前哨戦ツーリング
なにが前哨戦かと言えば、恒例の真夏のイベントが近づきつつある今日この頃、最近出掛けていないのもあり、自身の調子を確かめるべく出掛けてみたくなった。
7月初旬に突如明けた夏が本領発揮する最中、早朝と言えど気温は30℃、地球よ、どうなってる・・・。

集合場所である中央道”談合坂SA"には朝6時というのに、人と車とオートバイで溢れかえっていた。やはり富士山の世界遺産登録の影響は大きい様だ。
私を入れて5名での予定だが、1名が寝坊で遅刻。お陰でゆっくり朝食を摂る事が出来た。今回は珍しくキャンプ目的で富山方面を目指す予定だったが、日本海側の天気が芳しく無い為、猛烈な暑さが予想されるが比較的天候の安定した岐阜県南部及び静岡県北部へ目的地を変更。
今回西側よりゲストのS木さんという方が参加される為、予定変更のメールでルーティング調整。
話は戻って出発前日のこと・・・。
私は北陸地方という距離からR100RSで出掛けるつもりだった。
仕事を早々に切り上げた後、R100RSを軽く洗車しようとエンジンを始動しようとすると、なんとエンジンが目覚めないではないか。
キーをオンにすると、ニュートラルランプがぼんやり昼行燈状態で、どうやらバッテリーが上がっている様だ。
アナログ時計が装備されているR100RSは頻繁というと大袈裟だが、数か月乗らない場合は充電は必須。気温が高い事を理由に私はこれを怠ったのだ。(寒い方がバッテリが弱ると思っていた)
しかし5月には車検を取得する為に、3時間以上は乗車したし、気温もそれ程低かった訳でもない。というよりここ半月は暑過ぎるくらいだ。
「恐らく大丈夫だろう」という私の予想とは裏腹にオートバイにソッポを向かれてしまった。
今さらながら充電を試みるも充電を受け付けない。これは何かオカシイ・・・。
充電していなかった、つまり乗らな過ぎによりバッテリーが寿命を迎えてしまった。冬季は比較的充電を繰り返していたが、台湾製のユアサバッテリーは使用期間3年未満で使えなくなってしまった。(ハズレバッテリだったのか)
予定していた車両が使用出来なくなってしまったので、R1150RSで行く事にした。
GW以降洗車が出来て無かったので先ず洗車をし、キャンプ道具を括りつけ、恐る恐るセルモーターを回すと無事エンジン始動。(こちらもGW以降は乗っておらず充電もかけてなかった)
前置きが長くなったが・・・。
再び中央道談合坂SAの集合場所へと話を戻します。
軽い朝食を済ませた一行が全員集合したのはAM7時を回った頃。
ゲストとの集合場所を目指すべく、出発しようとした所、またもトラブルが発生した。

見え難いですが、このキーの位置は間違い無く”オン”です。
ニュートラルランプはおろか、始動時に点灯するはずのABSランプ等の警告灯類が全く点灯していない。
そうです、バッテリートラブルです。
休憩後最初にキーをオンの位置にした際には点灯したが、セルボタンを一度押したら、「カチッ」と言ったきり全く無反応になってしまった。
キャンプツーリングだったので宿を確保していないのが幸いだが、これからどうするか・・・。
先ず遠方から向かっているゲストのS木さんにメールを入れ、押してしまう今回の全ての予定を最悪キャンセルか、或いは関東方向まで足を延ばしてくれるかを確認すると、快く関東地方まで来てくれるとのこと。

バッテリージャンプで始動するのは予想が付いていたので、ガソリンスタンドでジャンプを頼むとなんと¥3150(税込)だそう。
困っていたとは言え、異常なまでにアホ臭いので仲間には申し訳なく思うもJAFを呼ぶ事に。朝早かったお陰で30分程度で到着。
ジャンプのみを頼んだが、JAF隊員さん曰く、途中で止まると危ないので大月ICまで積載して国道を行けとの事。因みに15kmまでは無料で運んでくれるとのことで非常に有難い。
それにしてもガソリンスタンドの対応は忙しいとは言え、困った人間に対して火事場商売に感じた。
大月ICでバッテリージャンプし、エンジン始動後テスターにて発電量を計るとこちらはOK。やはりバッテリがお亡くなりになっている模様。
ネット購入したウェストコ製のバッテリは4年程の寿命で、それなりと言ったトコか。
そうなるとR100RSに装備していた台湾製ユアサバッテリは如何なものか?という事になる。
その後、私はR1100Sに乗り換えるべく帰宅する事に。話の流れ的に雨の可能性も考えると宿というを選択肢も高くなってきた。
すると残りのメンバーも重いキャンプ道具を置きに帰るとの事。
(キャンプ熱の低さが面白い)
という順当な流れの中、結局万座温泉に無事宿を確保し、本日二度目の待ち合わせ場所は関越道上里SAにPM1時。
電気的不安を抱えながらも、何とか帰宅成功。因みにブレーキのサーボ機能に電力を相当喰われるみたいで、自宅前でアイドリング状態でフロントブレーキを握ったと同時にエンジンが停止した。無論その後エンジン始動は不可能だった。
後に聞いた情報だが、バッテリのトラブルは冬より夏の方が多いそうだ。それに伴いセルモータやオルタネータトラブルも併発する可能性が上がるそうだ。
我が家にある3台のオートバイのうち2台がバッテリトラブルだった事を考えると、そんな話も俄然信憑性を帯びてくる。

