Facebookやtwitterには写真をアップしたのですが、よく考えれば、友達申請受けていない人やフォローされていない人には見れないわけですので、改めてブログにもアップしておきます。
(一応、本人了承済みです・・・・「ブログまでとは聞いてない」と怒るかな?)

無限洞のマスター、つい先日60歳、つまりは還暦を迎えられました。
パチパチパチ・・・
と言っても50歳でも十分通用する雰囲気でして、ますますお元気です。

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-無限洞のマスター

最近はあんまり卓球はされていないらしく、もっぱら息子さん(三男さん)と釣りに行くらしいです。
ちなみに二男さんはサッカーでメキメキ頭角を現しているとか。
あ、長男の哲也さんは皆さんご存知ですよね。

無限洞をオープンしたのは、当人曰く27、8歳のころといいますから、1979年ごろなのだと思います。
この前年に文学部の衣笠移転が完了してますから、衣笠の学生数も増えてきた頃だったのでしょう。
私が大学に入学したのは1984年ですから、オープンして5、6年と言った頃でした。

たしか1回生の頃だったか、駐車場をつぶしてお店を拡大してました。
マスター曰く「当時は儲かっていたから、野心がでたんや」とか。
現在の入って左手にあるテーブル4席ほどの空間は、オープン当初にはありませんでした。
そう言えば、その狭いお店でも昔は友部正人さんのライブとかよくやってましたね。

あれから、25年以上の時を経ても無限洞は変わらずにあります。
時々ここにきて、懐かしい仲間、先輩、後輩達の消息を聞くのが何よりの楽しみです。
まあ、今は頻繁に来過ぎて、情報を提供する側になりつつありますが・・・

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-無限洞のピラフ

ここ最近(と言っても10数年)の無限洞名物は塩焼きそばとしょうが焼きになっているそうですが、私が学生の頃は圧倒的にカレーとピラフでした。
だから、ここに来ると3回に一回はピラフを頼みます。
確か昔はレーズンが入っていたような気がしますが、今度行ったら聞いてみようっと。

さて、写真はずっと無限洞に飾られている舞台写真。
現在、王子小劇場で活躍されている松本謙一郎さんの作品で、月光斜か西一風の舞台写真ではないでしょうか。

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-松本さんの舞台写真

とまあ、そんな無限洞です。
よろしければ、一度足を向けてくだされば幸いです。
昨日は区民体育会でした。
区と言っても、中京区とか葛飾区とかの区ではなく、京都独特の学区なんです。
私たちは朱二学区と言いまして、朱雀第二小学校へ通う学区のこと。

区民体育大会のことに関してはケメコ先生こと澤田さんもブログに書かれていらっしゃいますので、ぜひこちらもご参照くださいませ。

ケメコ通信ブログ

さて、実は、私、通算9年京都に住んでいますが区民体育大会は初参加です。
まあ、家族で暮らすのは今年が初めてですしね。

しかも、私が暮らすマンションでは、ようやく今年自治会を結成しまして、その自治会自体が初参加だったんです。
自治会結成までにはいろいろと議論がありまして、ついに管理組合とは関係なく、自主的に結成することになり、74戸のうち10戸だけが参加して自治会を結成することになり、その自治会のほぼデビュー的なイベントがこの区民体育大会でした。

我々の自治会はまだテントも旗も何もありませんから、他の参加者が少ないかあるいは戸数の少ない自治会との合同テントでした。
競技も、人数がいないこともあり参加できない競技があり、あまり存在感を示せませんでしたが、オープン競技のムカデ競走で見事1位になり、ちょっとだけ目立ちました。(笑)

それと、見ず知らずのおばあさんが私たちの子供の面倒を観てくれたり、応援をしてくれたり、合同テントなりに面白かったです。

さて、自治会活動も賛否いろいろとあります。
特に、あまり隣近所と関わりたくないマンション居住者の場合は、管理組合だけならまだしも自治会となるとほぼ拒絶反応に近い反応が出ます。また、私のマンションでは私学へ通う子も多く、学区は関係ない人もたくさんいます。

でも、一方で防犯、防火など災害時の対応など、隣近所で連携しなければならないことも多く、自治会で連携した方が良いこともあります。

京都の自治会は歴史が長い分、新参者はなかなか受け入れられないこともあったり、やりにくいこともあるのですが、一方で街中の小さい自治会は過疎・高齢化が進んでいるという実態もあります。
また、活動が面倒、負担が厳しい、会費を払うだけで全く意味が無い、一部の人の飲み食いに会費が使われるなどと言った問題も聞こえてきます。

なかなか難しいかもしれませんが、個々の負担を強制しない、リベラルな運営をする自治会を築いていければなと思います。

写真は障害物競走を応援する合同テント内の写真です。

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-区民体育大会2012年
さて、先週の土曜日の話です。
一緒に仕事をさせていただいていますWebデザイナーWさんのお誘いを受けて、THE ROB CARLTON 4F「トーストマスターズ」を観てきました。

なんと、彼らはWさんの高校の同級生でかつ、メンバーはラグビー部のOB。
高校、大学と演劇経験は特になく、卒業後、就職してしばらくして「何かやろうと」言ってはじめたそうです。

