3日夜9時すぎからNHK第33回古典芸能鑑賞会 をテレビで。

■第1部 邦楽・舞踊 <色彩東西六佳撰> いろとりどりとうざいろっかせん

  ◇筝曲・河東節掛合「 熊 野 ゆや

  ◇京舞「信 乃しの」―八犬伝・つぼみ八房やつふさ

    (舞) 井上八千代

  ◇「三枚続廓賑さんまいつづきくるわのにぎわい
   「浅草太鼓」浅草連中、「博多みやげ」博多連中、「江戸の粋曲」新橋連中


■第2部 歌舞伎 土 蜘    尾上菊五郎 他


井上八千代さんの舞、浅草・博多・新橋の芸者さんのお囃子や踊りを堪能。井上八千代さん、すごいですねぇ。そして、「土蜘蛛」も一気に。

続けて、0時20分から「芸能花舞台 」。

吉田玉男 さんが9月にお亡くなりになって、今夜はその舞台を。

Mは「週刊ブックレビュー」を見たそうでしたが、もう止まらない。


▼『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』城明渡し(しろあけわたし)の段

大星由良之助:吉田玉男
▼『心中天網島(しんじゅうてんのあみじま)』河庄(かわしょう)の段
治兵衛:吉田玉男 小春:桐竹紋寿(きりたけ もんじゅ)
▼『曽根崎心中(そねざきしんじゅう)』天満屋(てんまんや)の段・天神森(てんじんもり)の段

徳兵衛:吉田玉男 お初:吉田簑助(よしだ みのすけ)


ながいこと、文楽を見てませんでした。

それぞれ少しずつでしたが、それだけに見せ場、山場を厳選して放映してました。

ものすご~~~く、よかった・・・・・・。なんとも、よかった。

惜しい方がお亡くなりになって、としみじみ思った。

録画しておくべきだった_| ̄|○

でも、さっき見た「城明渡し」の由良之助と、「心中天網島 河庄の段」の治兵衛と小春は、一生忘れないかもしれない。忘れないように、ここに書いた。


            不倫する 1-2

                                                       1-1

 結婚以来、あなたは正月をこの家で過ごしたことがほとんどない。夫の実家で過ごすことが恒例になっていた。夫と二人の子供と四人だけで正月をすごすのが、あなたのささやかな夢だった。しかし、そのささやかな夢を実現させるために、あなたがなにかを言ったりしたりしたことがなかった。あなたの希望は夫に理由を問いただされるか一笑されるかのどちらかだろうし、夫という関門を通過しても夫の両親の機嫌を損ねることは眼に見えていたので、言い出さなかったのだ。これから長いつきあいになる人たちと事を起こすのは面倒だ、夫は一人息子なのだから仕方がないと、あなたは思っていた。自分に言い聞かせているが、納得していない。そして、あなたは納得していないことに、全く気がついていなかった。

初めて正月を三鷹の家で過ごすことになったのは、三年前、息子の中学受験直前の年だった。夫の両親は孫の中学受験に熱心で、正月も塾通いがあるからといえば、あっさり恒例の例外を認めた。三年後の今年は、娘の中学受験直前にあたるので<恒例の例外>が再び認められたのだった。

もともと子供の中学受験に、あなたは積極的ではなかった。息子が小学四年生になったとき、既定のこととして受験準備を促したのは夫の両親で、夫も同意見、あなた一人が早生まれの息子を受験勉強に追いやることに反対した。三人はあなたの反対ほとんど耳に入っていないようだった。まるで乳母かお腹様のようだと、あなたは思ったものだ。

あなたをわがままな娘として育てた実家の両親は、孫もまた元気で素直にさえ育ってくれればよいと願うだけだったので、あなたにとって夫の両親は不可解な人たちだった。不可解は不快につながり、不快がつのって今では憎しみの感情が芽生え、あなたの中で繁殖している。あなたはそれを認めてはならないと、身体の中にあるパンドラの箱にしまいこんでいる。あなたは実によい嫁だ。
 

