最近昔の歌謡曲にはまっています。

といっても流行りのシティーポップではなく、正真正銘の歌謡曲です。

これまであまりじっくり聴いたことがなかったのですが、オーディオがようやく満足いく状態になったので色々と聴いたみようとたまたま家にあったあみんの待つわを聴いたことがきっかけです。

45回転の音の良さもあるんですが

- 原曲の素晴らしさと音の骨格

- 原曲への肉付けをする編曲の素晴らしさ

- スタジオミュージシャンの演奏技術の高さ(特にリズム隊が鉄板)

が手に取るようにわかり、聴き流すのではなくしっかりと音に向かい合って聴くことに目覚めました。

メルカリで手軽に買えるのも良いです。

ジュディ・オングの魅せられても最近買ったもので、歌は勿論ですが曲が何といっても壮大で素晴らしい。

筒美京平先生が作曲編曲なので当たり前なのですが、非常によくできています。

阿木燿子先生の歌詞も行間を読み解く力を必要とする難解さもあり最近のストレートな歌詞に慣れている方には新鮮に感じると思います。

バックの演奏もとても良くて、ドラムのノリの大きさに驚かされます。

ベースも気持ちいいところに音が入ってきて、張りのある素晴らしい音です。

なぜエーゲ海なのかはわかりませんが、しっかりブズーキも最後の方に登場してきます。

カップリングのB面もしっかりとした曲作りがなされており、良い曲です。

お金をかける楽しみもありますが聴き方ひとつでコスパも満足度も高い独自の楽しみ方が見つかると人生がより豊かなものになりますね。

20年ほど前にまだプログレ駆け出しだったころ、プログレを卒業されたというおじさまがアイドルもののバックの演奏が良いと言っていたことを思い出す今日この頃です。

 

 

 

今日はハンガリーのKormorán の1stアルバムFolk & Rollです。

これは84年のアルバムで、2015年ごろまで活動していたようです。

フォーキーで民族色は強いのですがただのフォークロックではなくタイトル通りハードな面もあり曲構成もよく寝られています。

演奏技術は非常に高く、リズムセクションのタイト感は素晴らしく満足感の高いアルバムです。

私自身はこれと3枚目に当たるLive In Hollandしか聴いたことありませんがワールドディスクのフリーペーパーでたまに名前を見かけたことがあるので他にも名作があるでしょうね。

このアルバムはアナログ再発はないようですが、年代が新しく本国でもそれなりに人気があったようでプレミアなどはついていません。

CDもあるのでお手軽に楽しんでいただけると思います。

 

今日はイタリアのDario Baldan Bemboの3rdアルバムMigrazioneです。

一時期Equipe84にも参加していた方ですが、イタリアでは有名な作曲家です。

ご本人はキーボード弾かれるんですがこちらの腕も確かです。

それほど多くはないですがご自身のアルバムも発表されており、いずれも文句なしの名作で、一つとしてはずれがありません。

レアで高いだけのアナログ探すより、価格もそれなりで内容が一級品のこういうアルバム聴いている方が人生が豊かになる気がします。

まあ人それぞれですが、私はあまりコレクトすること興味がありません。

さて、このアルバムは単純な歌モノではなく、十分にプログレッシブで演奏もソリッドで非常にかっこいいです。

ドラムのTullio De Piscopoを筆頭にTullio関連の腕利きスタジオミュージシャンで固められており、それなりに自由度の高そうな演奏が非常に好印象です。

ボーカル曲でもイタリアお得意のオーケストレーションの効いた荘厳でプログレッシブなカンタウトーレサウンドでイタリアの魅力を余すところなく表現しています。

こういうアルバムに出合えると幸せだと思える、そんな一枚です。

文句なく名作。

オリジナルはイタリア盤で、カナダ、フランスやスペイン盤も存在しています。

ほぼ同時期に出てるのでそれほど音は変わらないでしょう。

海外ではよく見かけますが、価格が高くないので国内で探すと意外に見つかりません。

たまに見かけますが即売れしていると思います。

残念ながらCDは出ていないようです。

 

 

今日はアメリカのSpiral Starecase唯一の作品More Today Tahn Yesterday。

Patrick Uptonの豊かなボーカルを中心としたグループで、いかにも時代を感じさせるポップミュージックですが、それを古いと感じさせない時代を超えて愛される本当のポップスです。

カバーも沢山されているので、Laura Nyroに近い感覚を覚えるかもしれません。

CD再発もありますが、アナログでの再発はないようです。

オリジナルはColumbiaの360°ラベルで、プレス工場により多少プレス時期の違いあるようですが、私には違いがよくわかりませんでした。

アメ盤らしい濃厚なサウンドが堪能できます。

名作。

 

 

 

 

今日はCharlie MarianoのHelen 12Trees。

Bop黎明期から活躍していたサックス奏者で、初期の作品はそっち系の名作多数。

日本との縁も深く、秋吉敏子と結婚していたことがあり、マンディ満ちるのお父様です。

元々アメリカで活躍してましたが70年ごろに渡欧し、Jazz-Rock界隈で名作を多数生み出しています。

ご本人のアルバムは勿論、ゲスト的に参加した作品は数知れず、一時期彼のクレジットがある作品を見かけると全て買っていました。

さて、このアルバムは76年の作品で50歳を超えたおっさんがやってるとは思えないくらいエネルギッシュな内容で非常にかっこいい。

夭逝の天才Vilonist Zbigniew Seifertは弾きまくり、Jack BruceとJohn Marshall、Nippy Noyaのリズム隊はお仕事しつつも随所に味わいを見せ、Jan Hammerも元気です。

60年代後半からアメリカンのジャズミュージシャンが数多く渡欧し、触発されるように名作が多数生まれておりお金がいくらあっても足りません。

このアルバムのオリジナルは赤MPSで黒はセカンドプレスになります。

両方持ってましたがそれほど音が変わらないので私が持っているのはセカンドプレスの方になります。

プレミアがついているようなものではないので非常にコストパフォーマンスの高いアルバムといえます。

CDもありますのでお気軽に楽しんでいただけると思います。