それで劇研でやってしまう行動力が、なんともすごい。

で、お芝居はとてもオーソドックスな喜劇でした。
舞台はある迎賓館の一室。時代は明治後期から昭和前期ぐらい。
その迎賓館で開かれるある国の皇太子の歓迎セレモニーの乾杯のあいさつを、閣下と大臣がそれぞれ受けてしまったことに端をほっする喜劇。

「ドッカーン」とした笑いではなく「クスクス」という笑いというよりはおかしみと言った感じが、とてもオーソドックスで懐かしい感じで面白かったです。

公演終了後、少し劇団の方とお話しましたが、やはりそこが狙いだったそうです。
いわゆる今の流行りのスタイルではなく、オーソドックスな喜劇、それはコントでも吉本的な笑いでもなく、昔やられていたような喜劇を再びやりたいと考えてことだったそうです。

確かに「演劇的」な先進性はありませんが、むしろ今だからこそこういったオーソドックスな喜劇は存在感があるなと感じました。

正直、時代の考証が少し甘かったり、間の取り方をもう少し工夫した方が良いところなどもあったのですが、何より楽しく演じている姿がとても素敵で観ている側もとても楽しかったです。

それにしても、彼らの行動力とそれを応援する劇研でほんと素敵でした。
(ちなみに、開場前劇研K女史が制作のお手伝いをしていたのでびっくり)
48歳のおっさんも負けてられません。
行動を起こさねばと思います。
写真が公演後の様子です。
mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-夜の劇研1

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-夜の劇研2

壁ノ花団の公演を観るのはこれで2回目。
家族の了解を得て土曜日に行ってきました。

場所は元・立誠小学校の講堂。
暑くて蚊がいっぱいでしたが、雰囲気いいですねここは。
しかも、虫よけスプレー用意してくれていましたし。

さて、お芝居。
瀬戸内にある小島ではないかと思われる舞台、五人の男女がそれぞれ、「私」の話をしながら展開してゆくのは、前回と同じような作り方ながら、どことなく奇妙な設定と人物、茫洋とした感じの登場人物が出てくるさまは、やはり面白い。

45歳の小学校一年生、同じく学校に通おうとしたが間違って用務員になってしまった兄。
その兄弟に「もっと馬鹿になるから」と学校に行かせなかったくせに、死ぬ間際に「学校へ行け」と言い残した母。
一緒に暮らしていた男に部屋の中で泳ぎを習っていた女。
男がいなくなり、男と約束していた島へ流れ着いた女はその島で教員になる。
その女に教員になることを進め、自分は教員を辞めて東京へ行こうとする未亡人。
その女に拾われた以前いっしょに住んでいた男によく似た犬。
そして、前述の「兄」の方を迎えに来た叔母。
この叔母は実は何年も前に死んでいた。

絶妙なくらい変わった人たちを、やはり絶妙な間でみせてくれる。

これは役者の巧さもあるし、演出の巧さ、テキストの巧さでもあるのでしょう。
舞台がシンプルなだけにその巧さが際立っていました。

特に、前回もそうでしたが、内田淳子さんの演技のキレは良かったですね。
長い間彼女のお芝居を観ていなかったことが本当に悔やまれます。
ま、一昨年までは芝居自体ほとんど観てなかったんですがね。

公演終了後、その内田さんが太宰治の「燈籠」を朗読してくれました。
本編同様、間の取り方が絶妙に巧く、シーンのすべて、登場人物の表情までイメージできました。

ほんと、内田さん、さすがでした。
「え、感想の締めはそこですか?」って言われるかもしれないのですが、朗読まで聴いてしまったせいか、彼女のすごさがさらに引きたった感はあります。

いやはや面白かった!また観に行きます。

で、写真は元・立誠小学校の玄関です。

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-元・立誠小学校
上の娘が中学に入ってから急に百人一首に興味を持ち始めました。
「ちはやふる」という漫画の影響だそうです。

「嵐山へいきたーい」というのはここから来ております。

我が家から嵐山へは車で15分ほど。
駐車場も一日停めて800円という市営の駐車場がありますので、家族でドーンと車で行って、後は現地を歩きまわると言うのがリーズナブル。

まずは天竜寺へ行ってきました。

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-天龍寺1

丁度、雲竜図が公開されていました。
なかなかの迫力です。
それと天竜寺と言えば、庭園。
広くて見ごたえありますので、子供たちは大喜びでした。
私としてはもう少し寂れた感がある方が好きなんですがね。

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-天龍寺の庭

ちなみに青鷺がいいかんじでした。

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-天龍寺1

竹林を抜けて亀山公園へ。

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-竹林の道

百人一首の石碑がところどころにあるそうで、それを観たいと娘が言うので。
この石碑は時雨殿同様、賛否あるようです。
実際、石碑をめぐっているのは我々家族ぐらいでしたが、子供達が百人一首に親しむには良いのではないかと思います。
あ、写真は下の娘です。

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-石碑

最後に時雨殿にも行きました。
ここも賛否あるでしょうが、子供達にはわかりやすい空間です。
上の娘はすっかり藤原定家のファンになっております。

ま、こんな嵐山にすぐ行けるので、家族は「京都に来てよかった」と言ってくれます。
ありがたいことです。