今日はイギリスのIllusionの1stアルバムOut Of The Mistです。

RenaissanceといえばAnnie Haslamが入ってからの方が有名ですが、元々はYardbirdsの Keith Relfが妹のJane等と共に結成したグループ。クラシカルな素晴らしいアルバムを制作しましたがそれほどセールスが振るわなかったのか単純にKeithが飽きたのかあっという間に崩壊寸前になり、ほぼ別バンドとしてPrologueを作成し、プログレ界に燦然と輝く名作を連発します。

Keithはその後Armageddonで素晴らしい作品を残しますが自宅でギターを弾いているときに感電でこの世を去ってしまいます。

その後Renaissanceのほぼオリジナルメンバーで結成されたのがこのIllusion。

フォーキーかつクラシカルでロマンスを感じさせるシンフォニックロックで、Annie Haslamよりも声量などでは圧倒的に劣りますがJaneのボーカルが魅力的です。

オリジナルは77年のイギリス盤で、各国プレスも多数あります。

日本盤もあり、音も悪くないです。








今日はFinland最高のJazz Musicianの1人Eero Koivistoinenの76年作です。

北欧Jazz界の超重要人物で、演奏家としてもコンポーザーとしても超一級品。

69年発売のOdysseusは北欧Jazz最高峰の一枚と言われており、今でも余裕で6桁越えアイテム。

本作はいわゆる硬派のジャズロックで、非常に中身の濃い内容。

メンバーも豪華で北欧勢の実力のほどをぜひご体感ください。

日本では中々見かけることがないアルバムで、10年ほど前に当時懇意にしていた英国のレコード屋のおっちゃんから北欧ジャズのコレクターが200枚くらいレコードを手放すらしいけどまとめて買わないかと声をかけられ、詳細なリストももらわずに数ヶ月分の給料を全部突っ込んで購入したレコードの中に入っていたものです。

200枚の内容から考えれば激安で桁違うくらいなんですが、かみさんの冷たい視線を思い出すだけで背筋がぞくっとします。

後にも先にもこんな買い方をしたのはこの時だけで今では良い思い出です。

オリジナルはLoveマークの文字、枠ともに黒で、79年の再発は確か水色になってたと思います。

アナログはその後複数回再発されているようですが未聴です。

ちなみに、私のは予備だったらしく、SPAREと書かれたシールがご立派についてます。







今日はスペインのSakre唯一のアルバムBizitako Gautakです。

スペイン勢はフラメンコっぽい情熱的な作品が多いですが、こちらはバスク特有の土着的な雰囲気を感じさせながらもアクの少ないフォーキーなシンフォニック。

曲間の継ぎ目がなくコンセプトアルバムとしての作りになっており、演奏上手くないんですがよれ具合が上手く味わいへ昇華しており、哀愁満点の独特な雰囲気を醸し出しています。

78年の発売でインサート付き。

CD再発はないようです。

アナログは国内だと安いので入手は難しくないと思います。







今日はイギリスのQuatermassの唯一作です。

1970年のリリースで、メンバー構成的にはELPのような KeyTrioですが、音楽の方向性はかなり異なっており、ハードロック+ジャズロックにオーケストラアレンジを加え、ブルース風味を足したといったら適当でしょうか。

後に色々なバンドやスタジオミュージシャンとして名を馳せた方々なので演奏はすでに一級品。

余裕に溢れた演奏でテクニックをひけらかすようなタイプではなく、随所にセンスの良さが滲み出ています。

当時すでに有名だったのか、井上陽水のアルバム氷の世界で一部演奏担当しており、らしいプレイを披露しています。

さて、プレスは当時盤が各国から出ており、日本盤も赤盤、黒盤と出ています。

UKオリジナルはさすがに音のレンジが広く、高音低音とも迫力たっぷり。

日本盤も悪くないです。

75年に再発がありますがこちらはジャケット違い。

以降も何度かアナログで再発されており、人気の程が窺えます。

プログレを語る上で欠かせない一枚であることは間違い無いですね。




https://youtu.be/ZFy4liIpREQ

今日はイタリアのPlanetariumの唯一作Infinityです。
71年発売で、Ariston傘下のマイナーレーベルから出ています。
昔からそれなりに名前は知られていましたがメンバーのクレジットなどもなく謎のグループとされていましたが、最近メンバーの名前くらいはわかったようです。
ギターを弾いているFranco Sorrentiは2人目の奥様が日本人で、日本に移住され、日本で亡くなったそうです。
英語での解説文はジャケット裏面に記載されており、そういう意味では輸出も視野に入れていたのかもしれません。
いわゆるコンセプトアルバムで、全編メロトロン満載のクラシカルでシンフォニックな内容なんですが、ジャジーな部分もあり、演奏技術もかなりのもの。
時期を考えるとかなり高度な内容で、一枚で終わってしまったのが惜しまれます。
LPは当時ものしかないようですが、昔からあまり値段変わってません。
私は数枚見ましたがレコードの同じ箇所が焼けているものしか見た事ないのでまとまって見つかったデッドストックなのかもしれません。
ジャケットはエンボス加工されており彩色も美しいです。
メロトロンの不安定感やアコースティック楽器も多用されているのでぜひアナログでお聴き下さい。


https://youtu.be/ahmVl9h_dDE