R100RSホイル換装作業
先日少し走ってみたR100RSですが、今週末に控えた忘年会ツーリングに向け最終調整・・・というより単なるタイヤ交換実施。
しかし、ただ「タイヤ交換するだけではつまらない」という事で、ホイールも交換すべく某オークションにて先週購入。
話は逸れるが、師走に入ってからというもの運送業者の遅れが顕著になっている。土曜日着の予定で、その日には到着したものの午後8時過ぎだった。土曜日に作業をしようと思っていただけに、こちらの予定が狂ってしまった。
それはともかく、本日日曜日も午後一から作業開始。

今回購入したのはK100RSのモノ。
デザインを変えたくないのと、サイズがほんのりワイドである事が選択の理由。しかし後に色々と問題が発生する事を私は気付かない。

取り敢えずフロントホイルを外す。ここは特に問題ある作業ではない。
今回タイヤ交換というよりは、K100RS用という事で、先ずR100RSに本当に取付られるかどうか、仮組の為の作業。
タダならいざ知らず、取り付けられるかどうかも不明なモノを買うあたりが既に基本無計画である。

左側が今回購入したK100RS、右側がR100RSのモノ。
順に110/80-18、90/90-18と見ての通りK100RSの方が微妙に太くなっている。(良く見ると太さの違いと溝の幅も違う)
R100RSに110/80-18サイズは太すぎるので100/90-18サイズを選択する予定。
この時点で当然ホイルのリム幅は”K”の方が太いと思っている。(これが問題)

タイヤは明らかに違うサイズが付いているが、リム幅が殆ど同じ様に見える。ここでもきっと気のせいだと思っていた。実際に計ろうとするもノギスが見付からず、計測出来ず。(ここでイヤな予感が少しし始める)

計測出来ないのでホイル表記のリムサイズを確認すると「2.50」とある。
ここで「ん?」「あれ?」と初めて口に出してみた。
確か自分の知識だとR100RSは「2.15」なはず。いや絶対そうだ。
絶対と思いたい気持ちを持ちつつR100RSから外したホイルを恐る恐る確認すると・・・。
「2.50」・・・。
やてもーた。何度汚れを拭いても何度見直しても「2.50」にしか見えない。どうやら大枚はたいてストックパーツを購入してしまった。
やはり自宅にオートバイを置いてないのが主たる原因である。(近所だがオートバイ全て実家保管)
落札前に、今ひとつ再確認をすればこんな問題は起こり得ないだろう。
おまけに入札前に出品者にサイズの確認迄しておいて・・・。自車の確認を怠るとは・・・。
ま、起こってしてしまった事は致し方無い。もう取り返しのつくはずもない。
気を取り直して交換作業を続投するとしよう。

R100RSに”K"の110/80-17をそのまま装着を試みたが、やはりタイヤが太すぎてフロントフェンダーの取付ボルトに当ってしまう。
どうせ交換予定タイヤという事と、ここまでバラした両車を元通りに組み立てて自宅まで帰らなくてはならない事から、K100RS用ホイルからタイヤを外し、R100RSで装着していた90/90-18サイズのタイヤを取り敢えず移植する方向で作業を進める。
タイヤを近日中に交換予定なのでホイルバランスも取らず。

K100RSのタイヤを外すと見ての通りだいぶ草臥れており、ホイル側に軽いサビが多く発生していた為、リムを軽く研磨した。製造年月日が’05年の17週目だったので10年近く前のタイヤ。
これなら’08年27週目の自分の方がまだマシだ。でもこちらは摩耗が進んでいるか。
どちらにせよ、無駄な作業である事は云うまでも無い。

今回交換作業にあたり少々面倒だったのは、ホイルボルト。
現代車両では有り得ない取付方法で、この長いボルトが左右ディスクローターをホイルを貫通し締結している。おまけに簡素な4点留め。
部品点数が少ない事が一番の軽量化と思うが、巷にはそうでも無い方が素材を変更して頑張っているのが微笑ましい。バネ下はバネ上のおおよそ15倍で作用し、回転物に軽量化効果が一番発生する。
つまりタイヤが一番の軽量化のメリットと言える。計測してみれば一目瞭然だが、例えばブリ○ストン製からミシュ○ン製に変更するだけで数百グラムの変化があるのをご存知か・・・。
もしボルト換装で”激変”とするならば、タイヤ数百グラムでの変化は”宇宙創世”レベルの衝撃であるのは間違いない。
また話が逸れました。

