クローリングモンキーのたわごと -4ページ目

クローリングモンキーのたわごと

諸行無常なれど素敵なことが
溢れたるこの広い世界。
日々の由無しごとを
普遍的な好奇心をもって
徒然なるままにつぶやきます。

今回の免疫の学習では

NHKのEテレ高校講座で楽しく勉強させてもらいました。

 

生物基礎の講座は昨年から内容がリニューアルされ

毎回その道の専門家の先生のインタビュー解説と

ビジュアルを使った図説で構成されて

全般に分かりやすい内容です。

高校講座はNHKのホームページでオンライン動画再生

できるので繰り返し復習でき理解も深まります。

 

とりわけ、

生物基礎の「免疫」分野をご担当された河本宏先生は

授業の中でいろいろな免疫細胞

(好中球、マクロファージ、樹状細胞、キラーT細胞等)

のアニメを駆使してわかりやすく解説してくれました。

 

そのキャラクターがまたCGと一味違って

素朴&シンプルな画風が親しみやすいです。

 

河本さんは、イラスト、漫画、絵画、作詞作曲、川柳等など…

多彩なオリジナル表現の才覚をお持ちの先生とお見受けし、

講義の終わりに免疫をモチーフにしたオリジナルソングを

弾き語りするシーンもあり異才ぶりも垣間見せてもらえました。

この免疫の講座をリモートで受講以来先生のファンです。

 

こちらが、

京大再生医科学研究所河本研究室の一般向け記事

河本先生(個人)のホームページ    です。

一般向け記事は簡潔にまとめられており

素人にも分かりやすかったです。

 

 

  

先日、クヌギの雄花を目にしたのをきっかけに

花粉症のアレルゲンについてもう少し調べたら
 

既述のとおり、

スギをはじめヒノキ、シラカバ、ニレ、クリ等、

 

そして樹木に加えて草花でも…

キク科のブタクサやセイタカアワダチソウも。

これは何となく知っていましたが、

 

さらに、空地や道端そこらじゅうで見られる

カモガヤ、イヌムギ、チガヤ等など…

かなり多数のイネ科に属す種がアレルゲンになるとのこと。

 

道端のイネ科雑草

これはシナダレスズメガヤ or  オニウシノケグサ?

…イネ科植物は似たルックスが多く初心者には

種の同定がなかなか難しい感じです

 

クリ(ブナ科)の花粉もアレルゲンになる

 

折からNHK高校講座の生物基礎で免疫について学習。

何となくずっと昔勉強した覚えがある内容ながら

すっかり忘れてしまった免疫の基本知識。

今回の学習を通じ自分なりの理解をノートしておくと…

 

病原体等の異物からの生体防御システムとして
①物理的・化学的防御
②自然免疫による防御
③獲得免疫(適応免疫)による防御

と3段階のバリヤがある

 

①は厚い皮膚の壁や汗・皮脂、鼻水、くしゃみ、咳、

 唾液、胃液、繊毛等での防御

②は①を突破された時、

 侵入異物の種類までは認識せず

 非自己として捉えた対象に巾広く対応し、

 主に免疫細胞が異物を飲み込む(喰べる)ことで防御

③は②も突破された時、その種類を認識、

 

 その情報をもって対象を探し出しピンポイントで破壊

  (細胞性免疫とよばれる)

 または、その情報から抗体(特異な蛋白質)を作り

 抗原に取り付いて合体し②自然免疫が攻撃しやすい

 状態(抗原抗体複合体)に変化させ排除する

  (体液性免疫とよばれる)

 

 さらに、記憶した情報を元に出来た抗体は排除後も残り

 再侵入時にも特異的に迎え撃つ

 

免疫細胞の主な種類は

②好中球、マクロファージ

③キラーT細胞、ヘルパーT細胞、B細胞、樹状細胞

があり、

主に異物を構成する特異な蛋白質の情報伝達は

ヘルパーTと樹状細胞が担うらしい。

この情報共有と担当細胞が協力しあう防御するシステム、

人体のホメオスタシスは凄い!\(^o^)/

 

