光デジタル分配器 | 木馬の四方山ばなし

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オイラはテレビの視聴用にソニーのネックスピーカーを使って居る。

導入した際の話は下の与太話に書いてある。

 

もちろん常時使用ではなく、映画やドラマを観たりする場合に限る。つまり臨場感を得たいときに使うのだ。

あとは夜間にドラマを見るときにも使う。

オイラは難聴と言われるギリギリのところで踏みとどまってはいるが、かれこれ10年以上前から高音域の聞き取り能力が落ちている。健康診断でも毎年指摘される。一応耳鼻科で見てもらったこともあるが、特に治療をするほどでも無く、経過観察と言うことになっている。

日常生活ではあまり不便を感じないが唯一、人の話し声を聞き取りにくいときがある。声の質やしゃべり方にも大きく左右されるのだが、もそもそしゃべるような人の言葉は聞き返すことが多い。

そんなわけでテレビドラマなどを見るときには肝腎のセリフを聞き取れるようにボリュームを上げると、ドラマの中で突然音量が大きくなるシーンなどは安普請のアパート故に隣と階下の住民に気を遣ってしまうのだ。

臨場感を愉しみたいというのも有るが、これもネックスピーカーを導入した理由のひとつでもある。

 

上のリンクにあるように迫力サウンドを必要としないときはAEOPEXで十分なのだが、お試しで買ってみたBTトランスミッターがあまりにも音の遅延が大きくて我慢できなかったのだ。

アニメや洋画なら問題ないが、日本のドラマやテレビニュースでも口の動きと音声のズレが我慢できなかったのだ。

 

ブルートゥース接続における音の遅延は結局接続しているコーデックに依存している。

コーデックの種類は代表的なものを言うと

SBC、AAC、aptX、aptX-LL

となる。ネットで調べると他にももっとあるのだが、まあ代表例ではこんなところだろう。

 

詳しく知りたい人はこう言うサイトが勉強になる。(´ー`)┌フッ

 

 

SBCがスタンダードとも言えるが結構な音声遅延がある。オイラの持っているAEROPEXはこのSBCにしか対応していない。

最近は最も低遅延のaptX-LLに対応したヘッドフォンやネックスピーカーも数多く販売されているようだ。

 

ソニーのサラウンドヘッドフォンやネックスピーカーは我慢できないほどではないが、やはりわずかな遅延はある。たとえるならば音が反響しやすい小さな部屋の中で聞いているようなイメージだ。

ソニーは例によって独自技術を使って居るらしい。ベースはSBCらしいが情報伝達量が多く、遅延を少なくしつつ、ハイレゾ音源にも対応と言うことだそうだ。

LDACと言う。

 

前置きが長くなったがそんなわけでソニーのネックスピーカーで性能的にはまあ満足なのだが、上述のようにお気楽にドラマを見るときなどはスピーカーが若干鬱陶しい。重さも地味に鬱陶しいが大きさも邪魔だ。何か作業などをしているとスピーカーが段々片側にズレてくるのである。

ちなみにソニーのネックスピーカーは単体で317gもある。(苦笑)

AEROPEXはわずか26gである。(爆)

 

そこでふと思い立って、ソニーのネックスピーカーセットのトランスミッターとAEROPEXをペアリングしてみたら、遅延はソニーのネックスピーカーよりは大きいものの以前試したBTトランスミッターの時ほどひどくは無い。

まあ、ぎりぎり我慢できないことも無い。

もしかするとトランスミッター側の性能にも影響を受けるのかも。。。

 

但し残念なことにソニーのトランスミッターは複数の機器とペアリングしたままには出来ないらしい。。。ネックスピーカーとAEROPEXを使い分けたくても毎回ペアリングからやり直すのはあまりにも面倒だ。

それならば今時のaptX-LLに対応したトランスミッターを買ってみるか・・・。

 

そう思ってサンワサプライの商品を買ってみた。

 

