数を
増やしていく
満たされた鼠の様に

支配しているのは
誰だ?
差配されているのは
誰だ?

飢え続ける獣には
成れず
産み続けていく

暗さを焼き付けて

赤裸の心

貴女に逢いたい
彼方で逢いたい

何処かで擦れ違い
交わる事も無い

雑踏のなかで
滴る影を
幾ら踏み付けてみても

吸い上げられる
真実の向こう側
体液だけを
落としてたから

空っぽに鍵を掛けて
背中に忍ばせて

裸の心を
嘘で固めるから

澱み無く続く儀式
全ては虚実の底で

醒めても
醒めても
醒めても

未だユメのまま

これ以上 もう
どうしようも無いから
ただ檻のなかで
繋がれて果てるだけ

これ以上 もう
救われ無いなら
喉 枯らして
金切声 あげるだけ

なの…?

貴女も僕と
何ら変わり映え
などしない……

清しい気持ち

久方ぶりに
のどかな朝が
訪れてくれて

烏の伸びやかな
啼き声に照らして
じんわりと躰を
ほぐしていく

鈍さは相も変わらず
重くのしかかるけれど
心のうちは
とても晴やか

何も無い
静かに沈むと
云う事象を
暇のまま暇つぶし

羨む様な候に
ハレルヤ

呟く