声迷線の彷彿線 どこ行き? -133ページ目

孤独の論理

晴れ渡り
奇麗な空の亀裂

嬉しいのか?
悲しいのか?
やけに鳥が囀ってる

謳歌する
この小春日和も

侘しいのか?
淋しいのか?
刹那に心ぶら下がる

逢えないから
孤独なんじゃない

海馬を働かせれば
少しの妄想
脚色された
君が見える

ただ そう…
僕の強がりの前頭葉が
飽和して行く
情緒と衝動性を
半ば無理矢理に
抑えこんで

投げかけてみたい
恋ってヤツを
また君へ渡し損ねた
僕の弱さに虚勢を張って

孤を描く行為に
苛まれると言う
この限界値が

独りきりの現象を
作り出す要因
なんだろう

そんな事を
繰り返し考えながら

動きようも無い
現実と
動かし難い
感情の狭間を

取りあえず
文字で綴り埋める

取り付く島も無いから

過去形に居る過呼吸

ソファにへばり付く
シロップの様な
純度の高い
不快指数の靄燃やして
くだらない
ぶつけ所無い
この重み
早く退して

何故だか
今日は笑い過ぎて
酸素の巡りが
悪いようだ

瞳が人見知りして
見えるものが
マワッてる

少しハイな時間帯

だけども
息が苦しくて
脳はNOだなんて
宣わってる

かなりローな貞操帯

泥塗れになった
綿菓子が張り付いて
喉が焼けてしまうから

有りっ丈のちからで
押さえ付けたんだ

そうしたら
明るい未来と
曖昧な意識を

この先の何処かで
落っことして
しまったようだから

早く この過呼吸
止まってくれ

むしろ いっそ無呼吸に
なってくれ

うさん臭過ぎる
押し売りの
おためごかした
幸福論より

よっぽど 僕は
幸せになれるから

SQUALL

日捲りになった未来を
三分間で詰め合わせて
見失った視界は
風が掻き回して行った
朝焼けを
想い過ごして
そのまま夜を
通り抜けたら

赤い眼を凝らして
揺れるのを見てる

何もかも
壊してしまうくらいに
激しく降り頻れ

眩しい残像を
焼き付けて

朧気になって行く
輪郭を撫でて
消え去る前の瞬間を
この掌に捕まえて

凍えた色を彩って行く