ソニーのネックスピーカーも接続出来れば楽ちんだが、やはりソニー製のトランスミッターと接続した方が性能をフルに引き出せる可能性もあると考えて、光デジタル分配器も購入した。

 

それらが届いたので早速テレビにつないでみた。

テレビの光デジタル端子に分配器を接続し、そこにソニーとサンワサプライのトランスミッターをつないだ。

先ずは従来通りのソニーの接続確認。

OK。問題ない。

 

次はサンワサプライのトランスミッターにAEROPEXをペアリングしようとするがすんなりいかない。。。

色々見ていると、トランスミッター側にコーデックの切り替えスイッチがあり、これをSBCにする必要があった。ま、わかってしまえばどうと言うことは無い。そして接続ランプはついているのでペアリングしてつながっているはずだが音声はやっぱり聞こえない。。orz

 

分配器の接続端子をソニーのものと差し替えてもソニーはOKだが、サンワサプライは聞こえない。。。orz

そこで分配器を介さずに直接テレビに接続したところきちんと聞こえた。

 

う~ん。

上記の経緯を考えると分配器に問題があるとは思えない。

サンワサプライのトランスミッターが分配器に対応していない???

もしかするとUSBハブやHDMIハブなどでもそうだが、電源供給タイプの分配器で無いとうまく作動しない可能性はある。今回使ったのは単にケーブルが分岐しているだけのタイプだ。尤も光信号なので給電もへったくれも無い気もするが・・・・謎

 

う~ん。

まあ、テレビに直接接続すればつながるのでサンワサプライのトランスミッターとソニーのネックスピーカーをペアリング出来るようにすれば、それはそれでも良いかなとトライしたが、何をどうやってもソニーのネックスピーカーはペアリング出来なかった。

おそらくはLDACと言うソニー独自のコーデックのせいだろう。トランスミッターは汎用規格のコーデックにも対応しているのでAEROPEXをペアリング出来たがネックスピーカー側は独自コーデック以外には対応していないようだ。

ソニーのやりそうなことだ。ヽ(´ー`)ノ ハア

 

それに加えて、サンワサプライの取説を熟読し、メーカーのHPもよく見たら、このサンワサプライのトランスミッターは複数のBT機器と接続可能だがその場合はSBCとなってしまうようだ。

AEROPEXはSBCしか対応していないからそれでも良いのだがいずれatpx-LL対応のヘッドフォンなりネックスピーカーを追加購入した場合はちょっと悲しい。2台同時接続ではSBCだが1台ずつなら低遅延コーデックでの接続も出来そうだがなんだか面倒くさそうだ。

さらにHPをよく見ていたら、送信専用だが新しいモデルがあることがわかった。しかもそっちの方が安い。

上記の分配器に対応しない点やコーデックの切り替えが必要だったりと面倒なのでこれは返品することにして、ニューモデルを購入し直した。

 

 

早速設置してみた。

 

旧型のトランスミッターは元箱に入れて返品用に梱包しておいたのは言うまでも無い。v(∩_∩)

 

さっそく分配器にソニーとニューサンワサプライを接続して確認した。

先ずはソニー。やはり問題ない。v(∩_∩)

お次はニューサンワサプライ。AEROPEXとのペアリングもあっという間に完了したので音声を確認したところ、問題なし。。v(∩_∩)

やはり分配器には問題は無く、トランスミッター側の仕様?だったようだ。

 

次にソニーのネックスピーカーとニューサンワサプライのペアリングを試みるもやはりダメ。。orz

まあ、分配器がまともに機能したのでそれぞれで使えば良いだけだが念のための確認だ。

 

従来通り、映画などを観るときに臨場感のあるサウンドを遅延無く聴きたいときはソニーを使い、ながら観やアニメ、洋画などでライトに観たいときはAEROPEXを使うと言う感じだな。v(∩_∩)

 

まあ、そのうち、AEROPEX並みに装着感が軽いもので低遅延コーデックに対応するモデルが出てきたら買うかもしれないがしばらくはこのままかな。(´ー`)┌フッ