「実行機能」を高めるホームモンテッソーリ!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 
写真は5歳9ヶ月のYuzy。
モンテッソーリの算数教育の4桁の足し算を行っています。
 
「5歳で4桁!?」
 
と一見、究極の早期教育のように捉えられがちですが、
実際は金ビーズを風呂敷の中で合わせるというマジックショーのようなおしごと
この時期の発達段階に見合った活動です。
 
 
さて、数日前のAERA dot. (アエラドット)の記事。
読まれた方も多いかもしれません。

 

 

『そもそも天才の頭脳に影響を与えた幼少期の教育とはどのようなものだったのか。』

 

記事の中で触れられている『実行機能』

 

母もこのブログの中で度々『エグゼクティブファンクション』について触れてきました。

 

 

この日も、こんなことが書かれています。

 

『ホームモンテッソーリの恩恵は、どんなアカデミックスキルよりも、

エグゼクティブファンクションの発達なのかもしれません。』

 

 

娘の幼児期には知る由もありませんでしたが、学童期も終わりに近づいてきて感じるのは

 

彼女の小学校生活を支えたのは、勉強や知識そのものではなく

根底にあるのは、間違いなくこの「実行機能」と呼ばれるもの。

 

実行機能の基盤となる前頭前野の発達。

適切な環境が必要だと言われていますが、我が家における

適切な環境とはやはりホームモンテッソーリの環境だったと思います。

 

というよりも、これしか何もなかった我が家です^^;

 

共働き家庭では、決して娘と一緒に過ごす時間は多くはなかったものの

ホームモンテッソーリを通じて、量よりも上質な時間を心掛けてきました。

教具という具体物を通じて、五感でこの世界を探求してきた娘。

 

母の提示を見るよりも、自分が触りたくて仕方がなかった幼児期。

けれども、何かを出来るようになるためには、提示を見ることが大切だと自ら気付き

どこか自分を律する事も少しずつ出来るようになっていきました。

 

そして、ますます「自立」と「自律」が大切になってきた学童期。

 

自分で決めて行うことで、自らの人生の主人公となれる。

自分を律する力があるから、目の前の誘惑よりも後のお楽しみのために頑張れる。

そんな選択を繰り返すうちに、どこかパターン化してくるこの行動が

娘にとっては心地良くなってきたようです。

 

記事でも触れられている通り、何よりも大切なのは

 

賞罰を与えたり

目標を設定してあげたりといった

「他者」によるものではなく

 

自らが選択をし、自らが目標設定をすることで、自分が満足をするというこの感覚。

 

これが、娘の小学校時代を支えてきた原動力だった気がします。

 

学力を高めるよりも実行機能を高めるために出来ること。

これからも、そんなキーワードが大切となってきそうです。

 

◆◆

 

この「実行機能」については、記事中のインタビューにもある森口佑介教授のこちらが

非常に分かりやすくおススメです。日常の子ども達のシーンをたくさん例に出しながら

平易な言葉で解説くださっているので、とても読みやすいです。

 

 

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