当時、まだモンテッソーリ教育に出会っていなかった我が家では、もちろん「描く・書く」という行為獲得を意識した運動は一切取り入れていませんでした。とにかく好きなだけ好きなように描く。けれども、モンテッソーリ教育の言語教育を取り入れてからは、年齢的な成長もあるのかもしれませんが、今まで以上に描くという行為が楽しく、自分の思うように描けることで、満足感も感じているようです。
花をああでもない、こうでもないと一生懸命アレンジしている娘。0歳から3歳のモンテッソーリ教育のプログラムでは、すでに1歳児からフラワーアレンジメントのおしごとをスタートさせるといいます。まだよちよち歩きの子がピッチャーにお水を入れて運ぶ姿などを想像すると、それだけで幸せな気持ちになれます^^
「水を入れる→運ぶ→じょうごを使って水を入れる→花を挿す→水替えをする」ざっと書き出してみても、手順がたくさんのフラワーアレンジメントのおしごと。けれども、子どもたちはこれらの一連の動作を通じて「物事の順序」を理解したり、自然を身近に感じながら、心を育てていくのでしょう。
ただ、人間同様、寿命が限られているのが花。美しく咲き誇っている時間は、限られています。その度に、寂しい別れを経験しなければなりません。でも、我が家の4歳児。「描く」という武器を手に入れてからは、この時間が寂しいものではなくなりつつあるようです。
自分が出会った花を描きとめておく。大好きだった花を自分の作品として仕上げておくことで、気持ちはとても安らかなようです。
自分の手で作り出す作品は、何にも代えがたいもの。こんな時間に最大の至福を見出せるのは、やはり幼児期ならではなのだと思います。
さぁ、今日はどんな「描く」が待っているのでしょう・・・^^
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