新ホイル装着完了。(タイヤまで入れ替え)
折角の日曜日が徒労となったが、リム各所にキズがあり、全体に程度が良く無かったR100RSのホイルり、こちらの“K”ホイルの方がキズも少なく艶もかなり残っていたので、万事が全て徒労でもない様だ。
というより、そう思わないと寂しくて死んでしまいそう。

忘年会ツーリングに向け、タイヤを入れ替えなければならない今週は忙しそうな予感。
遠い昔、真冬にケチったタイヤで走行したおかげで、救急車で運ばれた痛い経験があるだけに、タイヤだけはケチる気になれない。
それなりの経験者であっても、節約して良い場所、そうでない場所を知らない輩も未だ存在するのが残念でならない。
タイヤは「なまもの」であり、タイヤは命を載せています。オートバイはタイヤでしか地球と接触出来ないとても過酷な乗り物です。
その接触面積は名刺たったの2枚分でしかない。名刺2枚分から伝わる色々な情報を大事に、そして潤沢に汲み取る事が出来れば、安全であり、それが一番速いのです。
それを担うのはタイヤしかないのです。
走るなら冬の方がいい。
昨年の長期休暇以来、忙しいのもあるが休みには現実安息日になってしまう今日この頃。依ってブログに特に書く事もない日々が続いております。
日中はともかく、日曜日の夕方ともなれば、明日からの仕事の事柄が頭を擡げる。記事を投稿するのは殆どが夕飯後である為、ゴロゴロしていると日付が変わる。何か生活に変化をもたらさない事には、落ちるトコまで落ちそうだ・・・。
という事でほんの少し走ってきました。行く先は”三崎港”
といっても回転寿司のチェーン店ではない。神奈川県は横須賀の先、三浦半島の先端に位置する「マグロの街」。

半年振りに起動してくれたR100RS。
バッテリーが上がってはいたものの新品に換装。そして、きっちりオフにしたガソリンコックと、キャブレタからガソリンを抜いておいたお陰で、元気なセルモータに後押しされた2バルブボクサーエンジンは、半年放置とは思えない程、気持ち良く目覚めてくれた。

経年劣化に伴うゴム類のヤレは致し方ないとして、機関さえしっかり面倒を診ていれば、やればやっただけ必ず応えてくれるのは旧車ならでは。
今回はとある人物がオートバイを代替えしたという事で、タイヤを新品に換えた事もあり、軽く流しに行こうという運びになった。
その車両は画像の通り、R100RロードスターでR100RSと同世代の車両。
私の洗脳にまんまとハマったというと聞えが悪いが、良いモノを良いと他人に薦めるのは当然であり、このブログの存在意味(というと偉そうだが)だと自負している。つまり「影響を受けた」というのが適当としましょう。
ともかく私の意見に賛同してくれたのは”書く側”として嬉しい限り。
当の自分は、誰かにR100RSを薦められ訳では無いが、それなりに速く走らせる人を見てしまうと、興味が出るのは至極当然の事。
大きな冒険ではあるが、「鼻をつまんで」購入してみた当時の事を思い出すと”やっちまった感”が半年は続いたのも事実。
当のオーナーはそれも聞いていたので、それ程の”やっちまった感”は無かった様だ。

詳しくはマニア等の頁に譲るとして、エンジンは基本R100RSと共通であり、キャブレタがそれより大径になっている程度。脚廻りはリアのみパラレバーになっており正常な進化といえよう。
所謂”新型”の2バルブボクサーであり、私の個体より5年程新しい。
どの程度の進化や違いがあるのか、取り敢えず高速道路と一般道を交えて三崎港迄乗ってみる事にする。

