英語とモンテの両立のために必要だったこと | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。



日々いただくメッセージの中で多いのが「モンテッソーリ教育」について。そして「英語育児」についてです。

 

嬉しいことに、我が家のように「英語育児」と「モンテッソーリ教育」の両立を目指されているというご家庭も少なくありません。

 

ただ、「英語育児」と母語中心の「モンテッソーリ教育」をどのように両立させるか…ということに、悩まれるケースもあるようです。

 

一見相反するように見えるこの二つ。

我が家も、娘が0歳の頃から英語育児を出発させたものの、2歳になった時にはギブアップ。自我が芽生え始めているこの時期、何よりも大切なのは親子の「結びつき」。結果、英語は後回しとなる結果となりました。

 

今考えると、小学生となり英語が安定し出したのは、乳幼児期にしっかりと情緒を育てることを優先した結果だと思っています。

 

娘の今までの9年間を振り返ると英語育児とモンテッソーリ教育はほぼ同時進行だったように感じますが、常に割合は違っていました。2歳後半までは英語育児が10割だったとすると、それ以降はモンテッソーリ教育と英語育児の割合は8対2、小学校に入ってからは7対3というところでしょうか。

 

その時期に合わせて割合を変えることは我が家において常に必要な策でした。

 
その都度敏感期を見極め、まずは彼女がやりたいことの環境設定を行う。そこで満足感を得ると、実はそこから言語に繋がっていくということはよくあるパターンでした。
 
我が家の英語が軌道に乗り始めたのは、娘の読み書きの敏感期が始まってから。英語が読めるのが楽しくて、楽しいからもっとやりたい。結果、上達もする。そんなサイクルは、結局のところ英語に限らず、すべてのことに共通するものでした。

モンテッソーリ教育で学んだポジティブでいることの大切さを意識することは、英語育児を行う上でとても大事だったと感じています。モンテッソーリ教育を知らない頃の英語育児は常に焦燥感と悲壮感が交差していて、苦しいだけのものだったからです。

出来ないことにフォーカスするのではなく、出来ることを喜ぶと、子どもの無限なる可能性を肌で感じることが出来ると教えてくれたのもモンテッソーリ教育でした。

英語とモンテの二本柱。
きっとこれからも続いていくもの。
どんな形で続いていくのか楽しみです。

 

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