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~建築のたびと日々のできごとを写真とともに綴ります~

【九月十三日】

 表千家のお家元では、

   七代家元 如心斎(じょしんさい)の遺徳を偲ぶ、

    「天然忌(てんねんき)」が営まれるそうです



 これにならい、

   供茶(くちゃ)の稽古をつけていただきました



 天目茶碗に湯を汲み、

   茶杓を振りながらまんべんなく、

     お抹茶を振りかけます ※このとき、茶は点てません



 床の設えは、

   掛物:「円相」、花:白芙蓉、

     天目茶碗を天目台に乗せ、花の隣にお供えします



建築のたびblog +.+mokonote+.+-みのり

■菓銘:『みのり』

■ご製:『達屋』さん




【月冴える九月長月】

 9月最後の稽古のお菓子は、

   お月見の“月”にちなんだもの


建築のたびblog +.+mokonote+.+-草月

■菓銘:『草月』 ※餅米・山芋入りの生地はしっとりもちもち。。艶やかなどら焼き

■ご製:鈴懸(すずかけ)さん




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日々のできごと。。

  写真とともに綴るmokonote/モコノート


23の作家たちによる現代美術プログラム『宇山DNA



建築のたびblog +.+mokonote+.+-DNA9

蕎麦畑が広がる宇山の里を、

  てくてく散策しながら、

    そして車で移動しながら、美術鑑賞がつづきます



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【風と牛と蕎麦畑と】作家:福島俊をさん()

“福牛”をくぐると、

  “幸”がやってくるそうですよ バンザイ



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キラキラテープを張っている柵は、

  人型をしたアイアン作品


★:このイベントを教えて下さった、建築士“福島俊を”さん

  アーキテクトでありながら、アーティストでもあります



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【田園】@牛神神社 作家:向井じゅんこさん

 能舞殿に置かれた、

   田植え前の水面に映ったある風景



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【宇山の空気】@安広神社 作家:村中保彦さん

 宇山の空気が見える作品



+.+Fin+.+

日々のできごと。。

  写真とともに綴るmokonote/モコノート


東広島市から北上したところにある宇山の里


そこで展開された、

  23の作家たちによる現代美術プログラム『宇山DNA


道の脇にぽつぽつと点在する作品や、

  宇山の自然の恵みや建物を取り込んだインスタレーション作品を

    めぐりました



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【月の舟】@教念寺 作家:高木茂登さん

 本堂の正面に浮かぶ白い舟は、しめ縄の様‥

  “結界”の様な存在感もありました



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【音霊(おとだま)】@教念寺 作家:寺田勝彦さん

 釣鐘を逆さにしたフォルム‥

   音霊からこぼれた青いまゆ玉がかわいい



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monster】作家:杉谷一考さん

 少し奥まった林の中に歩を進めると‥ こわい

   妙に不安がつのる作品



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Scab】作家:もうひとりさん

 光を切り取る“ジェームス・タレル”の作品を

   彷彿させます



+.+つづく+.+

日々のできごと。。

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初秋の秋晴れのもと、

  建築の友人知人と共に、宇山の里を訪れました


東広島現代美術プログラム2012『宇山DNA

[ 主催 ]東広島市教育委員会

[ 会場 ]東広島市河内町宇山

[ 会期 ]201298日~923


まずは腹ごしらえ おいしい


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建築のたびblog +.+mokonote+.+-DNA2  ※地元で収穫されるそば粉を使った手打ちそば

【蕎麦三昧】@そば処「さわやか茶屋」


 廃校になった「宇山小学校」の、

   かつては職員室だったような店内でいただきました



 では、旧「宇山小学校」の教室に展示された作品から、

   作品めぐりをスタート!



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Art inMASU」】作家:桜田知文さん



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【つま先立ちで見る】作家:岡嶋晶子さん

 ふわふわ、ひらひら

   作家さんの見た、ある景色


+.+つづく+.+

日々のできごと。。

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ふらり、ひろしま建築を散策してみた


終戦直後、比治山に建設された、

 『広島原子爆弾傷害研究所』(1)で働く所員の為に建設された住居施設


1:以下、ABCCと略します



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■『ALLIED BOQ ABCC HIROSHIMA/ABCC米国人独身寮』

■設計:前川國男

□竣工:1953(昭和28)

■日本、広島市南区比治山公園

    ~広島市現代美術館を通り過ぎ、徒歩5分、比治山の丘陵を登りきったところ~


鉄筋コンクリート造2階建て、

  開口部は横長に連続するスチールサッシ


資材不足の復興当時、

  恵まれた立場であったであろう、米国のゆとりを感じます



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上階がキャンチレバーで持ち出され、

  少し奥まったところ、斜に設えられた玄関の構え



さて、終戦直後の広島の復興建築といえば、

 “丹下健三”の「広島平和記念資料館」と、

 “村野藤吾”の「世界平和記念聖堂」が頻繁に取り上げられますが


同時期、

 “前川國男”が携わった建築が広島にもあったのです

  ※昨秋になってようやく知る機会に恵まれ、常々気になっていました


既に特筆されていることではありますが、

 “前川國男”は日本の建築界を牽引し、

    近代建築の発展と共に活躍した建築家


これは、彼が広島に遺した唯一の建築



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ここ数年、各地で、

  この時代の名建築が解体の危機にさらされ、話題になっています


ナイーブな建築だけに話題性には欠けますが、

  ヒロシマの歴史の一端を担う“前川”建築の存在を

    知っていただきたい



【補足】

 現在、『放射線影響研究所』(2)職員比治山宿舎「比治山ホール」として機能しています


2:前回の+.+mokonote+.+ブログにてご紹介

 ⇒『ひろしま建築散策 / 放射線影響研究所 その1

   http://ameblo.jp/mokonote/entry-11358115750.html



【付録】

 過去、+.+mokonote+.+にて綴った“前川國男”関連ブログも併せてどうぞ♪


 ⇒『建築のたび vol.41_1 新・前川國男邸』

   http://ameblo.jp/mokonote/entry-11146701958.html


 ⇒『建築のたび vol.42_1 江戸東京たてもの園その1 / 前川國男邸』

   http://ameblo.jp/mokonote/entry-11150542610.html