モンテッソーリの上級算数を攻略する!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

エレメンタリーの幾何学の教具。スティックを組み合わせることで様々な図形に触れることが出来ます♡


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小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。

よろしければ自己紹介もご覧ください。 

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先日「モンテッソーリ教具、最小限で何を買う!?」というプライマリー(3歳~6歳)用の教具について綴ったところ、エレメンタリー(6歳~12歳)についても、同様のトピックをというリクエストをいただきました。今回は、「上級算数」と呼ばれるモンテッソーリの小学校の算数について少し綴ってみたいと思います。

 

プライマリーと比べ、ぐっと教具の数が減るエレメンタリー。

 

「感覚の敏感期」と呼ばれる3歳から6歳は、目の前の具体物を通じ、感覚を洗練させ、自己形成されていく時期だったのに対し、6歳~12歳という学童期はまさに抽象の世界へと突入していく時期。物事の本質を理解するために必要だった教具がなくとも、想像力と共に自発的に理解が出来るようになってくるのが学童期です。モンテッソーリ女史は、この抽象への過程を『滑走する飛行機』に例えています。

 

飛行機は、滑走を終えると硬い地面を離れ、これまでより速い速度で、大気への飛翔を始める。子どもの精神もまったくこれと同じである。(「モンテッソーリ教育用語辞典」、クラウス・ルーメル、学苑社、2006、210頁)

 

娘を見ていても、特にこの1年で教具の出番がかなり減った気がします。敢えて使用する時と言えば、学校で学んできたことを確かめる時。新たな概念を学ぶというよりは、確認作業としての使い方が主な使用法。しかし、目の前に広がる色彩豊かなモンテッソーリの教具はやはり魅力的なようです。

 

前回同様、現在「あって良かった!」と思うエレメンタリーの教具をリストアップしてみたいと思います。

 

※「平方根」「二項式」「三項式」「累乗」「因数分解」「ピタゴラスの定理」などまだ家庭で導入していない教具は対象から外していますが、高学年になればなおさらダウンロード教材でも概念は伝えらえられると思っています^^

★言語教育

 

文法をきちんと取り入れたいご家庭には文法記号の導入としておススメ。もちろん、ダウンロー教材でもおしごとは可能。娘はやはり手に取れるこの形がお気に入りのようです。

 

 

★算数教育

 

プライマリー同様、マスト品は金ビーズと色ビーズ、そして次に分数の教具です。かけ算の教具「チェッカーボード」、割り算の教具「試験管ビーズの割り算」、小数の教具「小数板」、四則計算の教具「色ビーズのそろばん」などは、ダウンロード教材でも代用可能。これ以外に母のおススメはスティックボックスと呼ばれるトップ写真の幾何学教具。小学校で習う図形とは違ったアプローチに、惹きつけられています♡

 

 

 

 

※その他「生物」「地理」「歴史」などは、カード類が多く特定の教具はほとんどないため割愛します。

 

教具から離れることが最終目標と言われながらも、算数教具に関してはかなり多くの教具が存在する上級算数。お気に入りの教具が出来ると何度でも関わる幼児期とは違い、学童期は「繰り返し」はあまり好まない時期。

 

だからこそ、「かけ算」と言っても金ビーズ以外にも「切手遊び」「色ビーズのそろばん」「金ビーズのそろばん」「チェッカーボード」「銀行遊び」などと呼ばれる豊富な種類の教具とおしごとが存在します。単調にならずに、これらを日々ローテーションしながら、1つの概念を定着させていくエレメンタリーの算数教育。最終的には、教具に頼らずして、日常生活に還元していきます。

 

ここで上級算数攻略のための、Yuzyママおすすめの三種の神器をご紹介します(笑)。

 

ラブラブ算数教育のダウンロード教材

 

"Making Montessori Ours"

 

なかなかエレメンタリーのダウンロード教材が少ない中、かなりの種類を網羅しているこちらのショップ。我が家もかなりのヘビーユーザーです^^

 

関連記事

今年のおうちモンテ、ダウンロード教材が大活躍!?

 

ラブラブ算数教育のチュートリアルビデオ

 

"Educational Video Publishing"

 

以前にもご紹介したこちらの番組では、ベテランのモンテッソーリガイドによる提示が見ることが出来ます。

 

ラブラブ算数教育の教師養成講座のマニュアル

 

"Cultivating Dharma"

 

アメリカン・モンテッソーリ協会(AMS)のモンテッソーリガイドによるエレメンタリーのマニュアルが一部無料で公開されています。

 

なかなか日本ではこれらの情報を入手できない故に、非常に貴重な海外サイト。そして、マニュアルを読み解く際の必須本(笑)。原書が英語だったと思えないほど、優秀なシリーズ。やっぱりDKですね。母は、英語版と日本語版を突き合わせて語彙確認を行っています^^;

 

 

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こちらもおススメです。

 

 

 

 

 

 

謎が多いモンテッソーリのエレメンタリー課程…(笑)。

これからも少しずつ解き明かしていきたいと思います。

 

ご訪問、誠にありがとうございますハート