公立学校教諭の男(30)をSNSで知り合った少年への性的暴行等の容疑で逮捕(愛媛県警)
続報
先月27日、愛媛県警から身柄を送検された四国中央市の公立学校に勤める教師の男に対し松山地検は15日起訴したことが地元テレビ局に報じられています。(上記前欄で読売新聞は逮捕された教員を同市立小学校教諭と報じています。)
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テレビ愛媛 2月16日 19:43 引用 ※教諭の実名は伏せました
「見せ合いできる?」四国中央市の公立学校教諭の男 少年に性的暴行加えた罪で起訴【愛媛】
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不同意性交等や映像送信要求などの疑いで起訴されたのは、四国中央市内の公立学校に勤務する教諭・被告(30)です。
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松山地検は認否を明らかにしていませんが、被告は逮捕時容疑を認めています。
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不同意性交については県内のホテルで10月29日に性的暴行を加え、その様子を動画で撮影した罪などにも問われているとも報じられていますが、ホテルへの同伴に強要性があったのかどうかも裁判では審理されましょう。ホテルの属性にもよりますが、同伴に同意があれば不同意への見方も変わるべきと弁護人は主張するのかもしれません。が、その場合、検察側からはホテルの属性がどうであれ性行為なき利用も可能であるから、性交そのものへの不同意性が認められるからにはたとえ少年の同伴合意があった場合であっても酌量には当たらないとの反論も出てくるのかもしれません。
いずれにせよメディア各社は裁判の模様も報じてもらいたいものです。
さて、公立学校すなわち公立小(読売報道)教諭は性加害容疑として逮捕・送検・起訴もされたのですが、四国中央市役所や愛媛県教委のHPで知る限りでは現時点で懲戒処分は行っていないようです。
懲戒処分の実施状況について(愛媛県教委HPより)
おそらくは身柄拘束中であろう容疑者(被告)と面会ができないことからに未処分でしょうが、他の自治体では逮捕の時点で懲戒処分は行われていましょう。また警察によっては当事者と人事担当者の面会を許すところもあると側聞しています。
類似犯罪防止のためにも迅速な処分とその公表は公益に適うことを教育委員会も官憲も認識しなければなりません。
追記
早すぎるリンク切れ(四国中央市教育委員会)@学校教諭(30)による性加害周知