カナダでの永住権を取得する際には、

日本での犯罪歴の有無を証明する警察証明、

通称:無犯罪証明書が必要です。

 

 

これは、日本の警察庁より発行され、

海外に在住の場合は、

大使館または領事館にて申請を行うことができます。

 

 

日本で取得するためには、

本人が警察庁に出向き、申請を行います。

 

ただし、代理申請ができないので、

本人が日本にいる必要があります。

 

 

(最近までなぜか、

永住権申請の際にこの無犯罪証明書に有効期限があると勘違いしていて

日本にいる時にとっていればよかった!

と思ったこともありますが、良い経験、笑)

 

 

海外からだと様々な手続きを経るため、

2ヶ月は見ておく必要があるそうです。

 

 

誰もが気軽に取得できるわけではなく、取得する目的が必要です。

カナダ永住権の場合は、必要ないそうですが、

それ以外の場合は『特別発給事案』とされて、

警察証明書を求める根拠となる法的根拠文書と

提出先機関からの警察証明書を要する旨を記した文書が必要となります。

 

 

私は今回、領事館にて手続きを行いました。

 

 

必要書類 

警察証明書発給申請書 3部(領事館の窓口にてもらう)

採取済み指紋原紙 1部(領事館の窓口でもらう or 事前に送付してもらう)

現在所有している有効な旅券原本 旅券の顔写真のページのコピー 3部 

 

 

 *申請書に記入する本籍地は丁目・番地まで正確に記入する。 

* 指紋を採取するには、エージェンシーに行く必要があります。私の場合は、$50くらいでした。

 

  

 《手続きの流れ》

 1.指紋原紙を入手:領事館の窓口で直接もらう or 郵送で⇒宛先を記入し相応の切手を貼ったレターサイズ返信用封筒と、指紋原紙希望の旨を記載したメモを同封の上、管轄内の領事部宛に請求

 

2. 指紋採取:最寄のエージェンシーまたは警察署に出頭し指紋採取を受ける

 

3*.領事館に来館申請人本人が領事館へ来館し、上記の必要書類を領事窓口に提出。

 

4.原本は約2~3ヶ月後に証明書受領    

 

 

3*が終わったら、警察証明書の申請を完了した際に、『申請書の控え』をもらうことが重要です!

 

申請書は英語と日本語の両方で書かれており、警察証明の書類を控えとしてコピーしてくれました。永住権申請書類の際に日本の警察署からの無罪証明書が間に合わなければ、警察証明申請書の控えと一緒に添付して送付できるようです。

 

 

指紋採取エージェントについては、

領事館に問い合わせると教えてもらえるので、

まずは聞いてみることが1番です。

 

 

基本的に、指紋採取エージェントでは

有効な身分証明書を2つ求められます。

カナダでの滞在を証明するもの(Work permitやStudy permit)、Health care card(保険証)やBirth cirtificate、運転免許証など...

 

しかし、Visitorである私が所有しているのはは、

Passport国際免許証 International Driver's Licenseのみでした。

 

 

もし、国際免許証も持っていない方がいれば、

領事館でBirth Certificateを発行してもらえます。

 

 

私は2つのIDが必要なところ、たった2つしかなく心もとなかったので、

念の為にBirth certificateを取得しました。値段は$14で、約1週間で発行されました。

 

 

必要書類は3つ

申請書(領事館のHPからダウンロード)

パスポートの顔写真ページのコピー

戸籍謄本のコピー

*戸籍謄本の両親の名前の横によみがなをふるように言われました。

 

 

私は、上記の書類を事前に郵送で領事館に送り、

婚姻届と警察証明申請を行う際に、取りに行きました。

 

 

まだ申請して1ヶ月経っていませんが、

婚姻届、警察証明に関しての情報はまだ更新できません。

 

 

国際結婚、やるべき手続きが沢山あります。

でも、STEP by STEP!!

やるべきことをコツコツとやれば、いつかは終わります。

頑張ります。

母国語以外の言語で会話を楽しめると、

世界が広がると私は思っています。

 

 

今は、その国の言語が話せなかったとしても

外国で暮らすことは以前よりも容易にできるでしょう。

 

 

どの国にも日本人コミュニティはあるものだし、

今の時代はオンラインで仕事もできるし

高い国際電話でなくとも

FaceTime, Skype, Zoomなどで

世界中どこに居ても顔を見ながら話ができる

 

 

でも、私はその場所ならではの楽しさ

コミュニケーションにあると考えています。

 

 

そして、外国語での会話を長続きさせる秘訣は、

 

 

単語を暗記すること

イディオムを知っていること

沢山の表現方法を覚えていること

正しい文法で話すこと

 

ではなく、

 

 

レスポンス力だと思います。

 

 

なぜ、これが大事かと思うと、

コミュニケーションはキャッチボールであり、

1人ではありません

 

 

いくら

たくさん単語を知っていて、

イディオムを知っていて、

沢山の表現を覚えていて、

正しい文法で話せた

としても、

 

 

続かなくては会話が成り立ちません

 

 

私がいうレスポンス力とは、

 

■『それはどういう意味ですか?』

■『その言葉は簡単な言葉で何ですか?』

■『それはどこですか?』

■『聞き取れませんでした』

■『書いてもらえますか?』

 

 

このような

相手の言葉に反応することです。

 

 

私がカナダに来て英語で友人と話していて

意識して習得しようとしているのが、

このレスポンス力です!