一月二日、あなたの夫は鎌倉の実家へ、息子はサッカーの練習に、中学受験を控えた娘は朝早くから塾通いだ。最後に夫がマンションの鉄のドアを閉めたとき、あなたの張り詰めていた気持ちがゆるんだ。

この家での二度目の元旦と二日の朝を、あなたはなにくわぬ顔をして過ごした。受験生の娘に風邪をひかないように気をつけようね、と母の顔をして言い、鎌倉の実家には娘の受験で勝手をしますとよろしく伝えておいて、と妻の顔で言い、サッカーの練習がお正月にもあるのね、と母としてにっこり笑う。その隙間に、あなたの心臓がなにかに鷲づかみされてドクッと音をたてる。あなたはその音を聞きながら、いつか次第にこの感覚が遠ざかるだろうと思う。それでよいと思いながら、あなたは本当はそれを望んでいない。

あなたは元旦の夜、夫の隣で眠らなかった。今夜もそうするほかないと、あなたは思っている。夫のそばに行くことを、あなたは恐れていた。心の変化を知られてもよいが、その理由を知られることを畏れている。夫が鈍いのか鋭いのか、繊細なのか神経が太いのか、十六年も一緒に暮らしながら、夫のことがよくわからない。わからないから恐く、わからないから用心する。とても下手な用心だ。いつものようにふるまうのが一番よいということに、あなたはどうして気づかないのか。気づいてもそれができないほど、あなたは会ったことがない男に惚れたというのか。なんと幼い。

昨夜は、玄米御飯にさつま芋を入れた。炊き上がったら、バターを少し。

Mは仕方なく食べ(>あ~たの健康のためでございますわよ)、

わたしは意外においしいものだと感心しながら食べた。

そして、言いました。

「これでいつ戦争になっても大丈夫」(x_x)☆\(-_-メ)チゲェダロ

太平洋戦争末期はそんなのもダメだったようですね。って、そもそもバターが無理じゃん。


言ってから、ふと、わたしはあのドラマ、「芋たこなんきん 」に妙に毒されているのではないかと思ったのでした(^o^;)

昨日、ぐっときたセリフは、少女時代(戦争中)の主人公の従兄が言った「知識がないと愛されへん」(主旨)。なにかについて深く知らなければ愛することはできない、というような意味でございます(自明の説明をするな)

Mには玄米御飯とさつま芋について、もう少し深く知ってもらいたいと思うのでございます(-。-;)

昭和33(1958)年の婦人雑誌で、故中村歌右衛門※のエッセイを見つけました。

※六代目中村歌右衛門(ろくだいめ なかむら うたえもん、大正6年(1917年)1月20日 - 平成13年(2001年)3月31日)戦後を代表する歌舞伎役者。生涯を通じて歌舞伎、それも女形に専念し、戦後の歌舞伎界に最高峰として君臨した名優。名実ともに当代随一の役者であった。歌舞伎・舞踊以外の演劇活動は行わず、映画やテレビドラマに出演することもなかった。 wikipediaより

原稿用紙10枚ぐらいの分量で、「妻の死に舞う浅妻船」というタイトル。浅妻船 」は舞踊の題名です。

舞台のため、妻つる子の死に目に間に合わなかった歌右衛門のエッセイなんですが、冒頭はこんなふう。


 つる子。つる子はとうとうあたしを、ひとりぼっちにしてしまった。


わぁお、イキナリですか。大向こうから声がかかりそうな新派※風冒頭でありまする。

※新派=旧劇すなわち歌舞伎に対し当代の世話物を演ずる演劇 。川上音二郎らの壮士芝居から始まり明治中期より盛んとなった。演技・演出ともに歌舞伎の影響が強く、歌舞伎新劇との中間的な性格をもつ。女形を使い、当たり狂言 には花柳界を背景にした人情劇が多い。 「はてな」より