即ち、花粉、ハウスダスト、一部の食物等による

アレルギーとはこの③の獲得免疫の

抗原抗体反応のプロセス上で

通常人体に無害な物質を勘違いして抗原と認識、

それを排除しようとする抗体を作りこれが過剰反応

して自己攻撃する症状であり

謂わば「免疫の暴走」という意味では

関節リュウマチや橋本病(慢性甲状腺炎)等の

自己免疫疾患や臓器移植時の拒絶反応等と

同様のメカニズムだと理解。

 

コロナ禍の現在、免疫は旬の学習題材だなと思い

いつになく少し掘り下げて勉強した雰囲気の中

浅い知的好奇心は満たされたものの

ウィズコロナの新しい生活に直接役立つに至らない

科学常識を確認しただけ…とも言えますが

一応こんな感じで頭に刻みました。

 

そんな中、日常生活に大きな影響を与えている

新型コロナ感染拡大への対応の現状を見ると

PCR検査数がなかなか増加しない状況下、

ワイドショーのコロナ関連情報で

すでに独自に抗体検査を実施している

民間の医療機関もあるようです。

 

番組の中で使われていた専門用語で

コロナ感染直後に現れる抗体IgM、

暫くして現れる抗体IgGという化学物質

抗原に特異的に結合する抗体の蛋白質の名称で

免疫グロブリン(Immuno Globulin)のことで

5種類あるうちの2種だそうです。

 

この抗体を構成する蛋白質、免疫グロブリン分子の

多様性を遺伝子レベルで解明する研究で1987年に

ノーベル医学生理学賞を受賞されたのが

利根川進博士です。

う~ん、少しだけ深掘りできたかな(⌒-⌒; )

 

感染者の8割が無症状という分析がある一方、

感染後暫く経って急激に重篤化したり

先日は馴染みのある街、東京の北千住の路上で

健康体だった方が倒れて搬送先で死亡後

新型ウイルス感染が発覚という報道もあり

一部の専門家はその原因が免疫の暴走の

可能性にも言及していましたが

プロでも分からない未知の病原体は脅威です。

 

各国で抗ウイルス薬投与の治験や

抗原の遺伝子を抽出して培養する方法等で

ワクチン開発も始まっています。

免疫の暴走リスク等も含めた接種時の安全性を

担保する治験がスムーズに進み安心して

通常の生活が送れる日が早く訪れるよう祈ります。

 

さて、今回、花粉症を端緒に免疫の学習をして

未知の感染症拡大に先行きの不安もありますが、

正しく恐れるスタンスを持って

とにかく三密回避、手洗い、うがい、

体のあらゆる粘膜にノータッチ、何処でもマスク着用に加え

バランス良い食事、十分な睡眠、適度な運動で自分を守り

心身の恒常性と免疫力を維持する事が

一番のリスクヘッジというありふれた結論に帰結しました。

自己防御に努め極力医療のお世話にならぬように

新生活様式を意識して毎日を過ごそうと思います。

 

最後に毎日新たな病原体の脅威に立ち向かっておられる

医療関係者の方々に感謝です!m( __ __ )m

 


 

新型コロナ感染拡大で不要不急行動は

控えるべしという同調圧力が高まる中

春のウキウキ気分を抑制して

何はともあれ自粛を守りながら通り過ぎた卯月。

 

不要不急NG+ステイホームを要請されるものの

新鮮な空気を取り込んで血液を循環させないと

心身ともに暗雲低迷モードに陥ってしまう…(^_^;)

ということで閉塞感をリフレッシュしに

春を感じようとたまに出る近所の散歩。

 

