ハイキング気分でアタック。
歌川広重の東海道五十三次の「由井」にも描かれている、
駿河湾の向こうに長く裾野を引く
富士山が望めるアングルで有名な
薩埵峠(さったとうげ)の駐車場
から歩き始めました。
この日の天気は蒸し暑さ120%?というイメージで
陽射しは熱いなかの薄曇り、
富士山は愚か水平線さえ
湿った空気で霞んでいて
胸の透くような絶景は拝めませんでした。
この地は、
江戸の昔から太平洋の波で崩壊が多い
東海道の難所の1つだったようで、
海沿いの道の迂回ルートとして
薩埵峠を越える山側の道が作られたようです。
たしかに今でも東名高速の富士~清水のエリアは
高波の時、通行止めになることは多いですよね。
登山道に入る手前の舗装路では
今も地すべり工事の真最中でした。
海を見下ろす斜面にはミカン収穫用台車
の単線レールが敷設されて
錆びてはいるものの現役で稼働しているようでした。

山の斜面に敷設された収穫用レールと台車
もう収穫シーズンは終わっているようでしたが、
登山道に入ってからもルートの脇に
所々レールが走り、
こんな地すべりも多い急斜面の圃場で
脚立を立てて柑橘類をもぎ採れるのだろうか…
と農家の方のご苦労を思いました。
ところで山歩きの方は…
山頂まで意外とアプローチが長く、
また所々夏草が登山道を遮り
藪コキに近いようなところもあって、
出発時刻が遅かったこともあり
夕方にかけ雷雨も懸念されたので、
久しぶりに目標手前でリタイアとなりました。
次回リベンジは、
雑草がなくなる初冬くらいのシーズン
見通しの良い寒い晴天の日を狙って
アタックするとします。