朝起きるとパジャマ姿のまま、花の手入れを始める9歳。
学校がある日には、絶対になかった光景。
これも新たな日常だと感じます。
『家庭から始まるモンテッソーリ教育』
そう信じて8年という月日を駆け抜けてきた我が家。
具体的かつ実践的、そして現実的とも言えるこの教育法。
家庭のありとあらゆる場面に学びのチャンスが溢れているのがモンテッソーリ教育です。
と言っても、我が家はこのチャンスをとことん潰してきた時期も往々にありました。
「乳幼児は五感を通じて学ぶ」
頭の中でそう理解をしていても、何でも拾い上げ感触を確かめその場から離れない我が子を急かしてしまったり…。
「やって欲しいのではなく、やり方を知りたいだけ」
そう気付くまでにかなりの時間を要しました。
これほどこの教育法に魅せられているのに、実際は上手くいかないことの連続。
「モンテッソーリ教育に忠実でありたいのなら、子どもに忠実でありなさい。」
モンテッソーリアンの恩師からいただいた言葉。
あの時の衝撃は今でも忘れません。
もし、モンテッソーリ教育を家庭に取り入れてみたいと思う方がいらっしゃったら、まずお子さんを観察してみてください。ただ見るのではなく、「観察」。
意識したいのは、子どもの心の中を観察すること。
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乳幼児のお子さんでも、その行動一つ一つには意味があるはず。今何をしたがっているのか、それを成功させるためにどこにお手伝いが必要なのか。1日10分の観察時間で、我が子が見違えるように分かるようになると思います。
敬愛してやまない松本静子先生のこちらの著書でも、観察について触れられています。
いつも以上に一緒にいられる今だから、まずは日々の子どもの観察から。
これが、家庭から始まるモンテッソーリ教育の原点です。
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