こんばんは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
高橋 照世です。
私は、無条件に愛されている。
このまんまの私で、ちゃんと受け入れられている。
幼少期にそう実感することができなかったために
大人になってからも
常に誰かに認められていないと不安になったり
いつも自分の外側に安心材料を求めて振り回されてしまったり
不安定な心理状態に陥ってしまうことは
確かによくあることだと思います。
でも、
大切にしてもらうべき人に受け入れられずに育った人たちが
みんながみんな不安定になってしまうわけではありません。
じゃあ、
その違いはいったい何なのか??
というと…
それは、過去を振り返る力があるかどうか
なのだそう。
過去を振り返る力があると、
その過去の出来事の中から大切なメッセージを受け取り
前を向いて歩いていくことができるのだそうです。
誰だって
悲しくて悲しくて思い出したくない過去のことなんて
出来ることなら記憶の奥の方に
ぎゅーーーっと押し込めてしまいたくなりますよね。
でも、自分自身をその悲しみから解放してあげるためには、
押し込めるよりも
あえて思い出すことで、
その時の気持ちをもう一度感じ直してあげる必要があるのです。
UMIカウンセリングでは
今、問題だと感じている出来事と繋がっていそうなところから
過去の出来事を一緒に思い出していく作業をしていきます。
今まで無意識に押し込んだり飲み込んだりしてきた感情を
当時のことを思い出しながら
ゆっくり時間をかけて出していきます。
自分1人だと、なんとなーく思い出して終わってしまいがちなところも、
カウンセリングの場では
聴いている私に伝わるように
みなさん、ていねいにていねいに言語化してくださいます。
詳細を思い出しながら
あぁ、そうだった…
当時はこう感じていたなぁ…
でも本当はこうして欲しかったんだよなぁ…
と、その時感じた気持ちを
ていねいにていねいに言語化してくださるのです。
つらい過去の話を
安心安全な場で、他人に聞いてもらうということには
そういう意味でも、
大きな意義があるように思います。
そして、思えばこの作業こそが
そのまま、
クライアントさん自身の
過去を振り返る力を育むことにつながるのだろうと思うのです。
ほんとはどうしてほしかった?
私自身はどうしたかったんだろう?
当時の自分が
本当に分かって欲しかった思いって、
果たしてなんだっただろう?
そこがしっかり言語化されていくことで
思い出したくもなかった過去は
思い出しても大丈夫な過去へと昇華されていくのです。
どんな過去も、
これからの人生を自分らしく生きていくための通過点。
ポジティブな感情も、ネガティブな感情も、
自分自身の大切な一部です。
どんな思いを出しても大丈夫。
NGなことなんてひとつもありません。
その大切さを伝えるために
私はこれからも
安心安全な場を提供していきたいなぁと考えています。
ふと窓から外を見るとこんな不思議な雲が〜