私のトラブルに翻弄された仲間は元より、再三の集合場所の変更を快く受けてくれたS木さんとも無事合流し、なんとかPM5時に本日のお宿である「湯の花旅館」に到着。ここは”猿の腰掛”というキノコの一種?のお風呂で有名。今回は二度目の再訪。
この旅館はお風呂は中々だが、食事は微妙なのと疲れていたことで宿内の画像はすっかり取り忘れ。さすが高原、一番印象的なのは涼しさだった。

というわけで次の日の朝食後。本日のルーティング中の図。

左に見えるの今回お世話になった「湯の花旅館」。
万座の温泉街からは少し距離があるが。万座スキー場のゲレンデの中にあるのでスキーでの利用の方が有り難味あるかも。
ここで何やら見えてはいけないものが・・・。

中央に見えるのはどうやら露天風呂。コンデジではこれが目一杯。
500mmの望遠があればと思う私は俄かカメラマンです。
朝の散歩を終え、上信スカイランで一路須坂方面へ。

上信スカイラインにて。S木さんかなり気持ち良く走ってます。

須坂から菅平を抜け、嬬恋パノラマライン。
道が空いているのは勿論の事、なにしろ気温が最高だ。
東京界隈の35℃という気温が嘘のようだ。常に20℃以下で安定している。


やや曇の多い天候だが、青空も見え隠れする状況にメッシュジャケットでは寒いくらいだ。寒いという感覚は随分と久しぶり。

もしかしたら我々のペースに納得してなかったかも知れませんが、我々としてはとても良いペースで走るS木さんを見てて楽しかったです。

しかし全てが最高なわけがありません。
鬼押し出し園を抜け、軽井沢へ至る国道はご覧の有様。気温も上昇傾向。

軽井沢と言えば私的に蕎麦だが、激しく混み合う有名店に閉口し、国道を一本外れた道端にあったイタリアンのお店へ。

4枚のピザを4人でシェアする運びとなりました。
クワトロフォルマッジなるピザを選定しましたが、4種の濃厚チーズをたっぷりと使用したそれは、ふっくらでありながらパリッと歯応えのある生地との相性はとても上質だった。
無論宅配ピザとは一線を画します。(イタリアで食べたのより旨かったかも)

渋滞中の4輪エアコン熱で町中が過熱中の軽井沢を早々に退散し、涼しげな旧碓井峠を越え、その次は妙義山へ。
意外な事に妙義山は標高があまり高くないのか、それ程涼しくはなかった。
久しぶりに通った旧碓氷峠には、4輪やバスを捌くのが面倒ではあるものの、逆に今回はそれがとても楽しく感じる自分がいた。年齢によって感じ方も変わるものだ。

下仁田のニセ?道の駅にて。
楽しかった時間はアッという間に過ぎ、S木さんとはここでお別れ。
またゆっくり遊びたいですね。お疲れ様でした。
走るペースが合う事、価値観やノリ、周波数が合うという数少ない人間であるS木さんは、私に取って中々貴重な存在。
今回他人に迷惑をかけてしまったが、依りによって2台が同時にそんな事になろうとは思いもしなかった。
液入りバッテリは比重を計る事で体力測定は可能だが、昨今のMFバッテリは保持電圧しか計測する事が出来ず、いつ寿命なのかは全く予想がつかない。
数千円で購入出来るモノなら、年に一回でも交換しようものだが、やはり数万円となるとそうもいかないだろう。
ましてそれを危惧して、4輪も含め一台充電したらまた他車充電開始の繰り返しをしていたにも関わらず(ここ最近は気温が高いので充電してなかったが)
充電器を持っておらず、更にそれ程乗らないという環境ならば、この夏は要注意かもしれない。
短期で巡る九州 後半
前回から引き続いて九州ツーリング後半概要ですが、既にGWが終了して1カ月近くが過ぎようととしている今日この頃。もうGWの記事を書いている人なぞいないでしょう。

九州に到着して2日目の朝。内牧温泉から阿蘇山頂まで駆け上がってみました。
もう5回以上ここまで来ているわりに山頂に登れたのは1度のみ。今回も火山性ガスの影響で山頂へのアクセスは出来ない。
この位置ですら、なんとなく息苦しい気がするほどだから当然といえば当然か・・・。

とても良い天気だったので草千里も立寄ってみました。このアングルは何度となく撮影してるかも。
気温は低いがGWであり、天気も頗るヨロシイ事で大勢の人出の草千里を早々に退散。

