欧州車かく語りき。 -49ページ目

オーロラの理想と現実

イメージ 1
オーロラ・・・美しい自然現象ですよね。
 
オーロラを実際観たという人間が周りにいなかった私は、NHKハイヴィジョン番組等でよく見掛ける映像を想像し、期待に胸を躍らせていた。
色々な事が重なり偶然目にする事が出来たのは以前にも書いきましたが、平々凡々と暮らしていたなら、恐らく一生見る事のない現象だったでしょう。
 
昨年の初冬に出掛けた北欧は全行程が7日間。
前情報ではかなりの確率で目撃情報等々良い話が聞こえてきていた。
 
オーロラという現象は太陽が作り出すモノらしく、天気が良くないと観る事が出来ない。つまり晴れていれば日中でも出ているらしい。(勿論昼間は明るくて観えない)
2012年まではオーロラの当たり年と言われており、晴れていさえすればかなりの確率で観る事が出来るとの事。
 
フィンランドに到着したのは11月11日、新月の時期を狙ったのは暗さが重要なオーロラを確実に観る為。
最初3日間は雪が舞うどんよりとした天気であり、行程の半分にも達していないにも関わらず、正直諦めムードすら時折漂っていた。
 
しかし4日目の夕食前までチラついていた雪は食後に上がり、なんと星空が見え始めた。
急いで準備をし、昼間探しておいたホテルから10キロ程離れた撮影ポイントまで、夢中で車を走らせた。
 
サーリセルカというオーロラ観測で有名な街にも観測ポイントは存在するが、街の明かりが邪魔だったのでレンタカーを有効利用。
 
そして車を5分も走らせると周りに灯りは全く無くなる。
 
運転しながらふと左側に何か目に入ったので、よく見ると・・・。
空に浮かぶ緑色の雲の様なモノが目に飛び込んできた。
なにせオーロラを実際に観た事がないので、これがオーロラ?もしかして??と思いながらアイスバーンの道を飛ばしていた。
 
どうやらその緑色の雲の様なモノは動いている。
もう、運転しながらでは危ないので駐車帯で車を停め外に出てみると、それはオーロラだった。
 
しばし見入ってから我に返り、撮影ポイントまでは猛ダッシュ。
 
イメージ 2
自画撮り。
あまりに暗いのでLEDの懐中電灯で照らしての撮影。
因みにこれでシャッタースピードは20秒程、ISOは100。
 
恐らくこの様な画像はあちらこちらで見掛ける事だろう。
私のイメージしていたオーロラもこんな感じだ。
 
しかし、これはカメラで取り込んだ事でこんな風に観えている。
 
 
イメージ 3
少々見難いが駐車場に停めた車を一緒に撮影してみた。
こちらの向きは南向きなのでオーロラは現れてはいるものの、少しだけ。
空を見渡すとそこかしこにオーロラが出現している。(星が線になっているのは長時間シャッターを開けていた事に依る星の移動)
車の室内灯が点灯しているが、実際はこれほど明るくない。おまけにカメラ撮影時の色温度を3000K(ケルビン)に設定しているので変に蒼い。
 
星の数も異常なまでに多いと思います。いくら空気が澄んでるとはいえ、実際肉眼ではこれほど見えていません。
 
何が言いたいかというと、カメラが光を蓄積してくれているので、画像にして見るのと、実際に肉眼で観るのとは違うという事。
 
 
イメージ 4
参考までに・・・。ISO感度3200で30秒程シャッターを開けるとこんな感じ。
夜10時を過ぎているのに、長時間露光をすると昼間を様な明るさになってしまう。
 
では実際のオーロラはどの程度かといえば・・・。
 
イメージ 5
1000枚以上撮影した中で、比較的肉眼に近いものがありました。これでも少し明るいかもしれない。
 
結果的にこの夜と次の次の夜の2回のチャンスに恵まれ、トータルで12時間程度は見続けたが、全てに於いてこのレベルだった。
 
もしかしたら私の知らない場所や時間で、これらを上回る明るさのオーロラを観る事が出来るのかもしれないが・・・・。
 
しかし写真の中にあるオーロラは、観ての通りとても素晴しく、時間を忘れて撮影に勤しんでしまったのは事実。カメラの設定を変える度に違う表情を見せるオーロラにハマったのも事実。
 
イメージ 6
カメラが素晴しい画像を作り出してくれているだけ・・・というと怒られるかもしれないが、自分の正直な感想。
 
サーリセルカの街には多くの日本人観光客がいたが、皆3泊程度の滞在の為、オーロラを観る事が叶わず帰る人が多くいるのも事実。
 
かなり贅沢な話だが、その方が夢が持続していいのかも知れない。高い旅費を払って観れないのは悔しいだろうが、高い旅費を払って、僅かながら落胆を味わうなら・・・。
 
オーロラ観測を都合二日間成功したわけだが、2日共見事に午後8時から現れ始め、午前1時には現れなくなってしまうのも不思議だった。
夕飯後から就寝するくらいまでだから丁度良い。何でもアラスカだと深夜から早朝らしいので、北欧のが楽だったのはラッキーだ。
 
