今日はイタリアのPlanetariumの唯一作Infinityです。
71年発売で、Ariston傘下のマイナーレーベルから出ています。
昔からそれなりに名前は知られていましたがメンバーのクレジットなどもなく謎のグループとされていましたが、最近メンバーの名前くらいはわかったようです。
ギターを弾いているFranco Sorrentiは2人目の奥様が日本人で、日本に移住され、日本で亡くなったそうです。
英語での解説文はジャケット裏面に記載されており、そういう意味では輸出も視野に入れていたのかもしれません。
いわゆるコンセプトアルバムで、全編メロトロン満載のクラシカルでシンフォニックな内容なんですが、ジャジーな部分もあり、演奏技術もかなりのもの。
時期を考えるとかなり高度な内容で、一枚で終わってしまったのが惜しまれます。
LPは当時ものしかないようですが、昔からあまり値段変わってません。
私は数枚見ましたがレコードの同じ箇所が焼けているものしか見た事ないのでまとまって見つかったデッドストックなのかもしれません。
ジャケットはエンボス加工されており彩色も美しいです。
メロトロンの不安定感やアコースティック楽器も多用されているのでぜひアナログでお聴き下さい。


https://youtu.be/ahmVl9h_dDE