途中「米塚」もよく見る事が出来ました。
天気がヨロシイとなんでもヨロシイのはオートバイならでは。

草千里から米塚を横目に急いだ次の経由地は福岡は中洲。
長崎に向かっているが、遠回りをしてまで食べたかったモノは・・・。

博多屋台で有名な”焼きラーメン”。(私の独断ですが)
緩めのやきそばイメージ。麺は九州ラーメンの極細麺。
私的にはやや濃い味付けが好み。野菜炒めに極細麺が入っており、ソース味で頂く感じ。
博多名物の焼きラーメンでお腹を満たした一行を引き連れ、次に向かった先は・・・。

志免炭鉱立抗櫓跡。廃墟好きの私の好みに犠牲になった皆様お疲れ様です。せっかく福岡に来たんですから、私的には寄らずに帰れません。(詳しくは別項で書こうと思っています)
九州には沢山の炭鉱がありましたが、その殆どが操業を終了している。この櫓(やぐら)は地下深くから採掘した石炭を引き揚げを行っていた施設。マニアの間ではとても有名な物件(物件というアタリが通ですな)
が、しかし土地柄かこういった文化財としての扱いをされる事で、そのままの状態を維持しているのは我々廃墟好きに取ってとても喜ばしい事です。

少々寄り道をしてしまったが、福岡大宰府ICより一路長崎の佐世保まで。西海町の西海パールライン終点の小迎ICでの一コマ。
一日の移動距離が大した事無いだけに余り疲れていない。
長崎の夜はゆっくりと過ぎていくのでした・・・。

明けて翌日は、随分と経つように思うが九州2日目。
そして長崎と言えば、カステラ、ちゃんぽん、急坂・・・そして極め付けは”軍艦島”こと端島でしょう。
何度訪れても上陸出来ない軍艦島ですが、今回はたまたま立ち寄ったコンビニで貴重な情報を入手しました。

で、ウマイ事上陸出来る算段になりました。
お付き合い方々すみません・・・。これだけ廃墟に連行されれば、近いウチきっと好きになるでしょう。

既に船が接岸されており、この船と入れ換わりで我々の船も着岸する。
着岸可能時間は決まっており、それらを渡航業者がスケジュールを組んで営業している。実際の上陸料金はほんの数百円だが、業者に支払う金額は¥5000を越えている。

廃墟を撮影する男を撮影。きっと廃墟を好きになってくれたと信じております。
1時間程度徘徊し、たっぷりと島を堪能した後に長崎市内へ向かう。

長崎市内では無論”長崎ちゃんぽん”。
四海楼等有名店で食べるのも何なので、外観が一番マズそうな店をチョイス。
こういった店は外観とは裏腹に旨かったりするが、外観と同じく旨く無かった。あまりに順当な運びに苦笑い・・・。

長崎県は小さな県にも関わらず、海岸線は日本一の長さを誇るんだとか。無論海岸線の道(外海と内海)は交通量が多いので、県の中央を通る山道にて帰路へ。
さすが最西端だけあってPM8時近くにこの明るさです。

旅も駆け足なら、記事も駆け足にならざるを得ないだろう。
明けた九州最終日は、ブログ繋がりの方とお会いする為、熊本県まで。
アクセスは島原からフェリーで熊本市内へ。
PM2.5の影響で晴れてはいるが、なんとなくモヤが出ている。せっかくの雲仙の眺めも至極残念な事に。

相当お待たせする形となったが、無事ブログ繋がりの”S谷さん”とそのお友達と合流成功。
市内から阿蘇を経由して、大分は別府までをご一緒する。

市内でもそれなりに寒いが、標高が少しでも高いとかなり寒い。気温としては12℃~14℃程度。
最終日は再び阿蘇を回遊し楽しんだ。
待ち合わせ時間に遅刻した上、本日が最終日の我々には船の出港時間もあった為、走行ルートに関してS谷さんには大変ご迷惑を掛けてしまった。

同じ”S"乗りであるS谷さんとお友達のR100RS。私がR100RSで来ていれば更に話は盛り上ったかも??
休憩時間にはゆっくり話がしたいものだが、時間がおせおせで、それもままならない。

別府IC直前のサービスエリアにて。これから我々は大阪南港へ。
S谷さん達も宮崎県よりお越しだったので、それなりの道のりが・・・。
ゆっくりお話する事も出来ませんでしたが、是非次回は関東界隈にいらして下さる事を期待しております。お世話になりました。

出港時間に無事間に合い、積載完了。後はとくに旨くもない飯を喰って寝るだけ。たった5日間の旅ももう終わり。
初日の大阪入りを除き、全ての天候が安定していたのはいつ振りだろうか。恐らく15GSアドベンチャ時代だから相当前。
遠かろうが、道が混んで様が、疲れて様が、飯が不味かろうが、オートバイに取って天気さえ良ければ何でもヨシだろう。
気温は低かったものの、天気に恵まれたGWの恒例九州ツーリングはこうして幕を閉じた。心配した車両トラブルも、事故は無論、当局のお世話にもなる事なく無事に行程を終了する事が出来たのは毎回とても喜ばしい事である。
次はお盆ツーリングに向けて企画を練らねばなりません・・・。
生まれながらの幹事は休む暇が無いのです。次も無事故無違反安全運転で行く事としましょう。
