昨晩は あんなに強気で 眠りについたのに
嫌な夢を見てしまった。
夢の中で 私は必死になって
えだにしがみついてぶら下がっていた。
しがみついた枝が だんだんたわんできて
私は その枝の細さに 頼りなさに
気がついてしまって
その枝を 自ら離してしまった。
落下しながら 目が覚めた。
あの枝は なんだったんだろう。
私が しがみついていたものは…
もしかしたら あの枝は 自分自身だったのかもしれないと
思えてきた。
頼りない手で 頼りない自分にしがみついて
不安と 腹だたしさで
手を離してしまったような。
落下するのも 飛ぶのも
私には 同じことのような…
弱気と強気が いつも隣り合わせの私は
弱音をはきながら
強気になって 闇雲に飛んじゃうのです。
そういえば 一昨日の夜 満月を見た。
女は 月を見てはならない。
とくに満月は…
今にも 落っこちそうなほど まん丸のつきを見て
私は きっと飛んだのね。


