幼稚園の参観日の際、驚いたことの一つに先生の言葉遣いがありました。まるで小学校の参観日かと錯覚するほど、まったく園児を幼児扱いしていないこと。まるで保護者と話しているかのように、園児ひとりひとりを尊重しながら、正しく美しい言葉遣いをされる先生に、目が釘付けだったことを記憶しています。
幼稚園入園の際、心がけることの一つとして「幼児語は使わない」というものがありました。今でも母のことを「ママ」と呼ぶ娘。けれども、お友達や先生の前では「おかあさん」と呼ぶなど、4歳児なりに理解しているところもあるようです。
そしていつまでも直らないのが指の名称。「親指、人差し指・・・」という呼び名は頭では理解できていても、とっさに出て来るのは「お父さん指、お母さん指」・・・^^;・・・ということで、指の名称を記した「オリジナルハンドブック」を作成してみました(笑)。
まずは、メタルインセッツでも何度も繰り返しているトレースする作業。手のひらを置き、しっかりとなぞっていきます。1本の指に1枚ずつなので、5枚なぞります。
こんな簡単な作業ですが、オリジナルのブックレットが出来て大喜びの娘!そして、その後セガンの三段階の名称練習をしてみると、すでにそれぞれの名称は馴染んでいました。自分の五感を使いながら作り上げたものは、すぐに自分のものとなっているんですね。
今回は娘に必要なものとして指の名称のおしごとを作ってみましたが、モンテッソーリ園でも自分自身という存在を意識し理解する意味でも、自分の身体についての学習が繰り広げられます。まずは体のパーツの目や鼻といった外の器官、そして心臓や腎臓といった体の内部。体のコントロールの仕方、自分の体をいたわる方法、感情、感覚など、ここでも大から小へと学習する流れは定められています。
母が体のことを意識し始めたのは、中学校の頃の保健体育が初めてだったような・・・。これから娘と一緒に学習すべきことが多そうです^^;
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