もこ太郎の平成阿房列車 -2ページ目

もこ太郎の平成阿房列車

No Train,No Life!
生粋の「乗り鉄」がブログを書くとこうなる!!
私が行った鉄道の旅をレポートさせて頂いています!
私のブログをお読み頂いて、鉄道の旅に興味を持って頂けたら幸いです!

この旅の物語を最初からお読み頂ける場合は、こちらをクリック  

紀伊神谷 から、橋本行き普通列車に乗り込み、1駅隣で下車した。

「紀伊細川(きいほそかわ)駅」



相対式ホーム2面2線を持つ駅。
ホームは、構内踏切によって結ばれている。
紀伊神谷とは違い、溢れんばかりの日光がホームに降り注ぐ。



ここも秘境駅として名の知れた駅だそうだ。

この駅でも、駅員と自動改札機の、そして黒猫1匹の出迎えを受けた。



小さな木造の駅舎が、橋本方面側のホームに添えられている。



駅を一歩出て、駅前の様子を伺うと、そこが秘境駅と呼ばれる所以(ゆえん)がわかる。



この駅は、傾斜面の途中に作られており、駅からはるか下方に、小さな集落が見える。
その下界へ移動するには、急傾斜の坂道か階段を使用するしかない。
車での来駅も不可能ではないのだろうが、難しそうだ。

私は草木に囲まれた階段を下りてみることにする。



階段が終わると、緩やかだが非常に細い坂道が続く。
さらに進むと、ようやく大きな道路が見えてきた。
これ以上の探索は体力的な問題もあるため、ここから駅に引き返すことにした。
すると、降りてくるときには気づかなかったが、駅への道標がいくつか掲げられていた。



しかし、この駅を定期的に使用する人は大変だ。
この獣道を行き来しなくてはならず、体力の消耗も尋常ではないはずだ。

駅の前まで戻り、呼吸を整えているところに駅員が私に話しかけてきた。



「こっから坂道降りて行ったら、神社がありまっせ。そこまで行ってみやんか?」
「わ~、もうしんどいわ。今階段上ってきたとこなんよ~。おおきに」

自然と、私が生まれながら兼ね備えている和歌山弁が出てきた。
ここで、改めて故郷に戻って来れたことの喜びが染みてくる。

窓口で、橋本行きの切符を購入し、列車に乗り込む。






この旅の物語の続きは、こちらをクリック



鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログへ

こんにちは!

本日も「もこ太郎の平成阿房列車」にご乗車頂きまして、誠にありがとうございます!



只今鈍行列車で、実家のある和歌山まで、10回近く乗り換えを駆使して、およそ13時間かけて帰省中です!


その間に、今年の総括なんかしてみようと思います。


まず今年最初の記事で、今年の抱負として
「今年もいっぱい鉄道に乗る!!!」
「今年もたくさんの駅に訪れる!!!」

と掲げていました。


実際、今年もたくさんの未乗車区間に乗り、たくさんの駅に降りることが出来ました!


今年の初乗車路線は…
JRだと磐越西線、水郡線、美濃赤坂線、武豊線、鶴見線(大川支線)、和田岬線、越後線。
私鉄だと天竜浜名湖鉄道、京急本線/久里浜線/逗子線、伊豆箱根鉄道駿豆線。
と言ったとこでしょうか。


廃止が決まった「北斗星」にも乗れたし、北海道でも2429Dをはじめ、たくさん乗ることができました!



でも正直、まだまだ乗り足りません!!


組合の役員になったりして、なかなか暇を作ることができませんが、今後も乗り鉄を続けて行きます!
今後は行ったことのない、中国地方や九州に行きたいなぁ~



阿房列車の記事のほうですが…
スミマセン、随分ほったらかしにしちゃってます…
来年こそは、もう少し気合いを入れて連載を続けていきます!
 


さて!今年も沢山の方々に、こんなくだらないブログをお読み頂けて光栄に思います、ありがとうございました!


来年もよろしくお願い申し上げます。
良いお年をお迎えください!!



最後に、皆様に幸あれとの願いを込めて、駿豆線の車窓から見えた、縁起の良い富士山の画像をお届けします。


{9D861752-E0AF-48EA-AE70-27CFC8BBB30D:01}





では、本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!


またのご乗車をお待ちしております!




和歌山までまだ10時間以上もある…(-。-;




ミケ:次の電車は何時かニャ~?

駅員:君、電車乗るの?(・・;)

ミケ:運賃払ったら、乗せてくれるかニャ?

駅員:君何歳?

ミケ:6歳以下なら運賃タダなのかニャ??







