中国ドラマ ファーストラブ~初恋の麻洋街~ | 明日は明日の風が吹く  ~多発性筋炎の毎日~

中国ドラマ ファーストラブ~初恋の麻洋街~

 

原題 親愛的麻洋街(亲爱的麻洋街)

2020 全37話

譚松韻 (タン・ソンユン) 

許魏洲(ティミー・シュー)

牛駿峰 (ニュウ・ジュンフォン)

 

タン・ソンユン

 

 

 

 

 

 

 

ティミー・シュー

 

 

 

 

 

 

1986年、麻洋街に高校生の易东东と家族が

引っ越してくるところから始まります。

麻洋街は地方の小さな都市の中の街。

日本でいうと地方都市の小さな市にある○丁目みたいな感じ?

この街の人々を描いたドラマのようです。

サブキャラが多くて(街の人々ね)、

ホームドラマ的な家庭問題、人間関係などが緩〜く

描かれています。

 

そんな中で許魏洲はちょっと特殊な役でした。

幼い頃は優秀で、警察学校へ進むはずがなぜか

チンピラになっていてました。

実は警察官の元で潜入捜査していて、

「これが終ったら警察官にしてやるぞ」

って言われて頑張ってる青年。

いや警官にしてから潜入させろよ、と突っ込んでみても

国が違うとシステムも違うのか。

 

日本ならまず身内が犯罪者になった時点で警察官には

なれないと思うけど、あちらは本人だけなのね。

時代背景もあるのかな。

ある意味、自由よね。っていつも思う。

 

彼は昼間は実家のおばあちゃんの店を手伝いつつ、

自動車修理工場で働き、

チンピラとしてその世界で伸し上がり、潜入して

マフィアがやってる悪事の証拠をつかみ、

隙間に初恋の少女に目配せしてる、っていう、

忙しい役!

忙しくても前半はちょこっとしか出ないんです!

だって麻洋街の皆さんの日々の事件も多いから。

でも出てきたら、周りの街の人々から浮くくらいに

カッコいいんです。

 

クールでかっこよく、強くて頼りになる街の兄貴。

 

でもデレると可愛い

酔った時とか、马晓晓と想いが通じた時のデレっぷりが可愛い。

 

 

 

 

ヒロインの马晓晓に片思いを続ける易东东も、健気で良い子でした。

健気すぎて、幸せになって~~っ!って思っちゃう。

 

 

ネタばれになってしまうかと思いますが、主役二人は

結ばれません。

 

それを分かって見ていたので二人のシーンになると勝手に

涙が出てきて切なくなりました。

 

 

毎回ティッシュ必須でした。

想い合ってるのに離れていく二人。

熱烈な雨の中のキスシーンの意味。

あんなに悲しいシーンだったなんて・・・

素敵なシーンでした。

 

 

麻洋街の人たちにも誰にも気付かれず潜入捜査を何年も続け、

欧小剑は麻洋街を守り通しました。

彼は目的を果たせた。

马晓晓は気づいてたし、聡明な彼女はの一番欧小剑の願いを

受け入れたんだと思う。

易东东も马晓晓の心に小剑哥が居る事を解ってただろうし、

そんな彼女を支え続けた东东に

小剑哥も安心して任せる事ができたんだと思う。

 

これは3人の恋が絡み合う三角関係じゃなくて、絡まない

トライアングルな恋。

 

最終回を見終わった後の、小剑ロスが半端なかったです。

1日中思い出して泣きそうになってました。

 

だって、欧小剑があまりにも切ない。

でもね。

きっと本人は満足してる気がします。

大好きな麻洋街を守れて、

マフィアの悪事を暴いて自分の存在意義を証明出来て、

愛する彼女とは一緒になれなかったけど、信頼できる後輩に

託す事ができた。

きっと悔いはないでしょう。

 

 

 

ドラマでは見る事が出来なかった制服姿。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑欧小剑の気持ちが歌われてる歌。

泣けます。