それと晴れているならば、毎日でも確実に観えていたのも間違いないだろう。
 
次の当たり年は15年後?らしいので、行くなら15年後だろうが、私的にはもう良いかな・・・というのが本当のところ。
 
観たい人がいれば付き合いで行くくらいなものだろうか。
 
それにしても、食事はマズイ、寒いから遊ぶ所無い、物価高いというフィンランドでオーロラを見れない場合、他に魅力があるのか?というのも再訪を切に望まぬ理由。
 
私は天の邪鬼では無いと思いますが、「フィンランドでオーロラ!最高!」なんてブログ等を見る度に、本当にそう思っているのか疑問です。(正直思わなくてはいけない自分がいるのでは?)
30万近くのお金を払って、「つまらなかった・・・」とはとても云えないだけの様な気がしてなりません。
 
カメラに収めてこそのオーロラです。
最低でもデジイチを持っていく事をおススメします。
 
 
 
※あくまで私の感じた事であり、全ての人がそうは思わないと思います。これから行く人にこう感じる人もいるという事を知って欲しいと思うから・・・。これから行こう!とか行ってみたい!と思う人へ特に悪気はありませんので悪しからず。

R1100S HID装着

年末にGSを投げ打って入手した私のR1100Sは、脚廻りや吸排気等はそれなりに手が入っているが、小物に関しては手付かずのまま。
 
ヘッドライトはその最たるものだった。
目が悪いのと、ビジュアルの関係でHID化は納車前から考えていた作業。しかし公私共多忙を極めた年末年始は手を付けられず、その後時間は出来たものの、入手に手間取っていた。
 
何をそんなに手間取っていたかというと、過去に導入してきたHIDキットは某オークションに出品されている所謂”中華製”の製品。
ここ最近、低価格化が一層進み、シングル球の製品であれば¥1000前後のモノまで登場している。
それはそれで望ましい事だが、「安かろう悪かろう」が横行しているのは当然のこと、「高かろう悪かろう」な製品まであるから始末に負えない。
 
一体何を信じて購入すれば良いやらで、ここ一ヵ月小さく悩んでいた。
バラストとバーナーは交流式が立ち上がりが早いという事らしく、それをメインで探すも、どれも「ホンモノ!!」「究極の交流式!」はたまた「交流式でなければ3倍返金!」等々キャッチコピーも如何わしさこの上無し。
 
私の様な素人が”交流式”と”直流式”の違いなぞ分かる訳もなく、失敗した場合泣き寝入り確実。
そしてダメ元でとある製品を購入した。
 
R1100Sのロービームは”H1”サイズ。本来なら4輪用のフォグランプ用に多く使用される規格だ。
H1サイズの4300ケルビン(4輪用)セットが¥4480也。
それに本体の半分近い¥1575-の送料が加わった。
 
昨日届いた製品を早速装着した。
 
イメージ 1
R1100Sはこのお面部分を残して左右のカウルはシート全部まで一体モノ。
初めて外す外装は、相当な覚悟で臨んだが意外にもここまで15分程度だった。少々拍子抜け。
 
イメージ 2
接続自体は非常に簡単なので、すぐさま点灯確認を兼ねて”カラ焼き”。
これを確実に行わないとレンズの曇りの原因となり、せっかくの明るさもスポイルされてしまう。
 
イメージ 3
ノーマルのH1バルブ。この”珍規格”を使用する事で接続がプラス(黒色カプラ)とマイナス(茶ギボシ)が別々に接続となっている。
 
今回はこの位置のプラスから電源を取る。
本来ならバッテリから取る方がインジェクションや点火等への電力がヘッドライトの分だけ負担が減り、良い方向になる事は確実であるが・・・。
 
しかし55w出力していたものが半分近くまで減る事で、負担減には代わりないので無意味ではない。
 
イメージ 4
ヘッドライトのゴムキャップに穴を開け、バーナーとプラスマイナスの電源を通す。このバーナーと別に出ている配線を先の画像のプラスとマイナスに接続するだけ。
 
とても簡単な作業です。
 
その後は、非常に小さなバラスト(こんな小さいの初めて見た)とイグナイターを右側のヒューズボックスへと固定し、最後の点灯確認をしてカウル類を元に戻します。
 
イメージ 5
だいぶ蒼い・・・と思ったら。
 
 
 
イメージ 6
フラッシュで分かり難いですが、ノーマルっぽさの残る白さに落ち着きました。
私の感覚に過ぎませんが、この製品は久しぶりのアタリかも知れません。
なぜなら他車に使用している製品と比べ、最大照度への到達時間が圧倒的に早く感じます。
 
中華製品は、色温度が同価格で選択出来るものが多いが、殆どが6000ケルビンしか選択出来ない現状ですが、今回の4300ケルビンを選択出来るストア店での購入は正解でした。
 
その後少々走行しましたが、やはりこの程度の色合いが一番明るく感じる事が出来ます。
 
無事装着完了し、夜間走行でのリスクも多少軽減しました。

欧州ベストショット ケルン大聖堂

イメージ 1