クローリングモンキーのたわごと -64ページ目

クローリングモンキーのたわごと

諸行無常なれど素敵なことが
溢れたるこの広い世界。
日々の由無しごとを
普遍的な好奇心をもって
徒然なるままにつぶやきます。

戸隠の高妻山を訪ねました。

登山口となる戸隠キャンプ場のパーキング
を4時半にヘッドライトを点けて出発。

薄暗いキャンプ場を経由し
ジャージー牛の寝ている牧場の横を過ぎて
登山道に入る頃には
朝陽の灯りが行く手を照らし始めます。

この高妻山とその奥の乙妻山まで至る登山道は
十三仏(とみ)参りのルートになっていて
ポイント、ポイントに石祠が祀ってあるらしく、

本来の十三仏参りの趣旨とは少しズレますが
山歩きの安全を祈って
祠に手を合わせながら登ることにします。

樹林帯を高度を上げながら進み、途中
大きな一枚岩をトラバースする鎖場が現れ
少し緊張しましたが、
足場はしっかりしているので落ち着いて通りすぎます。


ちょっとスリルのある鎖場が滝の横にあります

滝を右に見てさらに進んで
コース唯一の水場の冷たい水で喉を潤したのですが、
その後なんとなくお腹に違和感を感じゴロゴロ…

いやなフィーリングのままもうひと登りすると
一不動避難小屋に到着。

小屋の裏に設置された厠で
天の助け、置いてあった携帯トイレを
活用させていただき
幸運にも難をのがれました。
これで荷は少し重くなりましたが、
気持ちはとても軽くなり登りに集中できます。

一不動では、
祠らしきものは見つからず
最初からお参りできませんでした。

この先、二釈迦も認識できず
三文殊さまに初めて合掌。

四普賢→五地蔵→六弥勒→七薬師→八観音
と拝礼しながら登り、
北東に開けた尾根歩きでは妙高山を眺めて進みます。


妙高山の台形シェイプは判りやすい

いよいよ九勢至に到着。
高妻山の山塊が目の前に迫ります。


九勢至から高妻山の頂を見る

春に引き続き、
古き良き江戸を尋ねて深川界隈を散策。

今回は、
2年前に放送したNHK番組「ブラタモリ」の
「江戸の運河」の録画を視て触発され、

江東区を東西に一直線に掘られた運河、
小名木(おなぎ)川沿いを歩きました。

塩の道とも呼ばれる小名木川は、かつて行徳から
江戸城下街中心部に塩をはじめ生活物資を運ぶ
物流の要だった運河なのですね。

地図上は、
東大島の中川口から隅田川(江戸時代の大川)口のある清澄まで
直線距離5Kmくらいなのですが、

歩いてみると
川沿いの心地良いテラスが敷設されているのは3分の1程、

時には路地を迂回しながら
なるべく川沿いのルートを通るように
つないでいったら
思ったよりヘビーな散歩になりました。

東大島の中川番所資料館で少し地域の歴史を予習をしてから
ますは旧中川口からスタート。

小名木川のテラスは歩行者ONLYなので
安心して歩けて、
ジョッガーや犬の散歩の方とたくさん行合ました。

小名木川沿いに整備されたテラス

歩を進めていると、
西の方からカヌー編隊を組んだ元気なシニアが
颯爽と中川方面に向けてパドルする姿を目撃。
チャンスがあれば、私も都会の運河をカヤックで巡ってみたい。


西砂町あたりでカヌーの一団と行き合う

墨田区から江東区に南北に拓かれた横十間川と交差する所に
四点にタスキ掛けになったクローバー橋があります。
北を望めば北十間川岸にそそり立つスカイツリー…。
ここらで全体行程の半分位でしょうか。


運河の交差点に架かるクローバー橋からスカイツリー見る


新高橋の手前、扇橋のところには扇橋閘門(おおぎばしこうもん)があります。
カヤックでもここは通れるのでしょうか?
もし通行できるなら、スケールは小さくとも
スエズ運河を越える大型船の
カピタンのような気分になれるでしょうな。