という会話が聞こえてきたら面白い、と思った昼下がり…


(伊豆箱根鉄道駿豆線/大仁駅)



本物の「1日1鉄!」はこちら







鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログへ

こんにちは!

本日も「もこ太郎の平成阿房列車」にご乗車頂きまして、誠にありがとうございます!


皆様、ご無沙汰しておりました!

最近めっきりブログの更新が滞っておりまして、申し訳ございません。

体調が悪いというわけではありません。

実は最近、会社の労働組合の役員に選出され、ここの所多忙な毎日を過ごしております。

その為なかなかブログが書けない状態が続いてしまっているわけです。


でも空いた時間を使って、ちゃっかり乗り鉄は続けております!

(あと、「なう」にて鉄分の濃いつぶやきも続けています!よかったらそちらも見てやってください)



そんな中、私の大好きな上信電鉄に、去る2014年12月22日、新しい駅が誕生しました!

それでは早速、『MY LINE 東京時刻表』の最新号を見てみましょう!



上信線の時刻表が掲載されているページを開いてみると、「南高崎」と「根小屋」の間に、見慣れぬ駅名が…



これこそが、新たに開業された、上信線21個目の駅『佐野のわたし』!

駅名は、当駅にほど近い場所を流れる烏川にかつて渡し船 があったことによる(ウィキペディアより引用)とか…


それはいいとして、


3年前、上信線の全駅降り潰しを達成したのに、そこに新しい駅が作られたら、全駅降り潰したことにならなくなってしまう…



というわけで、『佐野のわたし』駅に行ってきちゃいました~~!!!

高田の鉄橋駅の記事と、全く同じパターンで申し訳ない…)




2014年12月23日

まずは、本庄駅で『ぐんまワンデー世界遺産パス』を購入!

そこから高崎線下り列車に乗って、高崎駅までやってきました!



もうすっかりおなじみの、高崎駅0番線、上信電鉄専用プラットホーム。

ホームに掲げられている路線図を見ると、佐野のわたし駅が小さく追加されていました。



2両編成の下仁田行き列車に乗り込み、車内を見てみると、新駅開業とそれに伴うダイヤ改正を伝える広告がつるされていました。



車内の運賃掲示板を見ると、そこにも佐野のわたしが追加されていました。



いよいよ列車は下仁田に向けて出発!


佐野信号所で高崎行き列車とすれ違い、あっという間に到着!

佐野のわたし駅!!



1面1線単式の、真新しいホームに降り立ちます!



駅には、私の他に、同業者2名がおりました。

無人駅ということもあり、新駅という割には、とてもひっそりした雰囲気です。

駅の入り口には、渡し船をかたどったアーチが掛けられています。



駅前には、小さいながらもロータリーを構えています。



ホームには簡易的な待合室が設けられていました。



駅のホーム側には住宅が点在し、線路の向こう側には、新幹線の高架と、畑が見渡せます。



ホームから、烏川に架かる鉄橋を見ていると、ちょうど高崎行きの列車がやって来ました!



先日訪れた『高田の鉄橋駅』同様、地元住民の方々には念願だった新駅の誕生。

小さくてもいい、いつまでも地元の人に愛されるような駅になってほしいものです。





これにて、改めて上信線の全駅降り潰し達成!!

この後は、終点の下仁田まで出向き、お土産に刺し身こんにゃくを買って帰りました!



本編ですが、最初にも述べた通り多忙でなかなか更新できてません…

今年中には「南海高野線阿房列車」を完結させたいのですが、できるかな~…?



ということで、本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!

またのご乗車をお待ちしております!





鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログへ

※以下の時刻は、2014年12月の時刻表に基づきます。
 なお遅延のあった列車は、実際に駅を発着した時刻を記載しています。



2014年12月21日

本庄 発    6:37
 ↓
 ↓  高崎線:821M
 ↓
高崎 着    6:58

高崎 発    7:10
 ↓
 ↓  上越線:723M
 ↓
水上 着    8:14

水上 発    8:24
 ↓
 ↓  上越線:1731M
 ↓
宮内 着   10:13

宮内 発   10:24
 ↓
 ↓  信越本線:1334M
 ↓
青海川 着  11:13









(大荒れの日本海を望む)

青海川 発  11:26
 ↓
 ↓  信越本線:1333M
 ↓
柏崎 着   11:36







柏崎 発   12:12
 ↓
 ↓  越後線:147M
 ↓
吉田 着   13:22







吉田 発   13:40
 ↓
 ↓  越後線:6153M/153M
 ↓
新潟 着   14:35

新潟 発   15:20
 ↓
 ↓  信越本線/北越8号:1058M
 ↓
長岡 着   16:15(遅れ)