 

 

これが身につくと、

相手は気持ちよく話をしてくれて、

どんどんと話をしてくれます

 

 

それが、リスニングの練習にもなります。

 

 

毎日の会話の中でも学ぶことが沢山

人生は選択の連続

私は、性格上学ぶことが大好きなので、

今ある環境はとてもありがたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本人同士の結婚の場合は、

現在(2020.11)のところ夫婦別姓は認められていませんよね。

 

 

 一方で、日本人と外国人の結婚の場合は、

氏の変更の希望の有無の選択が可能です。 

 

 

しかし、この希望の有無の変更届:氏(うじ)変更届け は、

婚姻日から6ヶ月以内に提出する必要があります。

 

 

万が一、婚姻日から6ヶ月以上経ってから氏の変更をしたい場合や、

ミドルネームや複合姓を登録したい場合は、

日本の家庭裁判所へ行く必要があります。 

 

 

例えば、

日本人『山田(氏)・はな(名)』さん 

×

 外国人パートナーの『スミス(氏)・ジョン(名)』さん

の場合

 

 

 1.氏の変更なし⇒氏変更届けの届出必要なし

ex. 『山田・はな』

 

 2.婚姻から6ヶ月以内 ⇒ 氏変更届けの届出 

ex. 『山田・はな』→『スミス・はな』

 

 3.婚姻から1年後 ⇒ 氏変更届けの届出 + 家庭裁判所への申立 

ex. 『山田・はな』→『スミス・はな』

 

 4.婚姻から6ヶ月以内/6ヶ月以降 ⇒ 氏変更届けの届出 + 家庭裁判所への申立

ex. 『山田・はな』→『スミス・山田・はな』 

 *ミドルネームや複合姓となる場合は、いかなる場合も家庭裁判所への申立が必要

 

 

申立をする人:戸籍の筆頭者

 

申立をする裁判所:申立をする人の住所地の家庭裁判所

*海外在住の場合は、家庭裁判所に行けるタイミングで日本に滞在している先の家庭裁判所。

日本に実家や住まいがある場合はその地域の家庭裁判所に出頭。

 

申立に必要な費用:収入印紙 800円、連絡用の郵便切手1,361円(2020年11月現在)

 

申立に必要な書類:

1.申立書

2.戸籍謄本(全部事項証明書、除籍・改製原戸籍謄本含む)

3.その他、氏の変更の理由を証する資料

*その他の書類の提出を求められることもあるそうです。

 

《一般的な流れ》

 

ーーー①家庭裁判所での手続きーーー

 

申立て

↓ 

審理 【書面照会⇒参与員の聞き取り⇒尋問】

↓ 

審判(裁判官の判断)

 

*審判で、不許可または許可の判断が下され、結果の連絡(審判書謄本)があるそうです。

 

許可が得られた場合は、【確定証明書の申請】を行います。

ここまでが、家庭裁判所で行うことです。

 

ーーー②市町村役場での手続きーーー

 

【確定証明書】を持って【氏変更の届け出】を行い、戸籍の変更が行われます。

 

 

 

申立から、戸籍の変更まで、約1ヶ月半かかると考えたほうが良さそうです。

 

 

一時帰国の際にもできるとは思いますが、

長期で帰国する場合であるほうが良いと思います。

 

 

もし不服がある場合は、審判から2週間以内であれば、

不服申立てを行うことができるそうです。

 

 

申立ての書類は、自分で記入し、

日本の家族に提出(家庭裁判所へ)してもらうことが可能かと思います。

 

 

しかし、聞き取りについては、本人である必要があります

『〇月◯日に出頭してください』と裁判所から電話で連絡が入るそうです。

残念ながら、私の地元はメール連絡等は行っていないということでした。

 

 

もし、一時帰国に合わせて行いたければ、

申立書類提出の際に、帰国している日程を記載したメモを同封すると、

考慮してくださるとおっしゃっていました。

 

 

もし、正式に名字を変えたいと思っているのであれば、

早めに申請したほうが良さそうです。

 

私は、2020年夏からカナダで生活することを予定していましたが、

コロナが流行して延期が続いていました。

 

 

いつになったらカナダに行けるのか...