 厳しい芸の世界では、舞台にいるときは親やこども、女房の死にめにも会えないことは、当然のこととされている。でも、つる子が駄目なものなら、なんとかしてひと眼会いたいと念じるあたしは、昼の部の「桂川連理柵」のお絹が終ると、耳についた白粉もそのまま、昼と夜の休憩時間に、宇田川町の自宅に飛んで帰った。

 あたしが、時ならぬ時に帰ったので、あのときのつる子のうれしそうな顔。お互いの魂と魂とがほんとうにふれ合うときのよろこび・・・・そういうよろこびの前には、涙や悲しみはまったく姿を消してしまうことを、あたしは今度はじめて知った。


全編新派してるぅぅ。歌舞伎役者が新派してるというのもおかしいのかもしれないけれど、役者の舞台と妻の死の間際といえば、印象深いのが、新派の名女形花柳章太郎の映画初出演作「残菊物語」。その記憶がどこかにあったせいかもしれません。


歌右衛門の一人称は「あたし」であったことは、昔見たテレビのインタビュー番組で知っていました。そのとき、この人は舞台の外でも女形らしいんだ、とつくづく感心したのでした。(いま、こういう感じに近い女形は坂東玉三郎だけのような気がする。といっても玉三郎の一人称はたしか「ぼく」だったような・・・・・・)


ああ、話がそれました。引用箇所だけではあまりわからないんですが、女形にして夫、そしてぜぇんぶ隅から隅まで歌右衛門、というような内容、文体でした。

歌舞伎ファンがリアルタイムでこれを読んだら、もうもう涙にむせんだことでありましょう。




さて、夕食後、

めったにこんなことはしないんですが、「今日の感動」とか言ってコピーを見せたら、Mは数行読んでヒトコト。

「誰か書いてるよぉ。普段、文章を書かない人はここまで書けないよぉ」。

えぇっ! もう、人の感動を・・・・・・と思ったけれど、だんだんそんな気がしてきた。

誰かが書いたのかなぁ、と思うと、ひらめくのはあの人、川口松太郎。

うん、このエッセイは個人的にも親交があった(と推測できる←ヤマカンだ)川口松太郎という可能性はおおいにあるな、と、独断に満ちたことを思いました。

それぐらい、文章全体が歌右衛門していました。見事でした。

この間、お手軽スキンケア見つけました という記事のコメントで、りらさん に教えてもらった簡単かつソフトなスキンケア。

お試しセットを注文したらすぐに来て、すぐ試してみて気に入ったので、昨日、普通サイズ を注文しました。

ベビーオイルはずっと使ってるけど(効果ありますね)、やっぱ一日一度は油っぽさをすっきりかつマイルドに落とせるものが欲しくなったから。←ほんたうに節操がないよ(^_^ゞドモドモ


cosme

お試しセット 上から(各10g)

ピーリングゲル
 とってもソフトだった。2-3日に1回

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 化粧落としも洗顔も

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 洗顔のあとはこれだけというのが何よりヨイw

 しっとりすべすべ気に入りました



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クリスマスマーケットブログスキンをX'mas仕様に変えてみました。

 

写真は、ドイツのルードヴィヒスブルグなんだとか。


現代俳句でも探さなきゃ似合うのがなさそうと思っていたんですが、


今夜は朦朧。その元気がない・・・・・・・。っと、そうだ、


ドイツといえば森鴎外「舞姫」ぢゃん!(←た、単純)ということで、


舞姫のエリスはマフをしていたかどうか記憶にないんですけど、


例によって手近な「季寄せ」から、ちょいと古典な洋風の恋の色?


    手とればマッフに雪の花ぞ散る  知十



うちの中のX'masの支度も、うわぁ、年賀状も。うわぁぁぁ・・・・・・。


 

第18回ファンタジーノベル大賞 大賞受賞作。新聞広告の絶賛に半信半疑のまま読み始めましたw



冒頭から、いいですね!