生命が躍動し始めるこの季節、

二十四節気でいうと清明・穀雨…と

その名の響き通りの美しいシーズンに

変わりはないのですが、

新規感染者増加でスケジュールの取りやめや変更を

余儀なくされて気の滅入る日々になった今春。

 

近所の公園のソメイヨシノは

東京の開花からはかなり遅れ今月初めにやっと満開。

同時期に八重桜の花も楽しめました。

フジの花は月末近くに縄暖簾のように垂れ

藤棚にクマバチが集まる風物詩も

例年通り見れました。

いずれも透き通る青空を背景に穏やかな

ピンクが映えて清々しい春の景色。

 

いつもと違うのは鬱屈した心持ちだけだなぁ
…と思いつつ
春うららを愛でながら自粛ストレスをリセット\(^o^)/

そして、リフレッシュも束の間、
毎日増える感染者数や死亡者数情報に不安を抱き
感染自己防衛の最善策たる
不要不急の移動規制と自粛の繰り返し(-.-;)


憂えるコロナ禍の早期収束を願うばかりです。

 

やっと咲いたソメイヨシノ

 

八重桜(関山?)

 

風にそよぐフジ

 

 

散歩の途中に目に入ってきた鮮やかなコントラスト。

3月末くらいに黄色い簾に気づきいてから

どんどん下に成長する感じで2週間ほどたち

雄花の山吹色が紺碧の空を背景に際立っています。

何の木だろうと図鑑で調べると…おそらくクヌギの木。

 

この木を含め近くの公園内には

照葉樹・夏緑樹・針葉樹と色んな高木があり

自然と触れ合える環境はとても有難いのです

が、その木の名を知りたいと思うと

図書館にある樹木図鑑やネットの画像から

似たものを探して同定するくらいしか術がないのが

ちょっぴり残念…

 

公園を管理する地元の行政が

各々の樹木の名札(科・属・種)をつけてくれると

ありがたいなと度々思います。

リカレント教育や子供たちの多様な生物多様性の

学びのためにもお願いしたいと…

なんて、風呂敷を広げ過ぎか。

 

我が事を振り返れば

生物というと虫以外にはほとんど関心無く

夏休みには昆虫採集ばかりだった幼少期、

それが今や

身近にある何気ない草花樹木にも興味を持ち

その名を知りたいと思うのも

花鳥風月を愛でて心の安らぎを感ずるようになった

己の齢の為せる欲求なのだろうと

自覚するこの頃です。

 

クヌギといえば夏場、幹の樹液を吸いに

カブトムシ、クワガタはじめ多くの昆虫が集まる

代表的な樹木ですが

ここではそんな甲虫類はほとんど現れず

カメムシやスズメバチ等招かざる虫ばかり…

 

クヌギの雄花が空の色に映える

 

ところで、小生は花粉症の経験はないのですが、

3月初めくらいから飛び始めるスギを皮切りに

ハンノキやヒノキと並びクヌギ(ブナ科コナラ属)の

仲間も花粉症のアレルゲンになるとのこと。

 

そんな折、NHKの高校講座、生物基礎の

「免疫」をテーマにした講義を視る機会があり

アレルギーと免疫システムの関係を解りやすく

説明いただき興味深々。

遠い昔に勉強したはずの内容ですが

高校の生物の教科書で再学習しようと思います。

 

 

新型コロナウイルス感染拡大の様相の真っ只中、

不要不急の外出自粛で蟄居時間も有効に使って

TVで毎日耳にする感染症や医療の専門家の方々の

説明もより理解できるようにという自分への期待も

込めて生涯学習!

