子どもは未来❗️全ての子ども達の命が尊ばれ、夢と希望を持って育つことが出来る社会を築く為に「ソーシャルワークと子どもの権利条約勉強会
”大人のフリースクール”】

先日の祝日は、「放課後倶楽部・大人たちのフリースクール」と題して、オンラインでソーシャルワークと子どもの権利条約勉強会が開催されました。

コロナ禍で、オンラインでの勉強会の機会が広がり、子どもに関わる皆様と、地域や職業を超えて繋がる事が出来る機会は、とても貴重で、各地での素晴らしい取り組みを沢山教えて頂く事が出来ました。

増加の一途を辿る児童虐待。社会的養護の必要なお子さんが増えていますが、日本ではその8割が施設で育ちます。

家庭適養育の大切さ、松本素子さんは、「ライト級の里親制度」を提唱し、子育てに関わりたい安心安全な大人が地域の子ども達を育てる取り組みの必要性をお話しいただきました。

東京都でも、【里親】の拡充を目指していますが、ハードルは高く、中々家庭的養護が増えない中で、ファミリーサポート制度の発展形として、親以外の第三者と関係を作っていく事で、社会への目が開くという事。
こどもと学習したり、寄り添い支援、買いものなど、
集団として扱われるのではなく、社会的養護の必要なお子さんだからこそ、【大切な存在である】という事を、一対一で伝える養育の場が求められていると感じます。

地域の愛ある見守り
地域の愛ある見守りの拠点
地域の人々の出逢いの場
文化の拠点

ハウスのコンセプト こども・若者ファースト
子供の意見を尊重する居場所づくり。

社会的養護のこどもは、頼れる大人がいないので、
18歳以降も、いざという時に、いつでも戻ってこられるような、自立迄の伴走型の居場所の整備を、
空き家の活用も視野に入れながら、整備していかれたらと願います。

また、児童相談所や福祉職の方も参加される中で、
職員の立場として、
公務員全体の職員数の削減の動きの中で。
児童相談所の仕事の仕方。
基本的な、都民・市民が、自治体の事業を理解するワークショップの必要性。

基礎自治体の職員さんは、数年ごとに担当を変わってしまう事の問題点。
「専門性が定着しない」との指摘の中で、行政担当者の癒着を無くすために、ゼネラリスト公務員が多い現状がありますが、対人と向き合う職場においては、じっくりと専門性を育てる視点も重要だと感じます。

また、「新ビジョンで、これから里親を増やす方針が示されたが、それを管理するのは大変だと思う。
里親会はあるが、一つじゃダメ。複数あって、選べることが大事。
もっと密に、児童相談所の職員と里親との心の交流が、とても重要。」と、

子どもの未来、日本のみらいのことを、何とかしなきゃいけない!と
想いを共有する皆様と、
子どもの最善の利益を追求する社会的養護の在り方、児童養護施設の在り方、
コロナ禍で、困窮する子どもも大人も逃げ込めるような拠点の必要性など、

子育て支援に携わる多くの皆様と意見交換をさせて頂きました。

朝から始まったオンライン勉強会(一度出かけて戻ってきたら)なんと21時迄10時間の熱い時間🔥

フィナーレは、日野市で子育て広場を運営する「もぐもぐ」の粟澤さん、

お子さんを亡くしたお母さんのコミュニティを運営する和カフェの河原由美子さんも参加され、

こどもの権利条約・こどものソーシャルワークについて、みんなで情報交換できるような、横のつながりを作る場は、とても大切だと感じました。

主催して頂いた元木美沙さん、おおたっ子の鈴木さん、貴重な機会をありがとうございました!

大田区でも、子どもの権利条例【おおたっ子条例をつくる会】で話し合いを重ね、東京都では「東京都こども基本条例」に向けた動きがあります。

誰一人取り残さない 全ての子ども達の命が尊ばれ、夢と希望をもって育つことの出来る社会を築いてゆく為に!取り組んで参りたいです🌈