今日はアン・ルイスの六本木心中です。

昔のカラオケ番組みたいなのでご本人が歌っているのをちょっと聴いたことあるくらいだったんですが、かみさんにお勧めされてシングル買ってみました。

いやあ、演奏がかっこいい。

84年の作品ですが、非常に洋風なハードロックでイントロが長く、一瞬耳を疑いました。

ロック歌謡というそうですが、これは誰が聴いてもかっこいいですよね。

リズム隊はタイトでギターもソリッド、後半のギターソロなんてうっとりしちゃいます。

アンさんのボーカルも場末感が漂いムーディーです。

カラオケバージョンより断然かっこいいです!

 

 

 

 

 

 

今日はスイスのIsland唯一のアルバムPicturesです。

Ambitious Loversの才人Peter Schererが世に出た作品として有名です。

本人はこのアルバムが大嫌いらしく、参加していることすら否定しているそうな。

噂ではスイスの金持ちの息子が自己資金で作ったものだそうですが、ProducerはイタリアでPFMなど数多くの名作に携わっていたClaudio Fabi、ジャケットはGigerで録音などもイタリアのRicordiで自主製作の域を超えて非常にしっかりしています。

あくまでも推測ですがPeter Schererの才能があったからこそ出したかったアルバムなのではと思っています。

曲構成、演奏どれをとっても一級品で、A面の出来は77年という年代を考慮すると衝撃的でよくぞ世に出してくれたと感謝したいくらいです。

ジャケット的にものすごく暗黒っぽい感じがしますが、案外聴きやすくヘビーでダークながらメロディアスであっという間にA面が終わります。

B面はややテンションが落ち、若干アバンギャルド方向なので聴きづらさはありますが及第点でしょう、といっても私はほぼA面しか聴きません。

スイス盤しかなく、オリジナルはこの時代のスイスのレコードに多い、Unipakっぽい構造になっているもので、レコードのレーベル面がフラットで、M+LだかSUISAだかの四角枠の刻印がレーベル面にないものになります。

海外では今でも人気が高く結構高いですが、日本ではそこまで人気がないので海外よりも安く流通しているようです。

音質は再発でもそれなりですが、オリジナルの方がレンジが広く、余韻の空気感は圧倒的にオリジナルが良く、余すところなく作品の世界に浸れると思います。

CDもありますが音質はわかりません。

遅れて登場して流れ星のように消えていったグループの作品ですが、プログレを代表する一枚といえるでしょう。

 

 

 

今日はオランダを代表するインストグループFinchの1stアルバムGlory Of The Inner Forceです。

プログレ界隈では非常に有名なFinchですが、小曲が多い3rdが売りやすいからなのか、1stと2ndはそれほどプッシュされているのを見たことがありません。

確かに3rdのB面最後の曲はよく出来ていますがFinchをよく表しているのは大曲ぞろいの1stと2ndだと思います。

のっけからハイテンションで最初から最後まで弾きまくりのごり押しスタイル。

Joop van Nimwegenここにありと主張しまくりまくりますが、曲のバランスはそれほど悪い感じはせず、リズム隊もしっかり仕事をこなし、Keyも随所で味わい深い演奏をしています。

メロトロンも出てくるのでその手のファンにもお勧めです。

オリジナルはオランダのNegram盤でニス引きがあるのがオリジナルといわれています。

私のは一応ニス引きバージョンらしいのですが正直違いは小さく、音質も差が感じられなかったのでどちらでもいいと思います。

US盤もあり、こちらも音は良好です。

Bovema Negram盤は再発。

特にプレミアついているわけでもないのでぜひオリジナルで聴いてみてください。

CDも多数出ています。

 

 

今日はアメリカのジャズギタリストOscar Mooreのアルバムです。

Nat King Coleとも活動をされていた方で、当時それなりに名前は売れていたようですが、ソロでは大きな成功を収めることはなく、3枚ほどアルバムを出した後に一線からは退き、その後はレンガ職人としてお仕事をされていたそうです。

このアルバムはもともと1954年にSkylark Recordsから発売されたものを恐らく親会社のTampaが曲順を変えて再発したものです。

ジャズの黄金時代といわれる50年代の雰囲気を余すことなく堪能でき、アップテンポなものからムーディーなものまでジャズギターの魅力が詰まっています。

赤盤なのでお正月になぜか聴きたくなる一枚。

オリジナルは54年に10inch盤で、ほぼ同時期にUK盤もあります。

56年にTampaから出ており、赤盤が先で黒番が後プレスになります。

赤盤は黒盤よりも固く、見た目かなり傷があってもDL102などモノラルカートリッジを使えば余裕で聴けてしまいます。

私が持っているのもボロボロで数百円で買ったものですが洗浄してあげれば曲間はさておき、音楽自体は十分に楽しむことができます。

 

 

今日はコロンビアのGenesisです。

ジェネシスではなくヘネシスと読むそうです。

En Un Planeta Lejanoは82年のアルバムで6枚目にあたります。

初期3作はコロンビアンロック最初期の名作としてもてはやされていますが75年に一度解散しているようで、再結成以降はあまり評価されていないグループです。

確かに初期作品はヒッピーサイケ感と民族色のバランスが素晴らしいマジカルサウンドで、チリのLos JaivasやBlopsなどと近く、多少プレミアがつくのも頷けます。

今回紹介する作品はサイケ感はなくなり、肩ひじ張らないリラックスしたサウンドです。

マジカル感は健在で、Beatlesのカバーをしているんですが緩さが何と言えずたまりません。

若者言葉ではエモいというんでしょうか?

レコードはプレミアもついてませんが国内ではめったに見かけないと思いますので興味ある方はネットで探してみてください。

残念ながら再発などはなく、CDもありません。