今日はフランスのTroisième Rive唯一の作品Banlieuesです。

先週はRaymond Vincentを紹介させていただきましたが、こちらもその縁で巡り合った作品で、学生時代に友人と突然韓国にもレコード屋があるらしいということでその日のうちになけなしのお金を持って訪韓した際に巡り合った個人的にも思い出深いアルバム。

ジャケットからは多少サイケっぽい感じも受けますが、基本線はドリーミーなフォークロックで

A面3曲目のAmaliaが秀逸。

多少の緊張感と情感溢れる曲調が素晴らしく、ツインギターがヨレヨレでイイ味出してます。

決して演奏が上手いわけでもなく、曲作りが巧というわけでもないのですがバランスの良い奇跡的な名曲だと個人的に思っています。

ほぼこの曲しか聴きませんが20年以上ヘビーローテーションです。

かなり自主製作に近い田舎のレーベルと思われ、知っている限り多少名前が知れているのはManu Lannhuelの作品位です。

CDは名古屋のPoor Houseからブート的に出ているものが唯一だと思います(多分盤起こし)。

アナログは少数に小冊子のようなものが付いているそうです。

多分再発はないですが、国内外問わず価格もそれほど高くないのでl興味ある方は是非お試しください。

マジカルでドリーミーなラビリンスへ誘ってくれる一枚だと思います。

 

 

 

 

今日はRaymond VincentのMetronomicsです。

ベルギーの葉加瀬太郎というとEsperantoお好きな方からレベルが違うだろ怒られそうですが、そんな感じの方です。

Raymond VincentといえばEsperantoが有名ですが、その前にもWallace Collectionにも参加していました。

Pazopにも参加しているという噂が一時期ありましたがただの噂だったようです。

ソロアルバムとしてはこのMetronomicsだけで、他はシングルが何枚かあるようです。

MetronomicsはIzarraというフランスの酒造会社がお酒のおまけに作ったものだそうですが、

内容は充実の一言です。

Esperanto前夜ということもあり、そこまでかっちりしっかりした作品ではありませんが、クラシカルなものからプログレチックなものまでバラエティー豊富で彼のViolinを存分に堪能できます。

プログレ好きの方には何といってもB面でしょう。

粗削りですが結構手が込んでいてWallace Collection~Esperanto間に音楽性がどのように変化したのかそれを知る上でも重要な作品だと思います。

こういうプログレチックな作品がおまけになるくらい当時はポップとしての地位にあったというのは非常に興味深いです。

ジャケットは二種類あり、A面とB面が逆になっており、Izarra表記がありません。

この表記がないバージョンは今までこのアルバム10枚くらい買いましたが私は一度も見たことありません。

イタリアでは正規作品として発売されており、ジャケットなどはそのままです。

以前はCDがなく情報もそれほどなかったので幻扱いで結構高かったですが、意外と枚数があることがわかり、CDも再発されていますので以前よりも手に入れやすくなっています。、

おまけ系は結構名作があり、オランダにもTrio Pim Jacobsの作品など普通に売ればいいのにと思うほどです。

 

 

 

今日はメキシカンプログレの雄、Iconoclastaの2ndアルバムReminiscenciasです。

南米特有の穏やかなシンフォニックで、アコースティックと電気楽器のバランスが絶妙。

演奏は少しバタついていますが、アルゼンチンのPabloあたりが好きな方には特におすすめです。

自主制作的なものらしく、あまり音はよくないです。

一応プレスが2種類あるそうでインサート付きがオリジナルといわれていますが詳しいことはわかりません。

彼らの初期作は残念なことにCD化されていないものもありが、大抵のものは聴けるようです。

レコードは日本にそれなりに入ってきたようで安く買えますので是非おご一聴を。

 

 

 

今日はメキシコのMusicanteの1st Buscando Um Tesoroです。

メキシコはアコースティックな名作が非常に多く、80年台以降に良い作品が多いです。

こちらはジャケットに書いてあるちょっと変わった通り室内楽。

編成はギター、パーカッション、フルート、オーボエ、クラリネット、チェロ、コントラバス。

Flairckのようなアグレッシブさはありませんが、アイデア豊かで面白い作品です。

クラシカルですがメキシコの砂漠や大陸的なスケール間を感じさせ、いわゆるクラシックの室内楽とは一線を画しています。

プログレ系でチェンバーというと暗くてじめじめしたヘビーなものを想起される方もいるかもいらっしゃるかもしれませんが、そういった要素は全く愁いを帯びたロマンが溢れています。

EMIプレスがオリジナルと思われていますが、恐らく自主制作的に作られたであろうDiscoc Puebloのプレスが最初です。

マトリックスが違うのでスタンパーも違うようです。

ジャケットはEMI盤はシングルですが、こちらは見開きで、レコード入れるように筒状にはなっておらず、フラップが付いた構造で、その内側にレコードが入っていたようです。

現物は自分が買ったもの以外見たことありません。

なんかのシンポジウムに参加するという名目で海外出張に行ったときにレコード屋でたまたま見つけて買ったのでよく覚えています。

Musicanteはもう1枚アルバムがあり、そちらも良い作品で、メキシコ物は価格的にもこなれているのでおススメです。

 

 

今日はオランダのLady LakeのNoPicturesです。

Gnidrolog?ってなりますが、全然関係ありません。

自主製作で1枚だけ作品があるグループ。

オランダは70年代の後半から全然有名じゃないけど良質なシンフォニックグループがぽつぽつと作品を発表しており、以前は高いものもありましたが現在は価格もこなれてきているのお勧めできるものが多いです。

こちらはその中でもコスパが極めて高い部類に入ります。

早弾きとは無縁のどっしりしたシンフォニックですが、構成がしっかりしているので途中でだれず、あまり湿度のない爽やかさんです。

アコースティック楽器が多用されている部分も特徴で、別に上手いわけではないのですが質感をうまく使っており好印象です。

GenesisのFoxtrotあたりと想起される方もいるかもしれません。

ジャケットは表コーディングなので自主製作のわりにお金かけています。

CD再発もありますがなんでこんなジャケットにしたのか意味不明なくらい音楽を反映してません。