インターネットショッピングで

健康器具を購入したMさん。

後日商品が届き、

梱包を解いている時、

目に留まったのは

包装紙に貼ってある一枚のメモでした。

「○○運輸ドライバー様へ。

いつもありがとうございます。

この荷物は大切なお客様に

お届けする商品です。

お取り扱いに気を

つけていただければ幸いです」

という内容の、

配達ドライバーに向けた

コメントが記してあったのです。

インターネットショッピングは、

「気軽に商品を選択でき、

かつ自宅まで届けてくれる」

という大きなメリットがあります。

販売担当者としては、

商品をお客様の元まで

確実に届けるところまで

いって初めて、

自分の仕事が完了するという意志を、

そのメモに表わしたのでしょう。

Mさんが目にしたメモのように、

注意や感謝の言葉を短く添えるだけで、

相手方の注意度や注目度は大きくアップします。

どうしたら自分の思いが

適切に伝わるかを考え、

仕事に関わる人たちへ

「意志」の

こもったメッセージを発信していきましょう。
 ここ数年、

「朝活」

という言葉をよく耳にするように、

朝の時間の活用法が見直されています。

朝の活動例としては

「出勤前にジョギングやスポーツジムで体を鍛える」

「早朝営業の語学学校に通う」

「資格取得のための学習時間に充てる」

など様々です。

睡眠医療に詳しい

医学博士の遠藤拓郎氏は、

寝付きをよくすることで

睡眠中に記憶が整理されると言います。

「問題の解決方法を考えたり、

創造力を要する活動をするのには、

朝が適している」と

朝活の効用を主張しています。

人間には平等に

一日二十四時間という時間が

与えられています。

「時間の積み重ねが人生である」

といっても過言ではありません。

この限られた時間をどう

有効に使うかは、

私たち自身に任せられているのです。

「朝を制する者は人生を制す」

という格言があります。

朝の時間を見直し、

自分自身の目標を定めて、

有効に活用していきましょう。

さあ、

明日から勢いよく朝のスタートを

切ろうではありませんか。

「江戸しぐさ」は

江戸商人のリーダーたちが

築き上げた心構えで、

上に立つ者が処すべき

精神性の高い生活哲学です。

また、

国内外から大勢の人が

集まる江戸の町で、

人間関係を円滑にするための

知恵でもありました。

「江戸しぐさ」には、

人間は平等という教えがあります。

「おはよう」には

「おはよう」と

答えればいいのですが、

相手が「おはようございます」と

挨拶をしたら、

こちらの立場が上であっても、

「おはようございます」と

答えるというものです。

相手を尊重し、

偉ぶった態度やものの言い方をしない。

どのような身分の人に対しても、

失礼にならないものの言い方をする。

そのように江戸商人は厳しく

躾られていたのです。

私たちの職場では、

上司と部下、

同僚、

後輩など人間関係は様々です。

相手の存在を認め、

尊重し、

感謝する気持ちを伴った

言動に留意することが大切です。

その積み重ねが双方の精神を高め、

人と人とのつながりを

確かなものにし、

仕事を成就させていくのです。
冷え性で寒さが大の苦手なK子さん。

子供の頃から

冬が来なければいいのにと

思うほど、

冬が近づくと共に心も体も

縮こまっていました。

それによって、

仕事や家庭生活にも支障をきたすほどでした。

辛そうな様子のK子さんを

見かねた祖母は、

「嫌うものには悩まされるよ。

寒さを嫌わずに、

むしろ寒さに感謝して喜んで

受け入れてごらん」と

諭してくれたのです。

さらに「嫌っていると、

いつまでも苦しめられる」

「冬の寒さは大自然の大きな恵み」と

教えてくれ、、

考えてもみなかった内容に

K子さんはハッとしたのでした。

その日から「寒さよ、ありがとう」と

感謝の言葉を出すようにしました。

すると、

あれほど辛かった寒さが、

それほど寒いと感じられなくなったのです。

その年の冬、

K子さんは初めて苦痛を

感じずに過ごすことができました。

祖母の教えを通して、

嬉しい冬の体験ができたK子さん。

今年の冬も喜んで寒さを迎えようとしています。
ある連休にYさんは、

兄の二歳になる娘を

預かることになりました。

夕食の時間になって、

Yさんの隣に姪が座りました。

 すると姪が、

これから食事をするという時に、

手を合わせて

「いただきます」と言ったのです。

 Yさんの食卓では、

食前に家族全員で

挨拶をしていたため、

昼食時にその姿を見た

姪が真似をして、

食前の挨拶をしたのです。

 Yさんは、

食事やその他様々な

作法というものは、

子供の習慣に強い影響を

与えることを改めて

実感したといいます。

 今日「孤食」という

言葉にも見られるように、

家族全員が共に食事をするという

機会が減少しています。

しかし食卓は家族のコミュニケーションを

図るための、

大切な時間なのです。

 和やかな食卓は、

和やかな習慣を作り、

和やかな習慣は和やかな心を育みます。

食事の作法と共に明るい

会話にも努め、

明るい家庭を築いていきましょう。