さて、先週の土曜日の話です。
一緒に仕事をさせていただいていますWebデザイナーWさんのお誘いを受けて、THE ROB CARLTON 4F「トーストマスターズ」を観てきました。

なんと、彼らはWさんの高校の同級生でかつ、メンバーはラグビー部のOB。
高校、大学と演劇経験は特になく、卒業後、就職してしばらくして「何かやろうと」言ってはじめたそうです。

それで劇研でやってしまう行動力が、なんともすごい。

で、お芝居はとてもオーソドックスな喜劇でした。
舞台はある迎賓館の一室。時代は明治後期から昭和前期ぐらい。
その迎賓館で開かれるある国の皇太子の歓迎セレモニーの乾杯のあいさつを、閣下と大臣がそれぞれ受けてしまったことに端をほっする喜劇。

「ドッカーン」とした笑いではなく「クスクス」という笑いというよりはおかしみと言った感じが、とてもオーソドックスで懐かしい感じで面白かったです。

公演終了後、少し劇団の方とお話しましたが、やはりそこが狙いだったそうです。
いわゆる今の流行りのスタイルではなく、オーソドックスな喜劇、それはコントでも吉本的な笑いでもなく、昔やられていたような喜劇を再びやりたいと考えてことだったそうです。

確かに「演劇的」な先進性はありませんが、むしろ今だからこそこういったオーソドックスな喜劇は存在感があるなと感じました。

正直、時代の考証が少し甘かったり、間の取り方をもう少し工夫した方が良いところなどもあったのですが、何より楽しく演じている姿がとても素敵で観ている側もとても楽しかったです。

それにしても、彼らの行動力とそれを応援する劇研でほんと素敵でした。
(ちなみに、開場前劇研K女史が制作のお手伝いをしていたのでびっくり)
48歳のおっさんも負けてられません。
行動を起こさねばと思います。
写真が公演後の様子です。
mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-夜の劇研1

mokichi4516こと齋藤秀雄の再び京都へ戻ってきました。-夜の劇研2