小さなお子さんがいる方にオススメしたいのが、「伊豆アニマルキングダム」です。
伊豆高原駅から車で30分ほどで行くことができます。しかも、東伊豆の海岸沿いのロケーションを見ながらの爽やかなドライブです。
稲取港の手前が入口なので分かりやすいですよ。ただし、そこからの上り坂はなかなかです。その代わりに景観は最高です。
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入場料は、大人 2,200円 小人(4才以上)1,100円と少しお高い感じがしますが、割引クーポンを事前に用意しておくと400円ほどお安くなります。(ちなみに、園のパンフレットやホームページには入園割引券は付いておりません)
詳しくは、ホームページをご覧ください。
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キリンやうさぎ、シマウマなどの草食系の動物たちには、直接、ニンジンなどの餌を与えることができますよ。
こんなに近くで動物たちと触れ合えるのが人気の秘密ですね。
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伊豆アニマルキングダムでは、特にお昼時にレストランが混み合うので、予め、お弁当を用意しておくとよいかも。
言い忘れましたが、園の入口でカメラマンが一組みづつ記念撮影をしてくれます。そして、出口で「綺麗に写真が仕上がっていますよ!」と写真を見せてくれます。1,100円でしたが、折角なので購入しました。確かに記念になりますからね。
駐車場を出て、坂道を下っていくと、途中で展望台があります。そこは、太平洋を一望することができるビューポイントです。真下に見える港は稲取港です。
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遠くは、伊豆半島の南端まで見ることができます。これから車で向かう先です。
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海岸線を走っていると、左手に伊豆今井浜海岸が見えてきます。その先の河津川、河津桜で有名ですね、を右折します。
河津七滝(かわづななだる)ループ橋をぐるぐる走り、河津七滝の駐車場に車を止め、個性あふれる七滝を見ながら渓流沿いを闊歩します。
不思議なんですが、途中から冷んやりした空気に変わることに気がつきます。マイナスイオンの効果なんでしょうかね。
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緑色の楓の中で、風鈴が涼しげな音色を響かせています。
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渓流沿いの遊歩道を進むと、伊豆の踊り子の石像と、七滝の一つ、初景滝(しょけいだる)が迎えてくれます。
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伊豆の名水「河津七滝」で喉を潤します。とても軟らかな冷たい清水です。
河津七滝の美しさの特徴は、2万5千年前の伊豆東部火山群の噴火でできた奇跡の景観です。その正体は、厚い溶岩が凝固、収縮してできる柱状節理の岩肌です
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(続く)
今回は、伊豆高原駅から歩いて行ける観光スポットをご案内します。
伊豆高原駅南口から100メートルほど歩き、左手の路地に入ります。
50メートルほど進み、伊豆急行線の踏切を越え、T路地を左に進みます。しばらく進むと、「ミュージアム通り」に到着です。
この通りの一番人気は、何と言っても「伊豆テディベア・ミュージアム」です。
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今、ちょうど「となりのトトロのぬいぐるみ展パート2」が開催中です。
入場料は、大人1,080円、中高生860円、小学生640円で小学生未満は無料です。
詳しくはホームページをご覧ください。http://www.teddynet.co.jp/
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入口を抜けると、レンガづくりのミュージアムの建物が見えてきます。
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1階は「テディベア」、2階に「となりのトトロ」のぬいぐるみが展示されています。どちらも写真撮影OKです。
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ジブリでお馴染みの「となりのトトロ」の企画展も人気があります。
子どもに一番人気の「ネコバス」。記念に写真をどうぞ。
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屋外のテディズガーデンにも可愛らしいキャラクターが置かれています。
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急に雨足が強くなってきたので、カフェで一時雨宿り。カフェの2階には、お馴染みのキャラクターグッズが揃うミュージアムショップがあります。こちらでお土産をどうぞ。
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雨が上がったところで、再びミュージアム通りを歩きます。
ミュージアム通りの角に建っているのは、女性に人気の「雑貨&カフェ ローズテラス」です。
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薔薇にちなんだグッズが揃っています。女性にプレゼントを考えている方には、オススメですよ。
詳しくは、こちらを。https://www.roseterrace.co.jp/
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「ローズテラス・カフェ」では、飲み物の他、サンドイッチやカレーなどの軽食が召し上がれます。また、「第14回乳牛コンテスト」で全国第5位に輝いた伊豆牧場直送のソフトクリームは、ローズテラスの名物です。とても美味しいですよ。
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「ケニーズハウスカフェ」は周辺の美術館巡りに立ち寄るのに便利。
 肉が柔らかく野菜がゴロゴロ入っているビーフシチューが一番人気です。
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「ミュージアム通り」から15分ほど歩くと「城ヶ崎海岸」に到着します。断崖絶壁に架けられた吊り橋はスリル満点です。
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伊豆高原駅から散策してみてはいかがでしょう!
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次回は、ドライブで立ち寄ったおすすめ観光スポットをご案内します。
 