長岡 発   16:32
 ↓
 ↓  上越線:1744M
 ↓
水上 着   18:32

水上 発   18:37
 ↓
 ↓  上越線:752M
 ↓
高崎 着   19:39

高崎 発   19:53
 ↓
 ↓  高崎線:974M
 ↓
本庄 着   20:12




※この旅で初めて乗車した区間

 越後線(柏崎~新潟 間:全区間完乗達成)





鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログへ

この旅の物語を最初からお読み頂ける場合は、こちらをクリック  

極楽橋 から、勾配を下る上り列車が橋本に向けて出発した。
乗客は、1両ごとに2,3人しかおらず、非常に閑散としている。

トンネルを抜けて、隣の駅に停車。
木々に囲まれたこの駅で、私は下車した。

「紀伊神谷駅」



車両から降りる直前から、この駅独特の雰囲気は伝わっていた。
しかし、いざホームに降りるとその雰囲気が、車内と比べものにならないほど伝わってくる。
今日は晴天の筈なのに、ホームには木漏れ日すら射していない。
光という光は、うっそうと生い茂った木々に遮られているようだ。
「深い森林に迷い込んでしまった」
この駅に降りると、まさにそのような錯覚に陥ってしまう。
マイナスイオンを有り余るほど帯びた、ひんやりとした空気が私に突き刺さってくる。
この駅で下車したのは私、そして私と同業者の2人だけであった。

この駅で、極楽橋に向かう「こうや」との交換が行われる。
「こうや」よ、君もよくここまで頑張って登ってきたな、ゴールはもうすぐだぞ。
と、思わず労いの言葉をかけたくなる。



ホームと改札は、構内踏切で繋げられている。
そして駅舎は歴史のありそうな木造建てである。



駅舎に入ると、駅員が居て自動改札機が設置されていた。
私はこの改札機に切符を通したわけだが、この駅には到底似合わない光景だ。



駅舎から外に出てみる。
小川の上に橋が架けられており、駅舎と駅前の道を繋いでいる。



そして、その駅前の道は車1台通れるほどの林道。
道をはさんで駅の反対側は崖になっている。



人の気配は全く無い。



いきなり熊や猪が脇から出てきてもおかしくない雰囲気だったので、駅を離れることは躊躇した。
仕方なく、次の列車が来るまで駅周辺をうろついていた。







青空が広がるその下に、大きな陰りの空間が存在する。ここは文字通り異空間だ。
和歌山県内最高峰の秘境駅の名に、決して恥じない駅だ。

何もすることが無いので、時間より随分早く駅に戻った。
窓口で次の駅までの切符を買い、自動改札を抜け、ホームに駆け登った。

1面2線島式の狭いホーム上には、小さな上屋の付いたベンチがポツンと置かれている。
駅は急カーブのちょうど真ん中に位置しており、ホームは大きく湾曲している。



その為、列車とホームの間に大きな隙間ができる箇所が発生する。
ホームには、注意を喚起するペイントが施されている。



その昔、この紀伊神谷駅が高野線の終着駅だった歴史がある。
この風情ある駅舎は、当初のものなのであろうか?



ホームで待っていると、下り列車と入れ違いで、トンネルから上り列車が姿を現した。



駅員がホームに上がり、列車を見送る。
私は次の駅に向けて、上り列車に乗り込む。






この旅の物語の続きは、こちらをクリック


鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログへ

この旅の物語を最初からお読み頂ける場合は、こちらをクリック  

南海高野線は、難波~極楽橋を結ぶ路線であり、特に橋本~極楽橋間は、非常に険しい山岳の道筋を通らなければならない。
しかし無情にも、その苦労だけでは高野山にたどり着くことはできない。
極楽橋から、南海鋼索線、つまりケーブルカー路線に乗り換える必要があるのだ。



ケーブルカーで、極楽橋駅から330mの高低差を登りきったところで、難波から高野山までの鉄路は完結となる。


極楽橋駅にて、「こうや」からケーブルカーに乗り換える。
この駅では、私を含む「こうや」の乗客ほぼ全員がケーブルカーに乗り換えたと思われる。
車内のシートは瞬く間に全て埋まってしまった。



程なくして、ケーブルカーは出発。
最大約55パーセントの勾配を登り、5分ほどで高野山駅に到着した。



標高867mに位置する駅とあって、さすがに空気が冷たい。
難波から1時間半で別世界にたどり着いてしまった。

木造2階建ての駅舎は立派な佇まいを見せる。
ケーブルカーの駅として見れば、少々大袈裟な感じはするが、一大観光地の高野山の最寄駅として捉えると、これが妥当なのかもしれない。

