英語がペラペラに聞こえても | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 
日曜日のいつもの光景。
英会話スクールで先生と過ごすこの時間。
娘には、当たり前の時間となっています。
 
この日の導入は、グレタ・トゥーンベリさんの活動について。意見を求められ、思いつくままに、語りまくる我が家の9歳。
 
成長を感じました。
 
この先生と出会ったころは、YesとNoしか答えることの出来なかった彼女。それが今では、先生を遮りそうな勢いで話すように。これは、英語力と言うよりも、生粋のお喋り好きだからと言うのが理由ですが(笑)。
 
保持教室では、いつも帰国子女のお友達のスピーキングに憧れていた娘ですが、やっとここに来て怯むことなく輪の中に入れるスピーキング力を身に付け始めたような気がしています。
 
と思ったのも束の間…。
 
娘の一見ペラペラに聞こえる英語を、同時通訳の如く、後について語彙を挟んでいく先生。
 
“ Cutting trees”と言う娘の言葉の後に、すかさず”deforestation(森林伐採)”と置き換えるといった具合です。
 
実は、これは英語に限ったことではなく、まだまだ日本語でも身に付けなければならないアカデミックな語彙が沢山あります。日本語であれば、日々の学校生活、ニュースや新聞など、毎日のルーティンから自然と身に付けられる部分は大きいですが、最近は英語の読書量も少なくなりつつある娘には、かなり意識して入れていかないと、なかなか自分のものにはならないと感じています。だからこそ、英会話スクールでは、日常会話と思われるような部分でも、影武者の如く、新たな語彙を追加していく先生。これは、英語ネイティブだからと言うよりも、教えることの専門家だから出来る技だと、毎回感心させられっぱなしです。
 
最近の授業では、時事問題に特化することが増えています。この辺りは、娘の敏感期と先生の興味がピッタリと一致している部分。日頃、日本語でインプットした知識を英語でアウトプットすると言う良い訓練になっているようです。
 
幼児期には、どこか「ペラペラ」という響きに憧れていた母ですが、この「ペラペラ」の奥深さを最近になって考えさせられています。バイリンガルと呼べるようになる日は、まだまだ遠し。
 
一歩一歩楽しみたいと思います。
 

ご訪問、誠にありがとうございますハート