春風駘蕩という四字熟語をこの小説が具体的にした、という感じです。

ほわぁっとね。

おっとりのんびり、而して恋愛かつ大冒険譚というところが、なんとも楽しい。

ラストもじぃんと、とってもよい。



帯のコピーがふるってました。

辛辣な美少女仙人と弱気なニート青年が、天地陰陽をひとっ飛び!

今年のワタクシ的腰巻大賞候補(^o^;)でございますよ、これは。



この小説のタイトル関連で、ちょっと本文陰陽ぢゃなくって引用。

「名乗っておかねばなるまい。姓は僕、名も僕、字(あざな)はそうだな、野人とでもしておくか」

「僕僕?」

 真面目な顔をしてからかわれているのかと彼はあっけにとられる。

だから、美少女仙人の一人称は「ボク」なんですぅ。

でも、白い長い顎鬚のいかにも仙人の姿にもなれますぅ。←これじゃ恋愛しにくいっす。

なお、時代は唐、楊貴妃の色香に迷う前の若き玄宗皇帝の時代。

時代背景などは最小限しか書いていませんが、ちゃんとするところはちゃんとしてるのが、この小説のもうひとつの魅力なんだろうと思う。


中国ものの日本文学といえば、漢字がいっぱいで文章が硬いという印象がありますが、そういうイメージを払拭する桃源郷的ふんわり感です。




余談:連想本

○このファンタジーノベル大賞の第13回優秀賞受賞作『しゃばけ 』(畠中恵)は江戸物ですが、『僕僕先生』は中国版のああいう(←知ってる人しかわからんじゃん)テイスト、といってもよいかな。でも、優秀賞と大賞の差はあるかも。

 しゃばけ  



○中国、唐時代を舞台にしたエンタメ近作では、『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 』(夢枕漠)も面白かったですが、向かうべき魑魅魍魎とかnnnといったものに『僕僕先生』は逆ベクトルから迫ると言う感じ。

      沙門空海唐の国にて鬼と宴す  

わたし、巻ノ三半ばまでしか読んでなかった(^o^;)



          不倫する 1-1



 通風孔へ、ごぉっと音をたててダイニングの空気が吸い込まれていく。あなたは換気扇の下で煙草を吸っていた。除夜の鐘の音が、空気の流れに逆らって家の中に入ってくる。家族はもうみんな眠っていた。

 遠くから聞こえる鐘の音にしばらく耳を傾けていると、唐突に思った。

(惚れたのか、あの人に?)

 まさか、と笑えないことに気づいて、あなたは狼狽した。それから、何度も否定しようとしたが、焦れば焦るほどアノヒトニホレタことが事実になってしまうようだった。コマッタとかソンナハズジャナイとかいう声があなたの中でいくつも聞こえ始めると、それはどんどん事実になった。うろたえながら、もう後戻りできないような強さで、アノヒトニホレタと、あなたは思う。

(だって、会ってないんだよ。一度も、あったことがないんだよ)

 冗談じゃない、一度も会ったことがない人に。

(わたしには、夫がいる、子どもがいる)

 そう、あなたには夫と子どもがいる。

(ずいぶん昔、こういう気持ちになったときは、男に惚れていた)


 少し落ち着いて、と言い聞かせ、換気扇の下を離れて、ダイニングテーブルの前に腰を下ろした。あなたの心臓がドクドク音を立てている。
(いったいなんなんだ)
 口元で手を組むのは考えるときの癖のようだが、やがてあなたは頭を抱えた。胃の中からせりあがってくるものがある。喉の下でこらえたそれを押し出したほうが楽になる。グッグッと喉の奥で音がしたとき、あなたはトイレに駆け出し、便器を抱えて顔を突っ込むように乗り出して胃の奥を絞った。グェッと音だけがしたので、もう一度、吐こうとしたが、なにも出てこなかった。なにをやってるんだ、元旦の朝だというのに。

 ダイニングテーブルの前に戻ると、また、頭を抱えた。グッと喉から音が出た。グッグッグッと三度突っかえて、ごろんとでてきたように思ったのは声のない言葉だった。
(私は、もう夫を愛していない)
 バカか、と、あなたは頭を抱えて泣いた。泣きながら、芝居じみていると思った。