無事三崎港到着の図。クロマグロ丼。とくに普通に旨い。
ここはオートバイの感触より、先ずはマグロから・・・。
昼前に出発した事で、到着が午後3時前であり、比較的町並みから人気が引いた後だっただけに、店は何処も空いており選び放題だった。
が、面倒なので初めに目に付いた店に入ってみた。
10人入らないだろう狭小店内には海に匂いが漂う。店主独りでもあった。
発注後10分少々で料理が並んだが、その間にマスターと世間話をしてみると・・・。
MOO:「マスター、三崎ってマグロで有名だけど一番の”旬”はいつなんすかね?」
店主:「おぉ、三崎のマグロは全部冷凍だかた何時でも同じだよ!」
MOO:「え~?!そーなんすか??」(え?俺が無知なだけか)
店主:「海域とか水温とか多少あるけど、良いヤツは高いし、悪いのは安いんだよ!だから適当なのを仕入れないと価格に跳ね返るんだな。」
MOO:「・・・」(適当って・・・)
店主:「いつもだいたい同じ仕入れ値で入れてるから、いいモノが入ればラッキーだし、そうでなければ・・・」
MOO:「・・・あ、そうですか・・・。」(生きモノだからそんなもんか)
という自分の期待した答えとは全く真逆な回答を頂戴。
言われると近海では獲れないのか、青森の大間とは少々違う様子だ。
※扉を開けた瞬間店主が寝ていたのは内緒です。だから店名も内緒です(というか覚えてない)
マグロの街とは、宇都宮や浜松の餃子や、名古屋のエビフライと同じ感触だった。何度か来ているが初めて聞いて少々驚いた。
結果的にそれなりに旨かったのでヨシとします。

食事が済んだ時点で午後4時を半分程過ぎていたので、早々に引き揚げるとする。なにせこの季節は陽があるのと無いので大幅に気温が変化する。

マグロより後になってしまったR100Rロードスターといえば・・・。
まず、RSより低速が豊かになっている。それはキャブレターのせいなのかどうかは不明。クラッチを繋ぐだけでスルスルと走り出す。
RSだと発進は少し気を使う所が、かなりラフに扱える。30000キロ少々の車体だけにクラッチの痛みが少ないのか、或いはローギアがRSより更にローなのか。
走り出すのにエンジンは頗る人間に優しいが、ハンドリングはそうでもなく、新品タイヤにも関わらず重さを感じる。メーターがハンドルに装着されるのは共通だが、モトコのビキニカウルが影響しているのか、少し切れ込む印象。
しかしそれは速度が10kmも越えれば、その重さは嘘の様に無くなりBMWの安定志向のハンドリングへと変化する。
高速道路の巡航性能もRSに劣らないのは元より、やはり1200シリーズより安定している様に感じる。ロードスターにはRSの様な大きなカウルが無い分、この時期はとても身体が冷えてしまうが、それでもモトコの大型カウルがある分、上半身への風当りはRSには遠く及ばないがだいぶマシ。グリッピヒータ装備なのも二重丸。
フロントタイヤがリアタイヤに比べ1インチ大きいのはGSの様な弱アンダー傾向を作り出す為か。
そういった目線で走ると、段々GSに思えてくるのはフレーム等が酷似しているからだろう。
パラレバーを採用しているリアから、跳ね上がり等の現象も皆無に近い状態であり、そのせいなのか、RSよりソフトな乗り心地を獲得シテいる様だ。実際オーナーも新型車より乗り心地が良い印象との事。
やはりロードスターも”人に優しい”というのは共通。現行車では感じ取れない形容し難いニュアンスの部分をコイツも持っていた。

帰路はRSに戻ったが、やはり低速は完全に負けている。発進時に半クラッチ状態が明らかにロードスターより長い。
高速のウィンドプロテクション、ハンドリングの軽さはRSに軍配が上がりそうだが、渋滞を交えた街中中心の移動だとロードスターの使い勝手はとても良好そうだ。
寒さが身に滲みるこの季節だが、上の画像の様な美しい情景に出会えるのも冬の方が多い様な気がしなくもない。
冷たい空気を吸い込むエンジンも明らかに元気。冷えた路面とのタイヤの相性が少しだけ気になるが、人間が感じる寒ささえ対処すればそれほど問題にはならない。
オートバイで走る理由の一つが素晴しい景観との出会いとするならば、そのシーンの多いのは冬ではないかと感じた師走のとある一日でした。
