7/21(金)午前診療 受付時間変更
都合により、受付時間を9:30~12:00に短縮いたします。
午後は通常通り、手術・施術のみの完全予約制です。
急な変更となり申し訳ありませんが、ご来院の際はご注意ください。
7/22(土)午後〜26(水) 夏季休診
上記期間、クリニックは休診いたします。
7/27(木)より通常通り診療します。
こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
2カ月前に開けた(開けてもらった)、私の左耳の2カ所目のピアス孔。
そろそろいいかなと、ファーストピアスを外すことにいたしました。
思い立ったのが休診日の昨日朝。
ファーストピアスのヘッド部分を右手で固定し
プラスチック製のキャッチ部分を左手で摘まみ
まだデリケートなピアス孔に刺激が加わらないよう気を付けつつ
キャッチをひねるようにはずせば.....
はずせば........
はず..........
はずせない
思いのほか、キャッチが固い。
クリニックを受診した患者さんのキャッチを、しっかり見ながら外すときにはそんなに苦労した覚えはないのに。
自分の耳のピアスを外そうと思ったらこんなにも難しいものなのかと
しばし格闘した結果、キャッチはなんとか外せましたが
ピアス孔にはそれ相応の刺激が加わってしまったらしく、少し痛くなってしまいました
未熟なピアス孔のトンネルの壁に傷がついたのだと思います。
手持ちの抗生剤入り軟膏をセカンドピアスの軸につけ、鏡をよく見ながらそっと入れました。
夜の入浴時にはピアスを外して孔をしっかり洗い、洗ったときに痛みが残っていたので、念のためもう一度抗生剤入り軟膏を付けてからピアスを入れて寝ました。
明けての今朝、腫れや痛みが悪化した感じはありません。よかった
さて、当院で採用しているファーストピアスは、基本的にこのような形をしています
キャッチはプラスチック製。
外すときにはキャッチの方を少しひねるようにして、軸から外します。
この時に、ピアスのヘッドとキャッチの両方を、それぞれをしっかり摘まめないと、力がかかりづらく、外せません。
もともと耳たぶが厚かったり、炎症があって耳たぶが腫れていたりしたら、キャッチをつまむ物理的な余裕が少なくなるはずです。
頑張って自分で外そうとした結果、ピアス孔に負担がかかり、周囲が腫れてしまって余計に外しにくくなる、ということもあるのではないでしょうか。
そんな時は、とにかく一人で頑張りすぎないでほしいなと思います。
当院でピアス孔を作成した患者さんには必ず
「難しいなと思ったら、こちらで外しますから。必ず受診してくださいね。」
とお伝えしていますが、この一言はやはり絶対必要だなと、自分で経験してみて実感した院長でした。
いやホント外せなかったらどうしようかと思った...
ちなみに、世に出回っているファーストピアスには、キャッチが金属製のものもあります。
(どちらかというとこちらの方が多いかも)
注: ↑は私のおすすめ商品ではなく、写真参照のためのリンクです。
この場合、キャッチのくるんと丸まっているところが軸をがっちり掴んで外れないような構造になっています。
したがって、この「くるん」とした部分を緩めることで、軸からキャッチが外れます。
「くるん」部分を緩めるには、ペンチなどで掴んで変形させるのが効果的ですが、
自分の耳の裏面のキャッチをペンチでどうにかするのは至難の業なので、他人にお願いするのが無難でしょう。
また、キャッチと軸の周囲に、血液や浸出液が付着してガッチガチに乾燥していると、これまた外しにくい要因の一つになります。
キャッチの周りを濡らして、このような汚れを除去してから外すのも大事です。
当院には
「自分で入れたファーストピアスが外せない」
「他院で開けてもらったファーストピアスが外せない」
という理由で受診する患者さんも来院されます。
とにかく
自分でがんばりすぎない
長期間放置しない
はダイジ!
こじらせる前に、早めの受診がおススメです。
(注:事前日時予約は対象外です)
診察受付時間内に、直接ご来院いただいても構いません。
必要な料金については、実際のところ、その時のピアス孔の状態によって変わります。
取り立てて問題がなく「ただファーストピアスを外すだけ」のときは保険診療の適応が無いため
自費の診察料(初診3300円、再診1100円)で対応させていただいております。
炎症がひどい時には、保険治療が必要な場合もありますので、そのあたりは診察時に説明させていただきますね