"Observing the Child" -- 目の前の子どもを観察するとは? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。



モンテッソーリ教育と出会ってから、一番多く目にしてきたフレーズと言えば、「"Observing the Child" -- 子どもを観察する」でしょうか。

とは言え、実は自分がまだまだだと感じるのも、ここだったりします。

モンテッソーリ教育に関する知識は、書物や講座を通して学習すれば身につきますが、「子どもを観察」すること、これは、一番単純なようで難しいことだと感じています。

子どもを観察するとは、果たしてどの部分を見れば良いのか。
どれくらい見れば良いのか。
見て、何をすれば良いのか。

「観察」と一口に言っても、なかなか見方が分からない。

そんな状態がしばらく続きました。けれども、モンテッソーリ教育の理解を深めると同時に、以前よりも子どもをしっかりと見る事により、少しずつ見るべきものが分かってきた気がします。

まずは、「敏感期」の見極め。
今、何に興味を持っているのか。
それをできるようになるには、何の動きを獲得しなければならないのか。

その「獲得すべき動き」さえ見極めれれば、あとはおしごとを用意するだけ。
ここを間違わなければ、用意したおしごとは、興味を持って取り組んでくれることが最近分かりました。

そして、最近特に注意をして観察しようと心がけているのは、目の前の娘を見るだけでなく、彼女の心の中を見ること

興味のあるおしごとでも、上手くできないと早く終わらせようとしたり、途中で投げ出したりすることもしばしば。この心の中の「イライラ」と向き合うためにも、「最初からは上手にできないこと」「練習を繰り返せば必ずできるようになること」などなど、彼女自身が今までに経験した「できるようになったこと」などの話を交えながら、親子で会話を持つようにしています。

最近の娘の成功体験と言えば、自転車が乗れるようになったこと。はじめは、ペダルに足を置く事すらおぼつかなかったのに、今ではすっかり乗れるようになりました。自転車でなくとも、以前はできなかったのに今ではこぼさず牛乳が注げるようになったこと。昨日までできなかったのが、今日は上手にゴミを掃けるようになったことなどなど。

こんな小さな成功体験の積み重ねが、子どもに自信を与え、また次にどんどん繋げてくれるものだと感じています。

「子どもを観察する」ということ。
これは親に課された永遠の宿題なのかもしれませんね。
100点満点をもらえる日は、ずっと来ないかもしれないけど、こんな宿題がもらえることに感謝しながら、今日もおてんば3歳児をしっかりと目を見開いて観察したいと思います(笑)。

ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
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