「ケメコさん」という愛称で有名な某大学の講師で、かつ某マーケティング研究団体の理事長でもあるSさん。

このSさんが月に一回、ラーメン屋さんを気ままにめぐるツアーがイケメンツアー。
なんと、待ち合わせ時間と場所だけ決めて、あとは誰が来るかわからないというほんと気ままで自由な企画。

ずっと参加したいと思っていましたが、ようやく参加出来ました。
今回はSさんをいれて5人。
しかも、12月ということで、ラーメンではなくにしんそば。

伺ったのは三条寺町をちょっとだけ上った東にある常盤。
蕎麦屋さんというより食堂。
でも、優しい味のにしんそばは美味でした。

mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-常盤のにしんそば

「おっ、粕汁あるね~」ってな話になりまして、なんとそのまま、軽く飲みに。
粕汁、板わさ、出し巻などつまみに軽く熱燗を頂きました。

mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-粕汁板わさ

で、二軒目はおなじみ「静」
学生時代から大変お世話になりました。
で、さっき出し巻頼んだのに、静だったらやっぱり出し巻ですよね。

mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-静1
といいつつ、写真はおでんだったりします。
こちらでは熱燗を中心に私は途中から麦お湯割りに。
「静」のお湯割りって、あの食堂の水グラスに使わせる某社の「HS」で出てくるんですよね。
これがまたよし・・

初めて参加させて頂いたイケメンツアー。
初めてお会いした皆さまとお話しつつ、演劇だったり、福井だったり、旅の話だったり、鉄道の話とか共通点が出てきて、いろいろとお話が盛り上がりました。
ほんと、人の出会いって不思議なものです。

またぜひ参加したいですね。
最後の写真は「静」の縄のれんです。

mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-静2

能をちゃんと観るのはおそらく始めてかもしれません。

薪能は何度か観たことありますが、それでも20年以上ぶりですね。

能ってよく考えたらミュージカルなんですね。

演奏は生演奏で、会話劇の要素もあり、主人公は大事なシーンで謡をし、地謡が盛り上げる。

それでいて、舞台と小道具、衣装を極力省略した抽象劇の要素もある。

改めてちゃんと観ると、600年も昔にこんな総合演劇を構成していた日本人ってすごいと思います。

狂言も能の合間の寸喜劇だと言うだけでなく、ちゃんと能の中に登場するんですね。

いやはや、今更知りました。
っていうか、今まで良く解らないで観てたんですね、私。

特に今日の演目の「船弁慶」は源義経役を子方といって少年が演じるのですが、まあ、これがかわいいこと・・

けど、多分パンフのわかりやすい解説が無いと「睡魔の攻撃」に打ちのめされてしますのでしょうね。

その点、林定期能はパンフの解説が実にわかりやすいです。

来年は1月29日から始まるそうです。皆さんもぜひ、能を観てみてくださいませ。

mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-林定期能

自宅から写真を発掘してきました。
まだ、ちゃんとスキャンしてないのですが、ひとまずアップします。
よく考えたら、自分の写真ばかりで申し訳ない限りですが、まあ、史料として残しておきます。

「天国の酒場」
西一風結成後4カ月目、4回目の街頭公演でした。

街頭とはいえ、20分超のお芝居で、それまでかなりパフォーマンス的な活動をしてきた西一風が、ちゃんと芝居になった(それまでもちゃんと芝居でしたが)形の公演を行った作品でした。

その年、死者62名を出した三菱南大夕張炭鉱ガス爆発事故を題材にした作品で、劇団創立者越あゆみさん渾身の作品でした。
街頭ながら、落盤を表現するため、段ボールを使った岩を上から落とすという効果を加えた作品で、特に夜の公演の方が雰囲気が出てよかったと思います。

私は、炭鉱に現れる亡霊の役で、鉱夫たちに危険を警鐘しつつ、落盤事故の後は「天国の酒場」へ男達をいざなうという役でした。

ちなみにモノクロですからわかりませんが、全身血糊で真っ赤です。
この血糊、自作でした。

mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-天国の酒場1


mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-天国の酒場2

こちらの写真は公演後のショット。
左で私に話しかけているのが、先輩の加瀬さん。
私のうしろで背中を向けているのが越さんです。
mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-天国の酒場3

西一風が名作に挑戦するプロデュース公演。
今回は松尾スズキさんの「ふくすけ」でした。

正直、かなり難しい作品だったと思います。
めくるめく展開と個性的な登場人物。
3組の登場人物がくるくるとからまって、細かく切りかわりながら展開してゆくお芝居。

しかもその作品の12人の登場人物を、西一風は8人でこなすという荒業。
もっと言えばスタッフを加えても10人。
かなり、よくやったと思います。

あらすじは既成作品ですし、今日もやってますので書きません。

昨日の公演が終わった後、意見を求められたので、ちょっと厳しいかなと思いつつ正直に指摘しました。

それぞれの役者が自分の役をやるので精一杯で、相手の芝居を観れていない。
つまり、ひとつひとつのシーンのつながりが浅い。
それによって、この芝居のミソであるドライブ感が損なわれてしまっていました。

言い換えれば、皆、真面目。
動きにしても、セリフにしても、もっと強さと緩さが無いとドライブ感が出てきません。
意識的に間をつめるぐらいしてもいいのではないかと。

たぶん、彼らのことだから、今日、最終日調整してくると思います。
それだけの実力はみんな持ってると僕は思っています。

その中でも早川さんはよくやってたと思います。
彼女かなりうまくなりましたね。
あ、もちろん、他の役者さんもがんばってましたよ。

何事も良い経験です。今日も、そして、また来年もがんばれ西一風!!
僕は応援続けますよ。
2代目座長だしね。(笑)

もし、よろしければ、今日も立命館大学学生会館小ホールでやっています。
ぜひ、観に行って頂ければ幸いです。

mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-西一風ふくすけ
落ち込んだ時。

でも、やっぱ、やんなきゃなって思う時。

僕はひとりでこの歌を歌っています。

大好きなアンジーの大好きな曲です。