伊豆高原のオススメの動画を作りました。参考にしてください。

 

 

 

 
 
 
お盆休みを利用して、家族で久しぶりに伊豆高原に行ってきました。
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伊豆高原の最寄駅といえば、この伊豆急行線「伊豆高原駅」ですね。
この駅、意外にも見所満載の楽しい駅なんです。
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改札口を出ると、開放感のある駅構内が広がっています。
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駅の「さくら並木口」側には駅前広場と広い駐車場があります
まず目の前に現れるのは、江戸城の石垣を運搬する実物展示です。
徳川家康は、慶長9年(1604年)に天下普請の江戸城大修築を西国大名たちに命じます。
この実物展示は、江戸城の工事着工に向け、神奈川県西部から伊豆東海岸にかけて良質な石材を採石、運搬していた時の再現なんです。
今でも、稲取の海岸付近では、西国大名の家紋が刻印された採石をみることができます。
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採石の実物展示の隣には、足湯温泉があります。帰りの電車を待つ人がのんびりと過ごしています。
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再び、駅構内に戻ります。2階には伊東ビジターセンター(伊豆半島ジオパーク)があります。ちょっと寄ってみることに。
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伊東ビジターセンター(伊豆半島ジオパーク)のテーマは「南から来た火山の贈りもの」です。
これは伊豆半島が、フィリピン海プレートに載って南から来た火山島であったことに由来しています。
ビジターセンターは、無料で見学することができます。一部をご紹介します。
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この展示は、フィリピン海プレートにより伊豆火山島群が日本列島に近づいて来た証拠となる化石です。
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この写真は、「かんのん浜ポットホール」というもので伊東市天然記念物に指定されているものです。
直径1.2メートルの円形のポットホールの中に残されたほぼ完全な球体の石で大変珍しいものです。
これは、岩の割れ目から波が入って、その水流で長い年月をかけて回転して削ってできたものなのです。実物、見てみたいと思いませんか?
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ジオパークに隣接して、伊豆急行線の展示コーナーがあります。鉄道好きにはたまりませんね。
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ジオパークの階下には、地場産のおみやげ屋さんが揃っています。
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通路を渡って、駅ロータリーのある「やまも口」側に向かいます。通路から駅内にある庭園に出ることができます。
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駅内庭園を自由に散策できるというのも珍しいですね。
正式名称は「やまももの木しあわせ広場」。
実は、今年(2017年)の6月24日にオープンしたばかりの施設でした。
雌雄一対の「やまももの夫婦木」をシンボルにした新たな観光スポットになっています。
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庭園には「銭洗い温泉」「水琴窟」「夫婦道祖神」といった癒やしや幸運のパワースポットもあります。
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通路を渡ると「やまもプラザ・パティオ」につながっています。
やまもプラザには、お食事処と鮮魚店、カフェなどが入っています。
そして、吹き抜けの中央広場のパティオは、いつもは憩いの場なんですが、訪れたこの日は、地域密着型プロレスの「沼津プロレス」が開催されていました。
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翌日の「伊豆新聞」に掲載された「沼津プロレス」の試合風景。
初戦は「お茶戦士カテキング」対「伊豆急戦士マスク・ド・リゾート21」。
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雨模様ではっきりしない日には、伊豆高原駅で半日過ごすというのもありかもしれませんね。
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次回は、伊豆高原駅周辺の観光スポットをご案内します。
最終回は、お馴染みの小江戸「川越」の蔵造りのまちを散策します。
場所はこちらです。

ここは、太田道灌の銅像が立つ川越城大手門跡から一つ目の交差点「札の辻」です。
ここから、小江戸「川越」を代表する蔵造りの街並みが続きます。
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平日の午後、車の往来は思ったより多いですね。
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右側にある一つ目の路地を入っていくと、店先に縁台のある土産屋や鰻屋さんが立ち並び、その先には幾つになっても楽しい駄菓子屋横丁があります。
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粋な木造の鰻屋「いも膳」さん。ランチの時間には長蛇の列です。
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鰻屋「いも膳」さんの玄関先の水路
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石畳の通りに軒を連ねる駄菓子屋さん。皆んな子どもに戻ります。
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平日でほとんどの駄菓子屋さんがお休みだったので、小さい子ども連れの親子は当てが外れた感じでした。
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川越手ぬぐいにも夏の風物詩ですね。
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石畳の細い路地を通って、再び蔵造りの通りに戻ります。
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これぞ川越のシンボル「時の鐘」
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この蔵造りの風景もよく目にします。
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大正7年に建設された第八十五銀行本店は、現在「埼玉りそな銀行川越支店」
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くらづくり本舗「芋屋福蔵」さん
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天明三年(1783)創業、川越随一の老舗和菓子屋の亀屋本店
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昭和11年に建設された旧山吉デパートは、川越で初めて誕生したデパート。現在は歯科医院が開業しています。
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昭和2年に建設された旧武州銀行川越支店は、現在「川越商工会議所」
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洒落た店内の内装で、若い方に一番人気の鰻屋「林屋」さん
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川越駅に到着しました。時計の針は午後4時40分を指してます。炎天下のなか、本当によく歩きました。
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最後まで、ご覧いただき感謝申し上げます。(完)

