愛する人を失った時、モンテッソーリはどう向き合う!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

$モンテッソーリな時間


愛する祖父が亡くなって3日。
今日無事に葬儀を終え、来週からはまたいつもの生活が始まります。
上の写真は、上司から頂いたお花です。

97歳と大往生だった祖父。
決して穏やかな時ばかりではなかったかもしれませんが、
書道家としての人生は、とても充実した幸福に包まれた時間であったと思います。

2歳児にこの祖父の死をどのように伝えるべきか。
結局は「お空に行ってしまったんだよ」と云うだけで精一杯でした。
そして、モンテッソーリでは愛する人を失った時、どう向き合うのか気になり、調べてみました。

よくお世話になっているサイトMaria Montessori.comに、「When a Loved One Dies(愛する人が亡くなった時)」という記事が載っていました。

この記事によると、発達の第1段階(0歳~6歳)までと第2段階(6歳~12歳)まででは違うということ。小さければ小さいほど、死はそういうものなのだと受け入れやすいかもしれないが、第2段階の子どもたちは死のあらゆる側面について興味があるとありました。

「どのように死が起きたのか」
「なぜ起きたのか」
「死んだ後はどうなるのか」
「家族はどのようにこの死を忍ぶのか」
「家族一人一人にどのような影響があるのか」

などなど。
精神的な苦しみを伴っても、すべてを理解したいと考えるこの第2段階の子どもたち。モンテッソーリ教育では、死についてどのように考えるかを理解することも、精神的な受け入れ過程における大事な要素であると考えるようです。モンテッソーリ教師たちは、第2段階の子どもたちが「生きているもの」について学習する際、死も自然の現象として説明します。個々の生活において、避けて通ることはできない死。子どもたちは、ライフサイクルについて学んでいくと共に、死んでしまうと自然に帰ることも学んでいくようです。

今回の記事で紹介されていた、誰かを失った際に助けになる本を紹介します。

Amazon.comではなか身検索ができます。絵を見ているだけで心が落ち着く1冊です。
The Fall of Freddie the Leaf

翻訳版も出ているこちらの1冊!とても気になります。
いのちの時間―いのちの大切さをわかちあうために

おじいさんの死が題材のこちらの1冊。娘がもう少し大きくなった時には分かるかな?
A TIME FOR REMEMBERING

誰かの死は決して悲しむだけのものじゃないと教えてくれた祖父の死。なんだか、とても穏やかな自分でいられることに、感謝です。おじいちゃん、ありがとう。

ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
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