いつの間にか 降り出した 静かな雨は

車のフロントガラスに 

無数の水玉模様を 作っていた。

私たちは 知らない間に

水玉の箱の中に 閉じ込められていたみたいね。

水玉模様の向こうの 夜の空を

色んなものが飛んでゆく。

低く飛ぶ飛行機やら

点滅したUFOやら

昼間 

誰かが落としていったパラソルやら

ここが 

海の底だったらいいのにね。

私たちは お魚で

水面に光る 水玉模様を 見上げている。

きれいだね と 笑いながら

体に映った 水玉の影を数えあっこしよう。

海は 広くて 時はゆっくり流れているから

この場所を きっと

誰も 気づきはしない。

誰も 

私たちを

捕まえたりはしないから。


高校生のころ 好きだった男の子に 告ったことがある。

長いこと好きだったので

友達を通じて 告白した。

 「ありがとう。」と

あいまいな 返事をされて

映画を 見に行く約束をした。

約束した 土曜日の日まで

私の努力は すごかった。

まず お小遣いをはたいて服を買い

ダイエットをし 

「これで男の子は あなたに夢中!」

みたいな雑誌を 読破し

準備万端で望んだのに 

その日

私は 映画館に行かなかった。

緊張のあまり おなかが痛くなって

手足が冷たくなって ふるえて

服のボタンをとめることも出来なかった。

 しばらくして

一人映画館に行ってみた。

暗い映画館の中 私が座った前の席に

ふと見ると 彼が一人 座っていた。

声をかけようかと 緊張する私を 拒むように

彼は 映画の最初から最後まで

一度も後ろを 振り返らなかった。


身動き一つしなかった彼

彼は 私が後ろにいたことに 気づいていたのだろうか。

それすらも 確かめることが出来なかった。


いまなら
 
もっと 素敵な言い訳をして

彼を 振り向かすことが出来るのに

ただ あのときの想いでは

あたたかい春の日のようで 優しいかぜのようで

花の歌なんか聞くたびに

思い出すのです。





そういえば うちの愛犬ボルも カレーライスが 大好き。
 
たまねぎをぬいた 薄めのカレーを 

少しのご飯の上に のせてあげると 

お皿まで きれいになめて

おかわりが欲しそうに おなべをじっと 見ています。

彼は ほかに シチューも チキンも 大好き。

でも 体に悪いかもしれないので

少ししかあげられない。

だから 

彼はいつも物足りなそうにお座りしている。

好きなものは たくさん欲しいよね~

好きな人にも いつも会いたいよね~

好きなことばかり ずっとしていたいよね~

うれしいことがあると すぐに尻尾を振って

悲しいことがあると すぐに丸まってしまう君
 
老成って言葉を

君は 知らないのかな~

でも 誰かに 

似てるよね~~叫び

私は 結構 楽天家なのかな~

嫌なことがあって暗くなると

お日様の光が 恋しくなるし

悲しいことがあると 

体に染み付いた垢を落とすみたいに

洗い流してしまいたくなる。

光を あびながら

風に揺れている木の葉の音や 
 
どこかで 小さな命たちがはじけている 

きらきら輝く音を聴こうと

耳を澄ましてしまう。

悲しいことも 覚えておきたいと思う。

悲しみの底には 優しい川が 流れていると思うから


でも ずっと そこに居たくはくない。

窓をあけて 音楽聴いて

もう 笑いたい。






 