(川越街道の全ポイント)
今回の「川越街道を歩く」の記録 (メモ)
①2017年7月25日(火)晴れ  板橋区役所前駅~新座駅 23.8キロ 31,102歩 
②2017年7月31日(月)晴れ  新座駅~川越駅     36.2キロ 44,359歩 
喜多院を後にして、「川越氷川神社」にお参りしました。今回のコースはこちらです。

川越氷川神社の鳥居をくぐると境内に「風鈴回廊」がつくられていて、願い事が書かれた短冊を結び付けた色とりどりの風鈴が多数飾られています。
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川越氷川神社は、縁結びのご利益が有名なので若い女性の参拝者の姿が目立ちます。
境内に入ると記載台が設けられています。それぞれ自由に願い事を書いてお預けすると、後日、精霊流しにしてくださるそうなのです。もちろん、私もお願いしました。
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手水舎で身を清め、本殿へ。
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境内のいたる所に江戸風鈴に願いが書かれた短冊を結わう「縁結び風鈴」が飾られていて賑わいを誘います。
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最近では韓国の人気番組「私たち結婚しました」のロケ地となり、「縁結びの神様」と紹介されて以来、外国人参拝者が増えているそうですよ。
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こちらも川越氷川神社で有名な鯛のおみくじです。
ミニサイズの竹竿でおみくじの入った鯛を釣り上げるのです。もちろん可愛らしい鯛はお持ち帰りできますよ。
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「一年安鯛」。洒落てますね。
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縁結びの御守りをいただく若い女性でいっぱいです。
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川越まつりは、毎年10月に行われる川越氷川神社の祭礼です。
写真にある「川越氷川神社の山車行事」は平成17年に国の重要無形民俗文化財に指定され、平成28年12月にはユネスコ無形文化遺産に登録されています。(写真はお借りしました)
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川越氷川神社から直近くに「川越城本丸御殿」があります。ようやく目的地の川越城に着きました。ここで、歴史のお勉強です。
川越城は、扇谷上杉持朝(もちとも)が古河公方足利成氏(しげうじ)に対抗するため、長禄元年(1457年)に家臣の太田道真・道灌父子に命じて築城したものです。
やがて川越城は、天文6年(1537年)後北条氏の占拠され、それ以後、後北条氏の支配が続きます。
天正18年(1590年)、豊臣秀吉の関東攻略により、川越城は前田利家に攻められて落城します。江戸時代に入ると、河越城を中心に城下町が形成され、参勤交代や物流の拠点として重要な役割を持つことになります。
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    川越城に関しては、桶狭間、厳島両合戦と並び日本三大奇襲戦の一つに数えられる川越夜戦の舞台でもあります。
    太田道灌が川越城を築いた長禄元年(1457年)から80年後の天文6年(1537年)、北条家二代当主の氏綱は川越近郊で太田道灌の主君扇谷上杉家との合戦に勝利し、川越城を奪います。
    その後、天文14年(1545年)9月、扇谷上杉朝定と関東管領の山内上杉憲政、古河公方の足利晴氏他の連合軍8万人が川越城を包囲します。
    北条氏綱は翌年4月、5千の軍で川越城に向け出陣し、川越城籠城の3千と併せ8千の軍で8万人の連合軍を挟み撃ちし、打ち破ります。
    その結果、扇谷家は滅亡し、同時に公方管領制の室町幕府の関東統治体制は瓦解します。北条氏はほぼ武蔵一国を領有し、有数の戦国大名に成長していくことになります。
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    本丸御殿の前には、三芳野神社があります。下の城内配置図の八幡曲輪のあたりです。この三芳野神社は、童謡「通りゃんせ」の発祥元とされる天神さんです。

    川越城本丸御殿の近くに川越市博物館があります。あいにく月曜日閉館のため見学は叶いませんでした。
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    川越博物館に面した通りを川越駅方向にしばらく歩くと、「川越城中ノ門堀跡」があります。
    寛永16年(1639年)に藩主となった松平信綱は城の大改修を行い、その際に造られたのがこのお堀です。
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    堀の両側には、土塁が取り付き、土塁の上には狭間(さま)を備えた土塀が巡っていました。
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    この度の川越街道のゴール地点となる「川越城大手門跡」です!!
    大手門跡に立つ銅像は、川越城を築造した太田道灌です。背後の建物は川越市役所です。
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    次回は、小江戸川越をご紹介します。(続く)