小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
「学童期から幼児期はやっぱり繋がっている!?」で綴ったように、「身体」について沢山のおしごとを楽しんできた娘。その出発点は、やっぱり「手」でした。
「手の発達は知能の発達」とモンテッソーリ女史も述べている通り、手を育てることを意識した幼児期。
決して、人よりも早く計算が出来たり、知識があったりというタイプではありませんでしたが、この「手」が育っていたことは、小学校生活において大きなメリットを感じました。何よりも、自分の思うように手が動くことは大きな満足感へと繋がる。これが、我が家にとっては最大のメリットでした。
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幼児期に、娘が好きだった「手」を意識したおしごとを少しご紹介してみたいと思います。
まずは、日常生活の練習から。この分野はすべて手を使うお仕事ですが、その中でも彼女が好きだったのが…。
●トングを使った空け移し(3歳8ヶ月)
●対にする(3歳9ヶ月)
2歳ごろから見られるようになった同一性に気付き分類するという作業は、まさに知性のあらわれ。
●切る(3歳10ヵ月)
今でも切ることが大好き。この頃十分に楽しんだことは、小学生以降も引き継がれていきます。
これ以外にも、2歳くらいの時にはパズルや家族の手袋を集めてペアリングのおしごとなど、家庭で出来ることが沢山!!また、今の時期、今まで以上に大切な「手を洗う」というのも、モンテッソーリ教育においては「おしごと」として紹介されます。具体的な手順については、モンテッソーリ教育の解説書のこの2冊がおススメです。
写真で手順をしっかりと確認し、お子さんに提示してあげることが出来ます。
子どもと一緒に図で確認できる魅力的な1冊。
言語教育において「手」を意識した最初の活動は、「手で出来ることについて話すこと」でした。
●手を振る
●手を叩く
●握手する
●挙手をする
●いないいないばぁをする
●握る
●さする
●触る
などなど。
母語であれば、自然と身に着くこれらの表現ですが、敢えてジェスチャーゲームなどしてみると、知らないものもあり、語彙を増やすのに役立ちました。またバイリンガル教育を取り入れられているご家庭では、同様のことを英語で取り入れてみても楽しいと思います。我が家も、絵本などを使いながら、一つずつ語彙を増やしていきました。
手について様々な側面から考えることのできる1冊。多様な表現も学べるので親子英語のご家庭にもおススメです。
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その他にも、自分で手をトレースして、「オリジナルハンドブック」を作ってみたり、手に絵の具を塗りハンドプリントをしてみたり、手を意識した活動はとどまるところを知りません^^
小4になっても、これからも手を育てることを意識したい我が家。
宿題を後回しにしても、手作業を楽しんでいるとついつい見守りたくなります^^;
知性への道は、まさにこの「手」が出発点。
そう教えてくれたモンテッソーリ女史に今日も感謝です♡
"The hands are the instruments of man's intelligence." - Maria Montessori
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