駅前はバスターミナルとなっており、バスが整然と並べられている。
ここから高野山の中心部に向かうには、さらにバスを利用しなければならない。



ケーブルカーの乗客は、私以外は皆バスに乗り込み、それぞれの目的地に散らばっていった。
駅前にはバスターミナル以外、特筆するものは何もなく、一人駅に残った私は、色付きはじめた紅葉をしばし鑑賞した後、ケーブルカーで極楽橋にとんぼ返りする。

帰りのケーブルカーの車内は、行きとは異なり閑散としていた。
午前9時台で下山する者など、普通の観光客ではありえない事だろう。



極楽橋駅に戻り、改札口を抜けて駅の外に出てみた。



高野山駅とは全く違うイメージの、品疎な感じの出入り口。
まるでどこかの家の勝手口のような感じだ。
その割には、自動改札になっており駅員も常駐しているようだ。

駅は山奥に位置し、駅周辺に民家は見当たらない。
駅に通じる道も細く、舗装も十分でない。
この駅は、専らケーブルカーの乗り換えの為に利用されているのであろう。



この駅は、秘境駅ランキングにはランクインしていないが、十分に秘境感を味わえることができる駅だ。
駅のすぐそばには、駅名の由来となった極楽橋がひっそり佇んでいた。



どうでもよい事だが、この月は、江ノ電の「極楽寺 」駅、極楽橋駅と、『極楽』が付く駅2つに降りることができた。
あとは明智鉄道の「極楽」駅に下車できれば、日本の『極楽』が付く駅全てに下車したことになる。

駅に戻り、次の目的地までの切符を購入する。
自動券売機が無いので、窓口で切符を購入する事になる。
ホームには、橋本行き各駅停車の列車が出発を待っていた。





この旅の物語の続きをお読み頂ける場合は、こちらをクリック


鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログへ

※以下の時刻は、2014年11月の時刻表に基づきます。

 なお遅延のあった列車は、実際に駅を発着した時刻を記載しています。


2014年11月3日


本庄 発   5:38
 ↓
 ↓  高崎線:824M
 ↓
上野 着   7:05


上野 発   7:08
 ↓
 ↓  山手線外回り:609G
 ↓

新橋 着   7:19


新橋 発   7:26

 ↓
 ↓  都営浅草線/京急本線:782H
 ↓

品川 着   7:35

(「三浦半島1DAYきっぷ 」を購入)


品川 発   7:45
 ↓
 ↓  京急本線/久里浜線(特急):700C
 ↓
三崎口 着  8:58








三崎口 発   9:37


 ↓  京急久里浜線:903A
 ↓

堀ノ内 着   9:54


堀ノ内 発  10:06
 ↓
 ↓  京急本線:830
 ↓
浦賀 着   10:12








浦賀 発  10:28
 ↓
 ↓  京急本線:1033
 ↓
堀ノ内 着  10:33


堀ノ内 発  10:36
 ↓
 ↓  京急本線:1007A
 ↓
金沢八景 着  10:46


金沢八景 発  10:51

 ↓
 ↓  京急逗子線:1004D
 ↓
新逗子 着   10:58








新逗子 発  11:14
 ↓
 ↓  京急逗子線/本線:525C
 ↓
京急蒲田 着 12:03


京急蒲田 発 12:05
 ↓
 ↓  京急本線:1175H
 ↓
品川 着  12:11


品川 発  12:18

 ↓

 ↓  山手線外回り:1151G/1251G

 ↓

新宿 着  12:37


新宿 発  12:40
 ↓
 ↓  中央線快速:1215T
 ↓
三鷹 着  12:54


三鷹 発  12:56
 ↓
 ↓  中央線青梅特快:1213H
 ↓
国分寺 着 13:02


国分寺 発 13:04
 ↓
 ↓  中央線快速:1203H
 ↓
八王子 着 13:21


八王子 発 13:38
 ↓
 ↓  八高線:1361E
 ↓
高麗川 着 14:18


高麗川 発 14:38
 ↓
 ↓  八高線:241D
 ↓
倉賀野 着  15:52


倉賀野 発  16:03(遅れ)

 ↓

 ↓  高崎線:946M

 ↓

本庄 着   16:17(遅れ)



※この旅で初めて乗車した区間


 都営浅草線(新橋~泉岳寺 間)
 京急本線(泉岳寺~浦賀 間:全区間完乗達成)
 京急久里浜線(堀之内~三崎口 間:全区間完乗達成)
 京急逗子線(金沢八景~新逗子 間:全区間完乗達成)
 


京浜急行オフィシャルHP

http://www.keikyu.co.jp/





鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログへ