一連の報道によると愛媛県警松山西警察署はSNSを通じて知り合った16歳未満の少年に性的暴行を加えたなどとして、不同意性交や性的映像送信要求などの疑いで四国中央市上柏町に住む同市立小学校教諭の男性容疑者(30)を逮捕しました。昨年7月の刑法改正で新設された「性的映像送信要求罪」を愛媛県警が適用して逮捕するのは初めてともいいます。
メディアへの警察発表によると容疑者は去年10月、SNSを通じて知り合った少年が16歳未満と知りながら撮影させたわいせつ画像を携帯電話に送信させて保存。その5日後、ホテルで少年に対し性的暴行を加えた疑いがもたれてるそうです。
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南海放送 2024.01.26 18:14 ※容疑者名は伏せました
SNSで知り合った少年に性的暴行 公立学校教諭の男を逮捕「映像送信要求罪」適用は県内初【愛媛】
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10月下旬に少年の保護者が警察に届け出たことから事件が発覚したもので、警察の調べに対し容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
NHK 愛媛のニュース 01月26日 20時46分
四国中央市 男の教員が少年に性的暴行容疑で逮捕
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警察によりますと去年10月、16歳未満の少年に対し、わいせつな画像を撮影して携帯電話に送るよう求めた上、その5日後に県内のホテルでこの少年に性的暴行をした疑いが持たれています。
教員と少年はSNSを通じて知り合ったということで、事件のあとすぐに警察に届け出があったということです。
警察の調べに対し、教員は「間違いありません」と容疑を認めているということで、警察は詳しいいきさつを調べることにしています。
四国中央市教育委員会によりますと逮捕された教員は勤務態度はまじめで、保護者などからのクレームは無かったということです。
市教育委員会では、教員の処分などについては今後、検討するとしています。
NHKの取材に対して市教育委員会は、「子どもたちや保護者、そして地域の方にご迷惑をおかけして申し訳ありません。信頼回復と共に子どもたちの心のケアを第一に考えて再発防止に取り組みたい」と話しています。
読売新聞オンライン※容疑者名は伏せました
(見出し略)
少年に性的な画像を送るよう要求したなどとして、松山西署は26日、四国中央市上柏町、公立小教諭容疑者(30)を不同意性交と性的映像送信要求などの容疑で逮捕した。
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容疑者の勤務先が中高ではなく小学校であることは読売新聞記事から分かります。四国中央市立小学校教諭であることは警察発表なのか読売の独自取材に基づくものかは定かではありませんが、他報道が単に公立学校勤務としていることから私は後者と推察しています。
容疑者教諭は四国中央市在住との報道もありますが、被害少年の学齢や学年等の情報等も非公開のようです。居住都道府県も同様に定かではありません。
警察がそれらを公表することで被害少年の特定はたやすくできないことから、防犯の意識づけのためにもそのあたりは公開事案にすべきだったものと思います。
それにしても容疑者はそんなことすればいずれ発覚して何もかも失うことになるとの自覚はなかったのでしょうか?
特に少年に送信させたわいせつ画像の保存は爽籟、何かがきっかけでがさ入れがあった場合の顕著な違法証拠になりえることは頭に浮かばない、あるいは浮かんでも冷静にとらえることができないほど画像に夢中になっていたのでしょうか?
だとすれば至極残念なことです。
ホテルでの性的暴行にせよ、いずれ足がつくことは容易に知れることでしょう。
すべては分別や道理の感覚が麻痺していたことからの犯行ではなかったでしょうか。
他の報道(itv アイテレビ)では少年にケガはなかったものの、警察は余罪などがないか調べを進めていますとも報じていることも付記するところです。
追記
容疑者は27日、松山地検に身柄を送検されています。
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愛媛朝日テレビ 2024年01月27日(土 ) 19:19
わいせつ行為疑い・四国中央の教師の男送検【愛媛】
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顔を衣類ですっぽりおおわれた送検連行の模様の画像を容疑者が教鞭をとる小学校の児童が見ることへは察するにもあまりあります。
容疑者の勤務する学校では27日、保護者会を開いて事件の説明を行うことも報じられていますが、説明を受ける方々も非常に困惑されておられるのではないでしょうか。児童への説明や心のケアは並大抵な事でもないでしょう。
いずれ容疑者は仮釈放されるものと思われますが、市教委からの処分の時期にかかわりなく勤務校に自ら出向き、児童(生徒)の前でひとへに謝罪することが要されているのではないでしょうか。
追記2
公立学校教諭の男(30)をSNSで知り合った少年への性的暴行等の容疑で起訴(松山地検)
追記3