 しばらく泣いていると、そういうことだったんだ、と気がついた。身に覚えがあった。あのとき、もう夫を愛せないなと思ったのだ。どこにもここにもありそうな夫婦のすれ違いじゃないか、あんなことやそんなことがありながら夫婦は暮らしていくものなんだと世間が言うとおりを守って、あなたはそれを五年ほどじっと胃の腑の下のほうに収めていた。気の毒に、といえばいいのか、お笑いだね、といえばいいのか。夫をもう愛していないことに気づくために、夫ではない男に惚れたと言い始めるのは、やっぱりお笑いじゃないだろうか。

 ふぅっと、ラマーズ法のように息を吐いた。


 数日前、初めて送ったあのメールに返事は来ていない。

 パソコンを立ち上げて、その人に2通目のメールを書けば、まだ間に合うような気が、あなたはした。標準語は使わずに、あのネットの中でのように過剰な大阪弁で奇妙なメールを書き始める。

<・・・・・・この間見た映画で、老人が若い男に「恋を覚ます方法なら、いくらでもあるよ」と言っていた。若い男は「とんでもない」と答えたから、ワテはその答えを聞きそびれたが、聞かなくても、おかげさまでダイジョブだった。ほんま、ひっさしぶりにビックラこいただよ。

 ためらったあとほな、さいなら>と書いた。一度消して、また同じ文字をタイピングした。

 あなたは、ぼろぼろ泣いていた。


ロシア元スパイ死亡「あいつらにやられた」 (NNN)

今月初め、ロシアの元スパイの男性が亡命先のイギリス・ロンドンで何者かに毒を飲まされたとされる事件で、この男性が23日、入院先の病院で死亡した。24日付のイギリス紙によると、男性は意識がなくなる前、「あいつらにやられた」とロシアの情報当局の関与を指摘していた。(以下略)


この殺人事件のニュースを発端に、以下、不謹慎な・・・・・・m(_ _)m


   ━─━─━─━─━─


読売新聞の夕刊トップもこの記事、後ろのテレビ欄の下に大きく映画「007 カジノロワイヤル 」の広告。表裏ともスパイ!!! 


1面 トップ記事     テレビ欄の下 おっきい007

   
11.25y   11.25-2



スクープとかそういう新聞本来の話じゃないんですが、このシュールな(--;偶然を見た瞬間、私的にはオオウケしました(x_x)☆\(-_-メ)バキ 不謹慎だと思いますm(_ _)m



次に私がしたことは・・・、朝日の夕刊チェック(x_x)☆\(-_-メ)バキ

11.25a   11.25ab


トップ記事ではないし、テレビ欄の下も007じゃない・・・・・・。

そうですか・・・・・・。

あんまり新聞を読むほうではないんですがヾ(ーー )をい!、

比べ読みすると、いろいろ面白いということを最近知りましたヾ(ーー )おそい!




閑話休題(^^v

007といえば、原作も映画も「ロシアより愛をこめて」が一番好きなんです。それなのに、原作は絶版なんでしょうか。

文庫本の表紙には、映画のロシアの女スパイの清楚かつ可憐な写真が載っていました。10代の私は、その写真をお手本に女スパイが首に巻いていたチョーカーを真似て、黒いベルベットのリボンの真ん中に大きな赤いブローチを留めてチョーカーをつくりました。それぐらいステキな原作だったのにぃ。う~む、ミーハーは一生治らない病であるのか_| ̄|○

 007 ロシアより愛をこめて アルティメット・エディション
シリーズ全20巻揃ったアルティメット・エディション を買うのは、「のだめ」の大人買いではすまされない散財でありますね。「カジノロワイヤル」の公開に先立って、私のような007ファンはそぞろ旧作が懐かしくなるだろうと見込んで、11月22日発売。すごぉぉ、商魂。


初代ジェームズボンドファンの私は、これを書いていると、もう耳元であの音楽が鳴っている(--; あのシルエットが動いている(^^v

そんな同志へ。

懐かしいテーマミュージック(「カジノロワイヤル」版なので、ちょっとリメイク)はここ で聴けますぞ!


cover

 サウンド・トラックも、11月22日発売だったんですね。

 007 Casino Royale Original Motion Picture

 SICP-1179/アルバム/2006.11.22/¥2,520(税込)

 クリスコーネルが歌う「YOU KNOW MY NAME」は、2004年版「オペラ座の怪人」で怪人が歌ってた曲にちょっと似てる?

