今朝、アメリカの友人とこんな話をしました。
「いつになったら、日常に戻れるんだろう。」
そんな母のつぶやきに、予想外の返事が。
「新しい日常を学ばないとね。」
新しい日常…。
今までとは違う日常…。
元に戻ることしか頭になかった母には考えさせられる発言でした。
でも、閉塞感でしかなかった今のこの現実を、ちょっと受け入れることができた瞬間でした。
娘の幼児期を振り返った時、後悔していることがあります。
それは、2人で手を繋ぎながら歩く時間が少なすぎたこと。
彼女が日常で一番好きだった時間は、幼稚園の園庭で自然と戯れる時間でした。
しかし、この新たな日常では、この失われた時間を取り戻しつつあります。
ワーキングマザーの自分が、小4となった娘と、毎朝散歩をする時間など夢見たことすらありませんでした。
それが、今、テレワークの始業時間前の我が親子の新しい日常となっているのです。
スズカケノキの下で思わず立ち止まる娘。
「こんな可愛い実がついていたなんて、今まで全然気付かなかった~」
そう嬉しそうに話す9歳。
今目の前にある日常の中で、精いっぱいの幸せ探しをしようと誓った朝でした。
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