新年度のホームモンテッソーリに向けて、上級算数の教具を少し買い足しました。
しかし、今年のメインの購入品はダウンロード教材(笑)。
例えば、モンテッソーリの算数教具。
非常に高価です。
我が家は、塾や通信講座の費用やワーク類などの購入もないため、学習面の費用はこの教具に充ててきました。
ただ、中には数回触っただけで、あとはほとんど使用しない敏感期でない教具もありました。特に3歳~6歳のプリマリーのモンテッソーリ教師の中には絶対に本物に出会わせてあげて欲しいと仰る先生方は沢山いらっしゃいます。我が家は娘一人しか使用しないため、海外の廉価版で済ませてきましたが、海外のホームスクール家庭の中にはNienhuis社の教具を一括で揃えているご家庭もいらっしゃいます。確かに廉価版だと、親は気付かなくても、子どもの方が敏感。我が家も、娘が微妙なペイントの差だったり、大きさだったり、はまる感じの感覚だったりちょっとのズレに非常に敏感でした。
そんな完璧には程遠い我が家のホームモンテッソーリ。
けれども、娘自身はこの不完全な教具にすら愛着を抱き、大切にしてきました。
しかし、8年という月日を経て、プライオリティーが少しずつシフトしてきました。
このベースにあるのは、やはり娘の成長でしょうか。幼児期はどうしても感覚に訴える部分を重視したく、プリントアウトは補足としてしか使用してこなかった我が家ですが、小4になると具体物の出番はかつてより減り、自分の頭の中で向き合いたい。そんな流れを感じています。
例えば、こちらは大きな割り算の教具のプリントアウト。
本物の教具のように升に玉を置くことはできないため、プリントアウトで代用。
滑り防止のため、裏にマジックテープを付けています(笑)。
1つ1つキレイに並べたかった幼児期の敏感期には全くそぐわないお品ですが、小4の今はこれで十分代用可能(笑)。
まだまだラミネーターを走らせる日々が続きそうです^^