今日はアルゼンチンのHorizonteです。

これは1979年の2ndで最終作。

土着的なフォルクローレとロックが融合した作品でまさしくプログレッシブロックと呼べる作品です。

1stはフォルクローレに寄り過ぎていますが、この作品はバランスがなんとも絶妙。

南米ならではの何とも言えない哀愁とそこから見えてくる希望とでも言いますか聴き終わった後の満足感が素晴らしいです。

音をたくさん詰め込むタイプではないので空間と楽器の一音一音を大切にしているように感じます。

ちなみにジャケットではVilolin弾いてるおっちゃんのジャケットですが、Violinは出てきませんのご注意を。

アナログは再発なくオリジナルのみですが、すごく高いというものではありません。

CDは1stとの2in1があるようです。

アルゼンチンはイタリアと並んでプログレ異常地帯でとんでもない作品が多数ありますのでおいおい紹介していきます。

 

 

今日はアメリカのAfterAllです。

アメリカのCressidaといわれることもありますが、私はこちらの方が好きです。

ジャケットもなんとなくKeefっぽいです。

発売が1969年でこちらはクラシカルな雰囲気を持ちアートロックの名残を残したプログレという感じがします。

ELPなどのキーボードトリオ系とは方向性がだいぶ違いますが、時代を考えるとかなり洗練されており、ある意味驚異的な完成度だと思います。

オルガンの音色がとてもよく、リズム隊もしっかりしているので聴きごたえ満点です。

この時代のアメリカを代表する一枚で、個人的にはCrimsonの宮殿級だと思っています。

ほぼほぼ自主制作に近いレベルのローカルバンドなので当時は全くインパクトを与えていないだろうところが良い感じ。

こういう作品に出合ってはまり込むと出てこれないラビリンスへ迷い込むことになりますが、今はデジタルで大抵のものが手軽に聴けるのでそれほど危険ではなくなりましたね。

US盤がオリジナルでオーストラリア盤も見かけたことがあります。

CDは勿論あり、アナログもリマスターされて再発されています。

USオリジナルは人気が高く今でも結構高いです。

 

 

今日はドイツのBirth Controlの8枚目Increaseです。

避妊という変わった名前のバンドですが、ドイツ勢の中ではかなり息の長いバンドで、一時アルバムを出していない時期もありますが2016年ごろまでは活動していたようです。

初期はいわゆるKrautっぽいですが、この時期は非常にノリのいい軽快なサウンドです。

このアルバムではプロデューサーにDavid Hitchcockを迎え非常に完成度が高く、

プログレファンはもちろんハードロック好きな方もご満足いただけることと思います。

引き締まったリズム隊と自由自在なリード陣で聴きごたえ十分です。

とっても明るい曲が多いのでダークさを求める方には合わないと思います。

再発も沢山ありますので気軽に聴いていただけると思います。

オリジナルはドイツのBrain盤で、プレスが二種類あり、ラベル縁の文字が切れているのが1stプレスで文字が一周しているものは2ndプレスといわれています。

特に音の違いは感じません。

同時期に日本盤も出ているようですが、私は一度もお目にかかったことがない気がします(探してないからかもしれません)。

 

 

今日はNorwayのAKASHAです。

昔からメロトロンで有名ですが他のシンセも使ってるので、レア盤にありがちな過度な売り文句でしょう。

内容がしょぼいほど色んな尾ひれがついて聴いた時のがっかり感は壮絶です。

77年の発売ですがかなりプリミティブで、洗練された感じは全くありません。

演奏も曲構成もダサいです。

プログレというよりも前世代のアートロックやサイケのが近いかも知れません。

サンスクリット語の虚空を意味するのだと思いますが、インドブームも70年代初期だし、いろんな意味で時代遅れ感が否めません。

何を誉めればいいのかわかりませんが、多少ダークでスペーシーな雰囲気がありますのでだるい感じのシンフォが好きな人には多少お勧めできるかもしれません。

テクニカル系や疾走感を求めるような方にはお勧めしません。

レコードはBATRecordsから出ており、ほぼ自主製作だと思われます。

海外ではそれなりに高いですが、日本では人気がないのか海外の半値位で買えると思います。

CDもアナログも再発されているようなので手軽に聴けると思います。

 

今日はフランスのLBC TRIOの唯一作BAOBABです。

室内楽的な色合いが強いですが単純なサロンミュージックとは異なり、ジャズ、フォークや現代音楽などのミクスチャーです。

アコースティック楽器が中心ですが演奏が上手いので薄っぺらい感じはなく、レコードの音質も非常に良好でアコースティック楽器ならではの残響音が十分に楽しめます。

FluteのDenis BarbierはちらほらJazz-Rock作品では名前を見かける人で、ViolinのJean-Claude Carmos自主制作っぽいですがソロアルバムも出しています。

レコードしかありませんが、高いものではありませのでぜひお試しください。