欧州車かく語りき。 -73ページ目

ワコーズのフューエルワン

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ワコーズのフューエルワン。定価¥1680也(incTAX)
 
巷で、仲間内で、業界で知名度の高いガソリン及びディーゼルエンジンの添加剤。ガソリン50Lにこれ1本添加することで、エンジン内燃焼室、キャブレターやインジェクタノズル、そこへ至るガソリン通路の洗浄をトータルに行ってくれるというモノ。ついでに燃料タンクの水抜きまでしてしまうとの事。(となるとなるべくタンクを空にして、ガソリン給油前に投入すべき)
 
その詳しい効能はhttp://www.wako-chemical.co.jp/products/recommendation/005/に詳しいので割愛。
 
この正月は帰省する事もなく、のんびりしてしまったので時間は販売する程あった。
よって、その持て余した暇でつまらない事をしてみました。
 
用意した物は前出のワコーズ製”フューエルワン”の缶の底に残ったモノ。と以前にも登場歴のある使用済みピストン。
 
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というわけで、ヤマハのFZR系のピストンを2つ。
左側は走行距離不明のピストン。右側は22000キロ走行のピストン。予断だが、20000キロ少々ではそれほどカーボンは付着していない。
ちなみに両車共にハイオク仕様のオートバイエンジン。どちらも私が使用したエンジンではなく、中古購入したモノをバラした際に出た、”使用済み品”であり、どの様な乗り方かどうかは全く不明。
 
カーボンの蓄積具合は乗り方にも依るが、左側はそれなりの走行距離若しくは回されなかったエンジンかもしれない。
 
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暇人が何をしたいかと言えば…。フューエルワンの静的効能は如何なものか??という事。
この製品の開発者側も全く予想しない使われ方だが、この液体を原液でカーボンのたっぷり溜まったピストンの汚れはどうなるのか?
 
これって暇だからこその発想で、普通に忙しかったら疑問のままだったであろう・・・。
 
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カーボンの蓄積の大のピストン放置2時間後。
特に変化は見られない。カーボンが浮いている感じすら見受けられない。
 
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カーボンの蓄積小のピストン。これも2時間放置しているが、特に変化無し。
これなら明らかにキャブレタクリーナの方が凄い。これだけ放置したらかなりのカーボンは浮いてくるのは間違い無い。
 
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カーボンの蓄積大ピストン。5時間以上放置後、仕舞いには忘れていた程だったが何ら変化無し。この画は放置後にウエスでゴシゴシ擦ってみたが、殆ど変化は感じ取れなかった
 
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カーボン蓄積小のピストン。もちろん5時間以上放置後。
こちらもウエスで擦ってみたが、元々の蓄積が少なかったからか、ややカーボンは落ちた。
しかし先述した通り、もし再使用するなら、キャブレタクリーナに30分ドブ漬けした方が余程早くて安価である。
 
正直、こんな実験は馬鹿げている。これで全てを証明出来るはずもない。
常温20℃程度とう状況下で、エンジン実働時に数百度が当たり前のピストンに直接原液を垂らして、変化を望むのも無理な話なのかもしれない。
 
本来、ガソリンで希釈した状態の物を霧状にして燃焼室に送り込み(というよりキャブレタの場合”吸引”といった方が適当か)、数百度の温度の中で燃焼させる事を前提としている液体である。恐らくそのはずだろう。しかしこれは商品説明には無いのあくまで推測でしかない。
 
結果から想像するに、カーボンを溶解するのではなく、噴霧する事で”インパクト”、要は「ぶつける事」での利用か。
 
或いは圧縮行程で熱を持った混合気に点火し、やはりその後の爆発でその効能を発揮するのか・・・。
そもそもピストンやバルブに蓄積したカーボンの殆どがガソリンの燃え残り、そして僅かに吸い込んだエアに含まれていた不純物である。
 
 
それは爆発する際に、”いちいち”少なからず発生している。
その燃焼でこの商品の効能を得るとするなら、溜ろうとしている所で洗浄している事となり、まさに自転車操業的というと不適切??。
 
こんな事を書いていると、夜が明けそうなので、ここら辺で切り上げますが、清浄剤を謳っている商品なだけに、常温とは言え、”原液”!使用なら、少しは反応があっても良いのでは??と思う私は変わり者でしょうか。
 
けして否定しているわけではありません。なぜなら35000キロ走破のR100RSに2回満タンに1本使用した際には、明らか吹け上がりが軽くなり変化を感じとれました。
 
が、しかしR1200GS、R1150RS、4輪等々、それなりに距離を走っている車両で使用しましたが、これらからは全く変化を感じ取れませんでした。こういった実績と、上記の実験を踏まえると、唯一変化を感じたR100RSの場合も気のせいだったかな?と思ってしまいます。
 
オイル添加剤も高価なモノが多数販売されており、それなりの種類を試しましたが、変化を感じたモノは皆無でした。
 
巷の評判はすこぶる良いこの”フューエルワン”ですが、今回の実験で疑念がより強くなってしまった。
 
こういった商品はやはり”気休め”として考えた方が幸せなのかもしれない。
 
正月の暇な時間より・・・。
 
 
 
 
 
 

オイル交換 14750KM


欧州車かく語りき。
ある晴れた寒い日。オイル交換実施。


今回は予算的な問題で、自身で交換。オイルも破格値で購入したシェルアドバンスウルトラ4の15w-50を使用した。

ドゥカティの純正指定オイルで定価はなんと¥3000オーバーの高級品。高回転向きであるのはこの車も同じである。ただ15w-50は水冷には少々硬いかも。



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空冷911に比べ少ないとはいえ、9L近く排出するのでオイル処理箱を5Lを2個称する。しつこい性格ゆえ1時間以上放置しての排出。日中とは言え寒さが堪えた。



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ついでに換装したばかりのタコ足。チタン製ではないが等長具合と集合部の作りがとてもヨロシイ。しかしアイドリング付近はややトルクが薄くなった。よって逆にギクシャク感は少なくなったのは副産物。


その後オイルを9L入れたら、メモリを越えたので、再び抜いて再度調整し終了。前回使用したオイルはモチュール300Vの5w-40だったわりに、手応えは特に変わらなかった。


この車両に限らずドライサンプエンジンは長時間放置した再始動の際、1秒間程度「カタカタカタカタッ」とカムを叩く音がする。

というか購入直後のオイルもモチュールもそうだった。


が、このオイルはいくら放置してもその音が出ない。もしかしてアタリオイルかも知れない。もう少し様子をみる事とします。

サーキットでも垂れずに頑張ってくれました。


さて、次はまた6月くらいだろうか・・・。今回4000キロ走行での交換だったので、次回もこの程度で良かろう。

遅れてくる正月

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本年もどうぞ宜しくお願い致します。
 
昨年より少しでも良い年でありますよう・・・。