今日はSwedenの80年代を代表するシンフォニックグループの1stアルバムです。

Sagan Om Den Irländska Älgenというタイトルらしいですが紙などにもクレジットがありません。
1976年に結成したそうですが、このアルバムは84年に自主制作でリリースされたデビューアルバムです。
現在でも活動中だそうで、息の長いグループですね。
Genesis、Mike OldfieldやAnthony Phillipsなどの雰囲気があり、北欧らしい透明感のあるサウンドと暖炉のような温かみとのバランスが素晴らしいです。
他の作品も悪くないんですが、私のところに残ったのはこれだけでした。
80年台はプログレ不遇の時代ともいわれる暗黒期ですが、自主製作や細々ながら良い作品も登場していました。
一昔前はこのあたりの年代の作品は非常に安かったのですが、近年のアナログブームの影響か大きく高騰するようなものも出てきています。
幸か不幸かIsildurs Baneのアルバムはどれも安く、非常にコストパフォーマンスが高いのでおススメです。

 

 

今日は旧ユーゴスラビアのDen Za Denです。

リズムセクションが非常にタイトで引き締まった演奏が特徴のJazz-Rockで、ユーゴのArti+Mestieriといわれることもあります。

ドラムの手数がかなり多いのですが、叩きっぱなしというわけではなく、変拍子も交えて緩急自在な感じで、Furio ChiricoとAgostino Marangoloを足して2で割ったと言ったら言い過ぎでしょうか。

キーボードも流麗、ギターは芸達者、ベースは安定感抜群で聴きごたえ十分。

名作&名演です。

アルバムはこれだけで、後はフェスのオムニバスにライブ音源があります。

権利関係がわからないのかCDはなく、プレスも一回のみ。

旧ユーゴ物は戦争の時にかなり失われてしまったようで、探すと結構出てきませんが、このアルバムは以前ほど高くはないようです。

ジャケットもかっこいいのでおススメです。

日本が誇る"集団"芸能山城組の3枚目。

恐山やAkiraのサントラが有名ですが、どのアルバムも非常に面白いです。

そもそも集団としてのコンセプトが面白く、組頭の山城祥二氏の著書でもその内容が記載されていますので興味ある方は古本買ってみてください。

このアルバムわらべうたなど日本に焦点を当てた作品で、恐山のおどろおどろしさはありません。

B面最後の大曲、山城節"狸"の完成度は極めて高く、おちゃらけた内容ながら演奏は極めてシリアスで三味線含めたアンサンブルが素晴らしいです。

日本人とはどんなものなのかということが非常によく表現された作品と勝手に思っています。

ゲストミュージシャンも大野克夫氏筆頭に腕利きぞろい。

CDも出てますが、レコードの音質が極めてよく音の質感が素晴らしいのでぜひレコードでお楽しみください。

Akiraのようなプレミアはついてないと思います。

 

 

今日はViolinの巨匠二人の作品です。

お互いタイプは全く違います。

当時のJean-Luc Ponty は革命児といいますかJazzというフィールドから飛び出してZappa先生のグループに参加したりしてます。

Youtubeに映像もありあきれるほどかっこいいのでぜひご覧ください。

Stephane Grappelliの方はすでにJazz Violinの第一人者で、Djangoとの活動でも有名。

伸びやかで優雅な音が特徴的で、どのアルバムを聴いても安定の完成度。

Violin Summitで共演済みの二人ですが、タイトル見てると一応続編的なにおいを感じます。

作曲やアレンジをPontyが担当しているせいか、Jazz-Rock寄りの内容で非常にかっこいいです。

それでいて両者の良さは消えておらず、どちらのViloinがすぐにわかります。

サイドメンバーも非常に豪華で、ピアノはMaurice Vander、ギターがPhilippe Catherine、ベースがTony Bonfils、ドラムがAndre Ceccarelli。

当たり前ですが非常にタイトな演奏で、インプロ的な部分も数多くあり、各自それなりにやりたいようにやっている感じがとても良いです。

レコードはフランスのAmericaから出ているものがオリジナルで、プレスが二種類あるそうです。

人気があったのかタイトル変えたり曲順変えたりしていろんな国で何度か再発されています。

ジャケットも各国色々。

CD再発もあるそうですが、見たことないので音良いか知りません。

値段も安いのでぜひオリジナルでどうぞ。

ハイコスパです。

 

 

今日はStackridgeの四枚目Extravaganzaです。

タイトル通りのジャケットもなかなか味わい深いです。

Stackridgeはいかにも英国然とした正統派で派手さのない作品が多いですが、逆に言うと外れがなく、高品質な作品を5枚出しています。

世間的にはトータルアルバムとして意欲的なThe Man in the Bowler HatとDave Lawsonが加入したMr.Mickが有名です。

勿論これらも良いのですが、なぜ4枚目のExtravaganzeを紹介したいかというと、B1のインスト曲が極めてかっこいいんです。

このアルバムの中でも少し浮いているくらい演奏がタイトで、Jazz-RockっぽくもありStackridgeらしくはないのですが私にとって彼らのベストソングです。