扇橋閘門

この先に、
もう1本南北に走る運河・大横川との交差点がありますが、
橋は架かっていないので
しばらく大横川沿いに南に迂回してから小名木川沿いに戻り
更に西へ歩みを進めます。

隅田川はまだかな…と疲れも見えてきた頃
清澄通りにかかる高橋を超え、
清澄の相撲部屋の多い一角に到着。

小名木川が隅田川とぶつかる前の最後の橋・萬年橋が今日のゴール。
3時間半くらいの河岸沿い散歩でした。


萬年橋でゴール!

隅田川にかかる清洲橋を観てホッとひと息。
いつ見ても美しいフォルムです。


萬年橋北詰から小名木川と隅田川の交差と清洲橋を見て休む
24節気の大暑の候に一句。

蒸す朝の 
タオルケットに
目覚蝉



あまりにも熱い夏の夜、
ベランダに干していたタオルケットの
取り込みを忘れてしまい、
何もかけずに寝てしまった翌朝、

アブラゼミのG音フォルテに起こされました。

タオルケットに停っているセミはなぜか珍しく
カメラのレンズを向けたら、

ギャーギャーと叫びながら
カメラに体当りして
そこここの壁ににぶつかりながら
飛び去っていきました。

もしや、おしっこしたかなと心配しましたが、
もともとウェットな感じのタオルケット
おねしょしていてもわかりません。

一週間の命、
寄り道してくれたのは嬉しいいけど、
もっと環境のよい処で
夏を過ごせよ!
静岡、由比にある浜石岳に
ハイキング気分でアタック。

歌川広重の東海道五十三次の「由井」にも描かれている、

駿河湾の向こうに長く裾野を引く
富士山が望めるアングルで有名な
薩埵峠(さったとうげ)の駐車場
から歩き始めました。

この日の天気は蒸し暑さ120%?というイメージで
陽射しは熱いなかの薄曇り、

富士山は愚か水平線さえ
湿った空気で霞んでいて
胸の透くような絶景は拝めませんでした。

この地は、
江戸の昔から太平洋の波で崩壊が多い
東海道の難所の1つだったようで、

海沿いの道の迂回ルートとして
薩埵峠を越える山側の道が作られたようです。

たしかに今でも東名高速の富士~清水のエリアは
高波の時、通行止めになることは多いですよね。

登山道に入る手前の舗装路では
今も地すべり工事の真最中でした。

海を見下ろす斜面にはミカン収穫用台車
の単線レールが敷設されて
錆びてはいるものの現役で稼働しているようでした。


山の斜面に敷設された収穫用レールと台車


もう収穫シーズンは終わっているようでしたが、
登山道に入ってからもルートの脇に
所々レールが走り、

こんな地すべりも多い急斜面の圃場で
脚立を立てて柑橘類をもぎ採れるのだろうか…
と農家の方のご苦労を思いました。

ところで山歩きの方は…

山頂まで意外とアプローチが長く、

また所々夏草が登山道を遮り
藪コキに近いようなところもあって、

出発時刻が遅かったこともあり
夕方にかけ雷雨も懸念されたので、

久しぶりに目標手前でリタイアとなりました。

次回リベンジは、
雑草がなくなる初冬くらいのシーズン
見通しの良い寒い晴天の日を狙って
アタックするとします。

江戸時代から続けられているという夏祭り、
諏訪神社に奉納する遠州新居の手筒花火を見学に行きました。

お祭りの会場となる
諏訪神社がある小山の高台の中学校校庭には
思った以上にたくさんの人たちが来場していて

最前列では見れませんでしたが、
多くの見学者の頭越しに何とか
火柱の上がる火筒を抱えて舞う
花火野郎さんの姿を目にできました。


勇壮な花火野郎のパフォマンス

火薬の匂いとわき立つ白煙に、
今年も本格的な夏が来たなぁ
と実感した夜のイベントでした。