彼は、そんな不安が一気に吹き飛ぶくらいの提案をしてくれました。

 

 

カナダと日本、どちらもお互いの国に入国できなかったので、

デンマークで結婚をしました。

 

 

デンマークの法律の下で

婚姻が成立し、晴れて夫婦になりました。

 

 

日本の場合は

日本人(私達の場合はの戸籍に婚姻の事実を記載する必要があります。

 

 

そこで、私達が行った手続きを記録として残します。

私自身、沢山のことを調べて参考にさせてもらいました。

 

 

まず、外国方式で外国人と婚姻した場合の婚姻届に必要な書類は、

以下のとおりです。

 

1.婚姻届書2通(新しい戸籍を今までと別の市区町村に作る場合は、3通)

2.州政府発行の婚姻証明書(原本1通、写し2通)

3.同上の和訳文 2通

4.3ヶ月以内に発行された戸籍謄(抄)本(原本1通、写し1通)

5.配偶者の国籍を証明する書類(原本1通、写し2通)

*私は、カナダ国籍保有者である彼のパスポートを提出しました。

6.同上の和訳文 2通

 

 

これらをどこに提出するか?には3つの選択肢があります。

 

1~6書類を、婚姻成立から3ヶ月以内に、

選択肢1:日本の在外公館(大使館または領事館)直接提出

選択肢2:本籍地の市役所、区役所または町長役場直接提出

選択肢3:上記機関に郵送にて提出

 

 

私達は、結婚前はどこで提出できるかわからなかったので、

あらゆる可能性を考えて、

様々な機関(大使館、領事館、市役所)に問い合わせをしました。

必要とされる書類はもちろん全て同じでしたが、

書類によっては少し違うものも。

 

 

例えば、

婚姻届:提出先(宛先)が『〇〇市長様』『〇〇領事殿』と異なります。

和訳文

在デンマーク日本大使館機関にて和訳文を作成してくださるとのこと

在カナダ日本領事館地元の市役所和訳文の雛形を下さり、それに沿って自分で和訳

 

 

選択肢3については、原本を郵送しなければいけません。

婚姻証明書や、夫の旅券(パスポート)を郵送するのは、

何か会った時に困りますし、万が一なくなったら大変なので

私達はカナダの領事館に直接提出しました。

 

 

《戸籍が反映されるまで》

在カナダ領事館

日本の外務省

本籍地の市役所、区役所または町長役場

戸籍の登録

となり、戸籍登録までは1ヶ月ほどかかると伝えられました。

 

*領事館に提出に行ってから、2週間経ってから地元の市役所に電話して

書類が届いているかの確認を行いました。

結果は「まだ何も届いていません」とのことでした。

そして、市役所の方にもどのくらいかかるのか伺ったところ、

「海外からの手続きは平均で2~3ヶ月かかるようです」と言われました。

話が違う!?と思ってびっくりしていますが、カナダに限らず、全世界の平均ということなので、

領事館で1ヶ月と言われたならば、早いかもしれませんね。と。市役所に届いてからは1週間ほどで手続きをしてくださるとのことでした。

 

 

現在は、戸籍が反映されるのを待っているところです。

これからはデジタル庁も発展して日本の婚姻手続きも変わるかもしれませんが、

現在のところはこのような手続きでした。

 

 

早く簡易化されてほしいです。

次は、『氏の変更について』書きます。

 

私の外国語との出会いは、小学校の時でした。

 

 

日本で生まれ育った私は、

日本語を話す両親の下で、

周りの人が日本語しか話さない環境で、

日本語を話せるようになるのが当たり前に

育ってきました。

 

 

小学校の時、

父の仕事で海外に行くことになり、

初めて外国語の習得をすることになったのですが、

 

 

当時8歳の私は、A,B,Cも本当に知らなくて、

日本語の漢字すら『3年生までに習う漢字』

くらいまでしか知らない時。

 

 

今なら笑ってしまいますが、

英会話教室で『Cat』(猫)

の発音が上手く言えなくて泣いていました。

 

 

そんな、発音も、単語も、全然できない中で

渡米しました。

 

 

そして、通い始めたのは地元の公立小学校。

クラスは30名位でしたが、日本人は私ただ1人。

 

 

日本人の環境で育った私に、

黒人の担任先生と、白人の副担任の先生

白人、黒人、日本人以外のアジア人の友達ができました。

 

 

渡米前は全く話せなかったのに、

すぐに環境にも順応して、数カ月後には完璧に話せなくても

先生や友達とのコミュニケーションがとれていました

 

 

この経験から私が考えているのは、

日本は試験重視の社会で、

『正しい英語』の習得を目指して、

いつも正解があることを求めているということ。

 

 

でも、コミュニケーションの方法は1つではありません

確かに正しい文法を知ることは大切ですが、

試験のないリアルな世界では、

文法通りの組み立てで話すのが必ずしもベストとは限らない

 

 

英会話も、自分を表現するための

コミュニケーションの1つだと思うのです。

 

海外に住んで、いろいろな人と話していると、

話す内容は同じなのに、その話の持っていき方が

それぞれ違います。

 

 

日本人同士でも、

日本語でどんな話し方が”正しい”なんてないですよね。

 

 

それが、学校で習うとなると、

『これは正解』『これは不正解』と、急に評価の対象に。

ジャッジされるようになります。

 

 

私は、日本に帰国してからも

英会話は好きでずっと中学校くらいまで

英会話教室に通わせてもらっていましたが、

学校で勉強する英語は好きではありませんでした

 

 

なぜなら、私にとっての英語は、

教科書に書いてある表現だけでは無かったので。

評価されることがすごく嫌だったのです。