 さんとらの「AFRICAN RUNDOWN」なんかは、いつものメロディになる前は「パイレーツ・オブ・カリビアン」の曲の雰囲気に似てる?

 私は耳がよいのか悪いのか(;¬_¬)


  

規定のことのように、「見に行こうねっ!」とMを誘ったら「そういう子どもだましは、どうも」とヌカス。そうですか。エンタメを認めないのですねっ。


なお、Mのおすすめ情報戦もの、超マジなノンフィクションはこれ。

Mにとっては今年発行の読んだ本の中でNo.1だったらしいです。


 佐藤 優 自壊する帝国

【amazon】より

ロシア外交のプロとして鳴らし、「外務省のラスプーチン」などの異名を取った著者の回想録。在ソ連日本大使館の外交官として見聞きしたソ連崩壊までの一部始終を振り返る。

モスクワ大学留学中に知り合った学生を仲介に多くの重要人物と交流を深め、インテリジェンス(機密情報)を得る。ウオツカをがぶ飲みしながら、神学の教養を中心に幅広いテーマで議論を交わし、信頼と友情を勝ち取る。その豊富な人脈と情報収集力を1991年のクーデター未遂事件でも発揮、ゴルバチョフ大統領の生存情報をいち早く入手した。


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<露元中佐変死>深まる謎 英メディアもさまざまな憶測  

(毎日新聞 11月25日23時19分更新)

 【ロンドン小松浩】元ロシア連邦保安庁(FSB)中佐のアレクサンドル・リトビネンコ氏(43)がロンドンで変死した事件は、大量の放射性物質ポロニウム210が検出されたことで、スパイ小説もどきの展開を見せている。英メディアはロシア情報機関犯人説から、反体制派による反プーチン宣伝目的の殺害説まで、さまざまな憶測を伝えている。「誰がリトビネンコ氏を殺したのか」の謎は深まるばかりで捜査は難航しそうだ。(以下略)


親愛なるぐた姐さん (^^vから、今度回ってきたのは、自己紹介バトンであります。



1. 回す人を最初に5人

 最後まで読んでくださった人に>ちゃうやろ



2.お名前は?

  ブログでは ahaha でっす。
  ほかにハンドルネーム 1
  筆名(通称)       1
  戸籍名          1 



3.おいくつですか?

 はい shoes  です(x_x)☆\(-_-メ)バキ




4.ご職業は?

 編集とかφ(.. )カキカキとか。



5. ご趣味は?

 あえていえば、ホットヨガ・・・かな。



6.好きな異性のタイプ 
 見るだけの人は、ハンサムがいい
 喋る相手は、楽しい人がいい
 暮らす相手は、邪魔にならない人がいい(;¬_¬)
 


7.特技は?

 ないですなぁ。



8.資格は何か持ってますか?

 はぁ、まぁ・・・。

 車や教職の免許、行政書士資格、日舞名取資格ぐらいかな。

 目下、全部使ってません(爆)



9.悩みとかありますか?

  た~くさん、ありましてよ。



10.好きな食べ物と嫌いな食べ物は?

  好きな素材は、フォアグラと雲丹。
  おいしい料理はノンジャンルで好き。
  まずい料理とゲテ物系は嫌い。



11.貴方が愛する人へ一言

  どもども(^_^ゞドモドモ こんにちはぁ(^^v



12.回す人5人の紹介文を簡単に

  割愛させていただきました>そんなのってアリか?