 


 

今年は本格的な寒さが来ないまま啓蟄も過ぎ

寒の戻りも感ずることなく春分を迎えた印象で

もう弥生3月も終わりです。

 

東京では全国最速で14日にソメイヨシノ開花、

22日には満開の報道もありましたが、

世の中コロナ蔓延対策でお花見等

不要不急の行事催行自粛の要請に

季節の情緒を味わう機会も

街で遊ぶ自由も制限されて息苦しく新年度を

迎えることになりそうです。

 

近所の街路樹では、

河津桜は2月中旬に、大島桜は3月初めに

例年に比べても早々満開になりましたが…

 

大島桜五分咲き(2月中旬)

 

近くの公園にあるソメイヨシノは

東京の開花宣言が出た14日には芽吹きさえ見られず

春分には1~2輪の蕾のみでした。

一定期間の寒さが開花の必要条件のようですが

冬らしい厳寒の侯の無いままきっかけを

つかめない状況で春分も通り越し月末へ。

しかし、ここに来て折からの寒波で

少し冬に戻った体感だった翌日にやっと

5輪程の花が開き個人的な地域開花宣言。

 

3月25日 地元のソメイヨシノ(個人的標本木)の蕾
 

3月30日 地元のソメイヨシノ開花

 

ソメイヨシノの開花は春の訪れのシンボルの

もっともポピュラーなイベントだと思われ、

生活情報として利用されている気象庁の
生物季節観測のサイトをチェックしてみると

その開花日・満開日の定義は

開花…標本木で5~6輪以上の花が咲いた状態の初日

満開…標本木で80%以上の蕾が開いた状態の初日

になっています。

 

ところで、毎年の季節の移ろいの節目を実感する
身近な動植物の季節モニタリングですが、

このサイトで公表されている累年の観測対象は

合計65種ありました。

 

観測方法として

植物はのべ41種目で植物の開花・満開の他、

紅葉・黄葉・落葉・発芽といった項目があります。
動物はのべ24種目で初見と初鳴の2項目。

 

動物に注目して分類すると、
◆昆虫の初見の対象…アキアカネ、キアゲハ、ホタル
                シオカラトンボ、モンシロチョウの5種
◆昆虫の初鳴の対象…エンマコオロギ及び
                残りは全て蝉の初鳴きで
                アブラゼミ、クマゼミ、ツクツクホウシ、クサゼミ※
                ニイニイゼミ、ヒグラシ、ミンミンゼミ、ハルゼミ
                の合計8種

                 (※クサゼミだけは現物を見た経験がありませんが、

                 沖縄本島以南に棲息する草むらにいる2cm程の小型の蝉のようです)


◆鳥の初見の対象…ツバメ、サシバ南下の2種
◆鳥の初鳴の対象…ウグイス、ヒバリ、モズ、カッコウの4種
◆両生類・爬虫類…トカゲ初見、トノサマガガエル初見、
             ニホンアマガエルは初見と初鳴き。

 

ウグイスの初鳴きは「ホーホケキョ」と完璧に発声して

初めて初鳴きとして認定されるようです。

今年は3月初旬には「ケキョ・ケキョ・ケキョク…」みたいな

さえずりの練習を聴いたきがしますが、

つい昨日完璧なさえずりを連発していたので

個人的な地域初鳴宣言です。

 

こうした公表されている生物季節観測の項目に無い

謂わばプライベート観測で今年の春を告げるにあたり

気になる動物の初見が2種。

どちらかというと招かざるたぐいの生き物ですが…

 

1つはユスリカの集団蚊柱の初見。

個人的な観測では昨年より1ヶ月ほど早い3月3日、

ジョッギング中に遭遇。気持ちよく走っている時に

突然この蚊柱に突っ込む時の不快なこと(>_<)

 

もう1つは齧歯類ヌートリアの初見。

見た目愛らしく直接被害を被る訳ではありませんが

特定外来生物が毎年地元の水路に現れるのが

季節の風物詩になるのも不気味なものがあります。

こちらは昨年とほぼ同じ3月21日に遭遇。

 

 

3月3日 地元のヌートリア初見(子年の主役のねずみの仲間ですが…)

 

ということで、今後もプライベートの生物季節観測で

四季の移ろいの情緒を楽しみながら

近所の動植物の生態系の変化を

注視していきたいと思うのであります。