これ 良すぎて 友達のブログからパクリました。

ブログしばらくお休みしようかな~

そう思っていたのですが…

彼のブログを見て 書きたくなりました。

悲しみっていうのは

突然 やってくるものらしいです。

私は ほんとに間の悪いやつなのでしょう。

酔いまくって 

自分のことばかりぐだぐだ言っていた

この前の夜

いとこが なくなったのです。



なんということ

私は 酒飲んで 大笑いしてたのに…

馬鹿騒ぎしてたのに

しかも 私に遺書までのこしてくれて

かなり

落ち込んでいたのですが

今日 いいことがありました。

父の誕生日だったのです。


「生きていたら悲しいこともあるけれど

 こんな うれしいこともある。」

不謹慎かな 思って差し出したケーキを

そう言って父は 喜んで食べてくれました。

とっても うれしかった。

そして 

彼の遺言

後悔なく生きなさい。

私の人生の

大切な大切な言葉にします。

年の離れたいとこは  

ちょっとさびしがり屋で ぶっきらぼうで 無口で

優しい目をしていました。

明日は 彼の旅立ちの日に ふさわしく

いい天気で

夏日らしいです。


ありがとうね~

またいつか 会いましょうね。






















私が 子どものころ 住んでいた家の近くには

パン工場があった。

工場なので 包装はいい加減だけれど

安くて 作りたてのパンは香ばしくて

土曜日のお昼は 買いにいかされた。

ビニール袋に 無造作に入れられた焼きたてのパンは

おいしかった。

それに いつも パンを 多めに入れてくれた。

特に 弟が買いに行ったとき

弟は 目がきらきらして 可愛らしかったので…

兄が買いに いっても

形の悪いメロンパンが 余分に入っていたりした。

兄は 利発そうだったので…

でも 私は なかなか そのおまけが もらえなかった。

女の子なのに…

たしかに 人見知りの激しい子だったのではあるが

私のどこに おまけがもらえない理由があったんだろう。べ

おしえてくれない?ビックリマーク

たまに 過去に戻って 納得いかなかったことを

聞いてみたいことがある。

(別に しつこい性格と言うわけではありませんよ~)

だって、あのおまけのパンがもらえてたら

私 

もっといい奴になってた気がするんだも~ん。m(_ _ )m

人の心って 波のようだと思う。

よせるたびに 強さや 形が違う。

大きな岩に ぶつかって こっぱみじんに 

砕けてやろうと 思う日もあれば

さざなみになって 揺れていたいと思う日もある。

どこにあるのか 姿の見えない 

心ってやつに

ずっ~と 一生振り回されて

向かい合って

つき合いつづけなければならない。

面倒くさいと思う日もあるけれど

でも

だから

目に見えないものを 信じたいと思うし
 
探したいと思う。

きっと そこに 大切なものがあるよと

体のどこに 存在するのか

わからない心が

私を 支配して

耳元で 念仏のように

ぶつぶつ言ってくるのです。

おやすみ






県立美術館・博物館での バレンタインライブは 

ちょっと 良くなかった。

連絡ミスで リハーサルができなくて

ぶっつけで やってしまって

高い天井と 広いスペースに 音が完全に回っていた。

でも お客さんも 多くて 最後まで聞いてくれて

反応も 結構よくて 喜んでくれて

少し 気は楽にはなったけど。

時間が経つにつれて もう少しいい方法はなかったかとか

やっぱり 練習量や実力が 足らんのか

などと思い悩んでしまう。

色んな問題は 考えていくとして

最終的には 自分の作った曲がいいのかなということ

でも 私

悪いと思えないんだよね

自分の曲は 良いと思う。おもうぞ~

力があるとおもう。おもう!

みんな 自分の曲はそう思うのかもしれないけど。

でも そこだけは 信じているんだよね

何事にも不安の多い私が そこだけは

譲れない

だから リベンジライブ やりま~す。

私の曲 いいんだよ~

だから きいてね~!

人は 狭い空間の中でも 

誰かを愛することができるし

語ることも出来ると思う。

変わらない日常の中でも 傷ついたり

立ち止まったりして

空を見上げて ため息をついたりする。

かすんでゆく道を見つめながら

私って ほんとに存在してると

不安になったりして…

そして ただ 何も考えず

誰かの手を 握り締めていたいと願う。

暗い海に漂いながら 

自分を見失わないように

必死でつかまるものを探すように

風に おされて 

吹き溜まったように

寄り添える場所を 探したりする。

そんな愛は哀しいかい?

そんなこと 聞きたくなるような

曲ね~~









母のカレーには 銀杏と鶉の卵が 入っている。

子どものころから いつも そうだったので 

入っていないカレーを見ると

つまらない気分になった。

お肉のほかに 銀杏や鶉の卵は 楽しみが倍増で

宝探しをしてるようで 楽しみだった。

今も 私が忙しそうなときは

作って 送ってくれる。

実は 今日は そのカレーを食べました。

久しぶりのカレーは やっぱり甘かったけど

おいしかった。

昨日も 母が作ってくれた てびちと野菜スープでした。

風邪をひかないように 
 
それも 作って送ってくれたものです。

ちょっと きびしめの母が 少し苦手なのですが

手料理を食べるたびに

心がちくっと ほんの一瞬 痛みます。

私が いないとき 娘たちが 私の曲を 聴かせたら

母は泣いたそうです。

いつも ちょいとふてくされ気味の私は 

不思議な気分です。

もう少し 優しくて 出来のいい娘だったら…

そう思っているだろうなと 

思っていたので…

これから ちょっと

心 入れ替えようかと

銀杏と鶉の卵入りのカレーを たべたべ

もぐもぐ

考えたのですが 

やっぱ や~めた!っと


おしまい!